
経済同友会の代表幹事に日本IBM・山口明夫社長新浪剛史氏の後任
経済同友会は16日、新浪剛史氏の辞任で空席となっている代表幹事に日本IBMの山口明夫社長(61)を充てる人事を決めた。同日に開いた幹事会で了承し、内定した。代表幹事の不在が2カ月超にわたるなか、組織の立て直しと発信力の強化を図る。 2026年1月1日付で就任する。山口氏は22年度から同友会の副代表幹事を務め、政府の財政制度等審議会の委員などにも就いている。日本IBM出身の代表幹事は03〜06年度…
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日本のコメ作りは様々な課題に直面している。 その1つが担い手の減少だ。農家の数は20年前の4割を切り、75歳以上が6割を占める。消費者の関心は米価に集まるが、生産量の維持とコメの安定供給を考えれば後継者の確保は欠かせない。農地の確保や資金など、新規参入にはどのようなハードルがあるのか。この秋、埼玉県加須市の独立3年目の若い農家は、経営の基盤を固めるため約1億円の初期投資を決めた。彼らの試算では、…
【ニューヨーク=川上梓】米フォード・モーターは15日、電気自動車(EV)事業縮小で2027年12月期までに195億ドル(約3兆円)の費用を計上すると発表した。主力車の生産から撤退する。トランプ米政権の購入補助廃止で需要が低迷すると判断した。欧州も環境規制を緩和する見通しで、政策変更が各社の業績の負担となっている。 減損損失で85億ドル フォードは同日、EVなど電動化分野の構造改革を発表した。19…