FXテクニカル分析|FXデイトレード|Week strategy(4/1-4/5)
アルゴリズム解析でポンド円、翌週4/1-4/5方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
(想定レンジ上限)192.50
(想定レンジ下限)189.27
中期トレンド(週足)=4週線、6週線の攻防からトレンドの見極め
三週連続の陽線(陽線上下に髭 実体部:23Pips、上髭:69Pips、下髭:53Pips)です。
3月25(月)東京時間は神田財務官の口先介入を受けて円買い。その後はゴトウ日実需(輸入)からの円売りで反発。仲値後からドルの利益確定売りが強まる。ドルの利益確定売りが一巡すると、再びドル買いと、不安定でやや方向性に欠ける展開。欧州時間は18時過ぎから英10年債権利回り上昇からユーロポンドのユーロ売りポンド買いが進み上昇。NY時間は米10年債権利回り上昇を受けてドル買い・円売りが進行。
3月26日(火)東京時間は米債権に連動して小幅に上下に振れる展開。欧州時間はマンMPC委員が市場が現在織り込んでいる利下げは多過ぎるとの見解を示した事を受けて、英利下げへの過度な期待が後退しポンド買いが優勢。NY時間はFIXに絡んだドル買いフロー。
3月27日(水)東京時間は日経平均500円超高を背景にリスク選好の円売りが先行。更に田村日銀審議委員の発言(当面緩和的な金融環境が継続する)が材料視されての円売りで上昇。その後、鈴木財務相の円安けん制から円買い戻しが入り失速。欧州時間はユーロポンドのユーロ売りポンド買いからポンドドルの上昇。そして米10年債権利回り上昇を受けての円買いでドル円の上昇に支えられてポンド円も上昇。18時15分からの日銀、財務省、金融庁による3者会談の開催が伝えられると、為替介入への思惑から円買いが進行して失速。NY時間は米10年債権利回り低下からドル売り。
3月28日(木)東京時間はウォラーFRB理事のタカ派発言を受けて1.2611までドル買いも、本邦通貨当局者からの円安けん制発言が続くと上値を切り下げて揉み合い。欧州時間は米10年債権利回り上昇を受けてドル買い。ドル円が介入警戒で伸び悩んだ事で、ポンドドルのドル買いに連動し下落。18時過ぎから米10年債権利回りの上昇が一服し、更に上昇幅を縮小し始めるとドル売りで反発上昇。NY時間は 海外の主要市場が明日からイースター休暇を控えて米長期金利の動向などを眺めて狭いレンジ取引に終始。
3月29日(金)東京時間は 年度末の仲値に掛けて実需(輸出)からの円買い。欧州時間は緩やかなユーロポンドでのユーロ買いポンド売り。NY時間は米2月PCEコアデフレーター前月比0.3%、前年比2.8%と市場予想通りの結果。上振れを警戒する向きが多かった事から、発表後はドル売りが進行。ポンドドルの上昇に連動。その後、ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから下落。
トレンドラインは4週線、6週線、9週線が上向き、13週線、26週線、52週線が上向き。パラボリック(183.81)はロング転換11週目です。
来週も4週線、6週線の攻防となります。
両線の上抜け&上向きが継続すると上昇トレンド継続。両線を下値目処とした押し目買いの展開。反対に両線に上値を押さえられると上昇トレンド一服。両線を上値目処とした戻り売りの展開が想定されます。
◇2024年3月20日週高値(193.53)
◇3/30 6:00(191.05)◇6週移動平均(190.25)
◇4週移動平均線(190.20)
◇9週移動平均線(189.63)
◇転換線(189.38)
◇13週移動平均線(188.61)
◇26週移動平均線(185.92)
◇基準線(185.80)
◇52週移動平均線(181.95)
◇一目均衡表雲の上限① (179.17)
◇一目均衡表雲の下限②(171.07)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2024.3.30_6:00現在のデータを基にしています2024.3.29ポンド円TOKYO-Summary年度末の仲値に掛けて実需(輸出)からの円買い
・年度末の仲値に掛けて実需(輸出)からの円買いで、ドル円は151.92まで、ポンド円は190.89まで下落。仲値経過後、実需が後退すると、ドル円は151.44まで、ポンド円は191.16まで反発上昇。
・その後は流動性が薄いところに円買いが持ち込まれてると、ドル円は151.25まで、ポンド円は190.81まで下落。一巡後、ドル円は151.30を挟んで、ポンド円は190.95を挟んで揉み合いとなっています。
2024.3.29ポンド円LONDON-Summaryユーロポンドでのユーロ買いポンド売り
・緩やかなユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから、ポンドドルは1.2609まで、ポンド円は190.78まで下落。一方でドル円は15時30分に151.47円付近まで上昇するも、その後は買いが続かずに151.31まで下押し。欧州主要国がグッドフライデーで休場も有り、動意薄から151.35を挟んで揉み合いとなっています。
2024.3.29ポンド円NY-Summaryユーロポンドでのユーロ買いポンド売り
・米2月PCEコアデフレーター前月比0.3%、前年比2.8%と市場予想通りの結果。上振れを警戒する向きが多かった事から、発表後はドル売りが進行。ポンドドルは1.2645まで、ポンド円は191.22まで上昇。一方でドル円は51.17まで下落。」
・ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから、ポンドドルは1.2616まで、ポンド円は190.85まで下落。一巡すると、ポンドドルは1.2822まで、ポンド円は191.02まで下値を切り上げる。
・一方でドル円は対欧州通貨のドル売りが進んだ事で151.39まで反発上昇となっています。
[昨日 ▲757P 3月累計 1117P]
191.05(S)⇒190.92利確13P(保有)
191.02(S)⇒190.90利確12P
191.13(S)⇒190.93利確20P 2024/03/29 11:06
182.96(S)⇒190.98利確▲802P(保有) 2024/03/30 04:23
190.99(S)保有
190.56(S)保有
189.84(S)保有
187.60(S)保有
[data条件等]※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 17.2.3版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2024.4.1規定)
[トレードスタイル]※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。
[リアルタイムトレード]リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(夏時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。