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はてなキーワード: 鯨肉とは

2025-02-11

anond:20250211163437

全然わからん

というか喩え方が酷すぎる

トレカ現代日本人にとってはかなり身近な存在で、特にポケカなんてのは子供が入りやす代表格だろう

しか最近は採算の悪い蔦屋CDショップ積極的トレカを扱っているから、イオンとかで普通にプレイできる環境

そんなポケカトレカ界隈が、汚くて臭くて犯罪が横行している場所なんてのは親や地域住民にとって害悪しかない

これのどこが、鯨肉で喩えられるんだ?

歩けば目にするし、触れられる文化圏が実は女性にとって怖いって元増田はいってるわけ

それも理解できないから、裁定意味理解できないんだろうな


ダッサ、消してやがる

はい黒確定

2024-12-17

初めて鯨肉を食べたけどあんま美味しくないね

牛肉の方が好きだ

2024-08-31

捕鯨についての論点整理

ワイの中での基準になるけど。

  1. 捕鯨伝統文化問題
    1. 太地町など近海で行われる捕鯨は間違いなく伝統近代的な船を使っているかもしれないが、それを言ったら線香にチャッカマンで火を点けるのもダメなのかとか、アイヌ儀式の道具を持ち運びするのに車使っちゃダメなのかとか、そういう話になってしまう。太地町でやっているようなのは紛れもなく伝統文化であって、保護すべき多様性の一部。
    2. いっぽうで、南極まで出かけて捕鯨するのは別に伝統ではなくないか江戸時代北太平洋での捕鯨はやっていて、それによって鯨食文化が発展したわけだから北太平洋での遠洋捕鯨まではギリギリ伝統と言い張る余地があるかもしれないが、南極まで行くのはどう考えても近代産物でしょ。南極とかでの捕鯨にこだわる意味は薄いと思う。鯨肉が食べられるならどこの産でもいいよ。
    3. 別に伝統文化ではなくてもやってよいのでは:それはそうなんだけど、説得力は落ちるよね。たとえば南極での捕鯨は、オーストラリアとかの南極に面した国からすごく反発されている。もちろん公海でやる分にはまったくの自由なわけだけど、たとえばロシア中国軍艦公海である津軽海峡の真ん中を突っ切ったら、日本人からは「シマ荒らし」に見えるんじゃない? 完全に合法だとしてもね。「伝統でもなんでもない南極での捕鯨」と「オーストラリアとかとの友好関係」を天秤にかけたら、後者の方が重いから前者を切り捨てようっていう意見もありえると思うけれど。ただ、政府から完全に切り離した民間企業とかがやる分には商売自由ってことになるしな~~~。
  2. 捕鯨は持続的か問題
    1. 絶滅危惧種保全>>>伝統文化保護、だと思う:ウナギもそうだけど、たとえばクジラ絶滅しちゃったら同時に鯨食文化絶滅することが確定なんだから優先順位はまず絶滅危惧種保全に置かれるべきで、伝統文化保護二の次だと思う。
    2. クジラはわかってないことが多い:クジラに限らず遠洋に住んでる生きものは、分類上の位置づけとか、どのくらい棲息してるのかとか、そういう基本的情報がわかってないことが多い。タイヘイヨウアカボウモドキとか、独立した属だとわかったのはつい最近だし、ニュージーランドオウギハクジラみたいに「どのくらいいるのかわからん」って言われてる種もいる。それに隠蔽種の問題もある。「これまで同じ種だと思ってたら、実はぜんぜん別の複数の種でした!」っていうやつ。あるいは、クジラではないけど、リョコウバトは「実は大きな群れを作ることが繁殖必要だったので小さな群れになってから保護しても手遅れだった」という悲劇的な例だ。野生動物は思っているより繊細なので、「ほんとにそれを獲って大丈夫か?」という疑問は常に向けられてしかるべきだろう。和歌山近海でちょぼちょぼ獲ってる分にはまあ問題なさげではあるが、それも感覚ではなく科学的根拠に基づくべきだ。
  3. なんでヨソの国からあれこれ口出しされるのか問題
    1. クジラを殺すなんて残酷! 野蛮! かわいそう!」という反対論無視してよい:我々はイヌネコを食べないが、世界には食べる文化もある。我々はウサギを食べないが、ヨーロッパでは食べる。オーストラリアではカンガルー肉がスーパーに並ぶ。そして、西洋では(一部地域を除いて)クジラは食べないが、我々は食べる。これらはいずれも対等で等価文化であるはずで、「西洋で食べられる動物リストから逸脱した食文化存在を認めないのは、1分もかからずに西洋中心主義である洞察することが可能であり、ここに思いが至らないやつらはただのバカかもしくは確信的なエスノセントリストなので一顧だにする必要はない。ファッキンジャップくらいわかるよバカヤロー。
    2. いっぽうで、動物権利とかそういう方向の論者に対してはもっと丁寧な反論をしたほうがいいと思う:最近西洋では「そもそも肉食すべきではないのでは」とか「肉を食うにしても、もっと人道的に取り扱うべきでは」という議論が出てきていて、このへんは普遍的な論拠に根ざしているので自文化中心主義にはあたらない(民主主義の導入を要求することが自文化中心主義にはあたらないのと同じだ)。こういう議論をしている人たちに「この西洋中心主義者め!」って言っても鼻で笑われるだけなので、なるべく捕殺にあたっては苦痛を減らすような取り組みをしてるんですとか、そもそも畜生権利なんてあるわけないだろとか、そういう、相手議論と噛み合った反論をしないといけないと思う。
    3. とはいえ動物権利論者と自文化中心主義悪魔合体している場合も往々にしてあるだろ:それはそう。正義の仮面かぶってアジア人を叩くのはさぞ楽しいんでしょうなぁと言いたくなるような態度の人は大勢いる。まあ西洋人がアジア人マウント取りたくて仕方ないんだろうなぁっていうのはコロナ禍でよくわかったよね(自国の方がひどいことになってるのに「日本の失敗」を大騒ぎしてた西洋メディア醜態は忘れてない)。こういう場合はどうしたらいいんだろうか。やっぱり強めに「アジア文化に口を出すのはアジア人差別」って喚き立てたほうがいいのかな?

