FXテクニカル分析
Week strategy(11/18-11/22)
アルゴリズム解析でポンド円、翌週11/18-11/22方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
(想定レンジ上限)196.35
(想定レンジ下限)192.86
中期トレンド(週足)=4週線、6週線の攻防からトレンドの見極め
二週連続の陰線(上髭陰線 実体部:366Pips、上髭:145Pips、下髭:51Pips)です。
11月11日(月)東京時間は日経平均は前週末終値付近推移している事で円買いが後退。米トランプ次期政権の政策期待で米10年債利回り上昇基調からのドル買い、円売りで、ドル円のドル買いに連動して上昇。欧州時間はドル円とポンドドルのドルの綱引きからホックスでの動き。NY時間はダウ平均が堅調推移するとドル買い、円売りから、ドル円のドル買いに連動して上昇。ただベテランズデーで米債券市場が休場ということもあり、勢いはなかった。その後、ダウ平均や日経先物が上昇幅を縮小が重しとなり上値を切り下げる。
11月12日(火)東京時間は対中強硬派の政権入りが報じられ、今後の米中対立を警戒した相場展開に。更に日経平均が333円高から230円超安まで下落に転じ、リスク回避の円買いが進み下落。欧州時間は英失業率悪化からのポンド売りが先行して下落。その後、英10年債権利回りが上昇して始まった事からポンド買い。米10年債権利回り上昇を受けてたドル円での円売りで、ポンド円は両通貨の上昇に支えられて反発上昇。NY時間は米長期金利上昇を受けてドル買いやユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから、ポンドドルに連動して下落。
11月13日(水)東京時間は東京仲値の値決めに掛けて実需(輸入)からの円売り需要で、ドル円の円売りに連動して上昇。その後、中国人民銀行が人民元取引の基準値を予想よりドル安・元高に設定したことによりドル人民元が下落。更に、日経平均下落からの円買いで失速。11時過ぎから米10年債権利回りが上昇基調を維持している事で、ドル円のドル買いに連動して反発。欧州時間は米長期金上昇を受けてドル買い、円売りが進み、ドル円のドル買いに連動して上昇。その後、米長期金利が低下に転じると、ドル売りの綱引きから挟んで揉み合い。NY時間は 米CPI発表直後に低下した米10年債利回りが上昇に転じドル買い戻しが入り、ドル円のドル買いに連動して上昇。
11月14日(木)東京時間は開票作業が続いている米国の連邦議会選で、上院に続いて下院も共和党が過半数を確保する見通しとなり、大統領職と上下両院を共和党がすべて支配する「トリプルレッド」の報道を受けてドルは全面高の展開に。ドル円のドル買いに連動して上昇。欧州時間は米10年債利回りの高止まりからドル買い、円売りが進み、ポンドドルのドル買いに連動して下落。19時40分過ぎから米10年債権利回りが低下に転じるとドル売り、円買いに。下値を切りさ上げる。NY時間は米長期金利低下からドル売りが優勢となり、ポンドドルのドル売りに連動して上昇。その後、米長期金利が低下幅を縮小を受けて上値を切り下げる。
11月15日(金)東京時間はトランプ・トレード(米国債売り・ドル買い)が継続。本邦の7-9月実質GDPでは前期分が大幅に下方修正され、デフレーターも弱い結果だった事での円売り。そして仲値に掛けてのゴトウ日実需(輸入)からの円売りから、ドル円の円売りに連動して上昇。仲値を通過すると実需が後退し失速。その後、198.10-198.40でのホックスで方向性の定まらない動き。欧州時間は日米株価先物の下落や米10年債権利回り低下からドル売り、円買いが進み、ドル円の円買いに連動して下落。その後、株価の下落や米10年債権利回り低下が一服するとショートカバー。NY時間はダウ平均が一時400ドル超下落や日経先物が大証終値比810円安となり、リスク回避の円買いが入ると、ドル円は下落。一方でポンドドルは英10年債権利回り低下からのポンド売りやユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが出て下落。ポンド円は両通貨の下落に連れて2円以上の大幅下落。
トレンドラインは4週線、6週線が下向きに変化、9週線、13週線が上向き、26週線が下向き変化、52週線が上向き。パラボリック(183.32)はロング転換5週目です。
来週は4週線、6週線の攻防となります。
両線の上抜け&上向きが継続すると上昇トレンド継続。両線を下値目処とした押し目買いの展開。反対に両線に上値を押さえられると上昇トレンド一服。両線を上値目処とした戻り売りの展開が想定されます。
◇2024年7月11日週高値(208.15)
◇4週移動平均線(196.77)
◇6週移動平均(196.19)
◇26週移動平均線(195.83)
◇9週移動平均線(194.90)
