10位:DF 中澤佑二 (横浜Fマリノス)
→ 国際Aマッチ出場は110試合。これは1位のMF遠藤、2位のDF井原、3位のGK川口に次ぐ4番目。日本サッカー史に残る名CBは37歳になった今もJ1のトップクラスを維持している。若い頃からストイックな選手として知られていたが、ほとんど怪我をすることなくピッチに立ち続けてきた。人格者であることもよく知られており、彼のことを悪く言う人は皆無に近い。選手としてのみならず人間的な魅力も持っている。
9位:DF エドゥアルド (柏レイソル)
→ 昨秋にU-21ブラジル代表に招集されたことが大きな話題となったブラジルの五輪代表候補のCB。ACLでベスト8まで勝ち進んだ柏でもレギュラーを獲得。DF近藤直とDF増嶋が長期離脱してCBで苦労していたチームを助けた。186センチの高さを生かした空中戦と左足のロングフィードが武器。攻撃的なセンスも兼ね備えている。鳥取や栃木SCでプレーしていたときは「ドゥドゥ」という登録名だった。
8位:DF 水本裕貴 (サンフレッチェ広島)
→ オシム・チルドレンの1人。「スピードのあるCB」として若い頃から期待されていたが、「ほとんど怪我をしないこと」、「汚いプレーを全くしないこと」、「ほとんど警告を受けないこと」の3つは高く評価されるべきである。守備力に関しては間違いなく日本人屈指でハリルジャパンでもプレーしている。若い頃は「攻撃面が課題」と言われていたが、パスサッカーの広島に溶け込んで年々スキルをアップさせている。
7位:DF 森脇良太 (浦和レッズ)
→ 不動の右ストッパーとして1stステージ制覇に貢献。球際に強い選手でインターセプトの本数は毎年のようにリーグ上位に顔を出している。意外性も持っており、拮抗した試合の大事なところでゴールを決めることも多い。キャラクターのせいで(or おかげで)過小評価されがちであるが、3バックを採用するチームのCB(=ストッパー)としてはかなり優秀。情熱的なプレーでチームメイトを鼓舞することもできる。