2023-06-24

おれのすきな生物

カブトムシ自分体重の数十倍のものを持ち上げるらしい。パワーを感じる。それでいてクワガタと違って挟み殺したりはせず、樹上から払い落とすだけらしい。かっけえ。でも平地や虫カゴの中でクワガタと一緒にいると斬首されるらしい。ムシキング海外の派手な奴らが流行ったけど、やっぱ国産のアレがシンプルでいい。「カブトムシはいるのに「クワガタはいないのが気持ち悪い。

カニ:パワーを感じる。葛西臨海公園カニ網にかかったワタリガニを突っついてたら指挟まれめっちゃ痛かった。外骨格の奴らは総じてパワーがあるのかもしれない。甲羅もなんかギザギザして攻撃的だし、掴むだけで痛かった。

おれはエビは割と好きだけどカニは食わない。似たようなもんだろと言われるけど、何かしら違うから好き嫌いが分かれるんだろうがよ。伊勢海老ロブスターも食わんから多分エビよりカニに近い。

タラバヤドカリというのは有名な話だけど、それは彼らがカニぶった変態というよりは生物の分類の雑さを示しているだけのように思えてならない。カニカニたる所以は脚の数じゃねえだろ。

ウナギ水槽に入れても逃げ出すガッツがあるらしい。人間と馴れ合ったり飼い慣らされたりする連中と違って気骨を感じる。湿ってさえいれば地上でも結構な間生きていられるらしい。タフな生き物も好きだ。