◇11/16 7:00(194.80)◇基準線(194.12)
◇13週移動平均線(192.96)
◇一目均衡表雲の上限① (192.27)
◇52週移動平均線(192.26)
◇転換線(191.85)
◇一目均衡表雲の下限②(185.91)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2024.11.16_7:00現在のデータを基にしています2024.11.15ポンド円TOKYO-Summary仲値に掛けてのゴトウ日実需(輸入)からの円売り
・トランプ・トレード(米国債売り・ドル買い)が継続。本邦の7-9月実質GDPでは前期分が大幅に下方修正され、デフレーターも弱い結果だった事での円売り。そして仲値に掛けてのゴトウ日実需(輸入)からの円売りから、ドル円は156.75まで、ポンド円は189.45まで上昇。
・仲値を通過すると実需が後退し、ドル円は156.33まで、ポンド円は198.01なで失速。その後、ドル円は156.63まで、ポンド円は198.34まで反発するも、一時560円超高となっていた日経平均が200円超高まで上昇幅を縮小した事で、ドル円は156.27まで、ポンド円は198.10まで下落
・後場から日経平均が下げ止まると、ドル円は156.55まで、ポンド円は198.42まで上昇。その後、再び日経平均が上昇幅を縮小すると、ドル円は156.30まで、ポンド円は198.12まで上値を切り下げる。
・一方でポンドドルは対円でのドル失速が支援となりた事で1.2682まで小幅に上昇となっています。
2024.11.15ポンド円LONDON-Summary日米株価先物の下落からリスク回避
・ドル円は日米株価先物の下落や米10年債権利回り低下からドル売り、円買いが進み155.21まで下落。一方でポンドドルはユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから1.2648まで下落。ポンド円はドル円とポンドドルの双方に連れて1.6.46まで下落。
・ドル円は株価の下落や米10年債権利回り低下が一服すると155.51まで反発。一方でポンドドルは19時過ぎからユーロポンドのユーロ売りポンド買いに転換すると1.2697まで反発上昇。ポンド円は両通貨の反発に連動し197.38まで反発上昇となっています。
2024.11.15ポンド円NY-Summaryリスク回避の円買い
・米ニューヨーク連銀製造業景気指数は+31.2と市場予想予想の-0.7を大きく上回る。米10月輸入物価指数も前月比+0.3%市場
と市場予想の-0.1%に反して上昇。良好な結果となった米経済指標を受けてドル買いに。ドル円は155.78まで上昇。一方でポンドドルは1.2625まで下落。ポンド円はポンドドルの下落に連れて196.22まで下落するも、ドル円の上昇に連れた買いも入り、その後は196.83まで持ち直す。
・ダウ平均が一時400ドル超下落や日経先物が大証終値比810円安となり、リスク回避の円買いが入ると、ドル円は153.81まで下落。一方でポンドドルは英10年債権利回り低下からのポンド売りやユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが出て1.2600まで下落。ポンド円は両通貨の下落に連れて191.29まで下落となっています。
[昨日 158P 11月累計 1284P]
198.30(S)⇒198.15利確15P
198.30(S)⇒198.33利確▲3P
198.43(S)⇒198.18利確25P 2024/11/15 10:19
197.84(L)⇒198.05利確21P
197.57(L)⇒197.64利確7P
197.74(L)⇒197.64利確▲10P
197.57(L)⇒197.47利確▲10P 2024/11/15 16:55
196.99(S)⇒196.80利確19P
196.95(S)⇒196.80利確15P
196.82(S)⇒196.60利確22P
196.48(S)⇒196.22利確26P
196.60(S)⇒196.49利確31P 2024/11/15 23:56
[data条件等]※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 17.4.7版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2024.11.1規定)
[トレードスタイル]※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。
[リアルタイムトレード]リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(夏時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。