生き物を飼うならおれのエゴ抵抗するくらいの気骨を見せて欲しいが、おれの支配抵抗するような手間のかかる生き物は飼いたくない。

ウナギを食えばタフさにあやかれるというのが未だそこそこ言われてるが、なんと野蛮な発想か。実際栄養豊富らしいが……

そしてウナギは美味い。ウナギ自身の旨さなのかタレと調理のなせる技か、はたまた値段に惑わされてるだけなのかはちょっとからない。

クジラ地球最大の動物コイツらが占めてるらしい。デカくてかっけえ。陸に上がっておきながら再び海に戻る回りくどくて変態的な道を選んだ気骨を評価したい。それが進化か退化かは彼らが決めることだから、ただ変化と言ってきたい。

デカすぎて浜に打ち上げられただけで死んでしまうらしいけど、逆に言えば海に行かなければあそこまでデカくはなれなかった。

鯨肉肝油は一回くらい食ってみてえ。

竹︰草とも木とも言い難いらしい。イネ科ってことで草寄りともとれるし、硬い幹?を持ってるから木ともとれる。強いて言えば竹は「竹」らしい。他人勝手な枠組みに収まる事を許さねえ個性がおれも欲しい。

一度根を張ればドクダミのごとく無限に増殖して、家屋もブチ抜いたりもして、山林の管理者は竹に困ってるらしい。ガッツを感じる。クマムシプラナリアも潰せば死ぬが、竹を倒すには枯葉剤を持ち出すくらいの覚悟がいるらしい。

人間の敵かと思えば、食料、食器、燃料、建材、武器無限可能性を秘めている。白熱電球フィラメントにすらなった。無人島異世界に持っていくべきはコイツかもしれない。

人間は木の繊維を消化出来ないって聞いたから、改めて意識しながらシナチク食ってると不思議な気分になる。

2023-05-20

anond:20230520084048

1987年商業捕鯨中止などで激減した鯨肉学校給食が徐々に復活し、給食実施している全国の公立小・中学校約2万9600校のうち、2009年度に一度でも鯨肉給食を出した学校は、18%に当たる5355校になった。

2023-05-04

美味しんぼ」の登場人物が全員キチガイに見えるのは、漫画として面白くするために戯画化して描いているから、というのは分かる

けど、時々「やっぱりこの漫画原作者って根本的に倫理観おかしいんじゃないか」と思われるような描写がいくつもある

他にも、食事に招いてもらっている方が文句を言ったり、相手に奢ってもらう気で人を食事に誘ったり、など細かい非常識描写特にかましい振る舞いとして描かれていないものもたくさんある。

2023-03-08

anond:20230308211708

いから黙ってコオロギ食っててねー笑

なんとしてもコオロギ反対を鯨肉反対と反自民と一緒にしたいみたいだけどねー笑

anond:20230308211537

何言ってるのかなー、オレは鯨肉食うなとは言ってないしコましてやオロギ食うなとも言ってないよ、

イミフな君にはますますコオロギ食をオススメします笑

2022-12-30

anond:20221230234916

何を連想してるのか知らんが捕鯨禁止と似てたらあかんのかという話

旅行(鯨肉)好きやから旅行(鯨肉)強制でもぜんぜんええねんけど(笑)に似てるな」って言っとけばええか

anond:20221230233505

鯨肉なんか食べへんから捕鯨禁止でもぜんぜんええねんけど(笑)」に似てるな!

2022-10-15

鯨肉まずいか

長崎人間としては鯨って縁起物かつ美味いものってイメージがある。

冠婚葬祭でよく出されるし、正月にも食べる。

尾羽とか鯨ベーコンかめっちゃ美味い。

でもブコメなどで見ると鯨肉はまずいって人が多い。

単に好みの問題という可能性もあるが、関東圏などでは鯨食文化が廃れてしまって美味しい食べ方が失わてる様な気もする。

かに鯨肉は癖のある食材ではあるんだが、旨味はすごく強い。

昔の給食で出されてた様なものならともかく、今時の鯨カツなどもかなり美味い。

値段が高いからなかなか頻繁に食えるものではないんだが、普通に美味い食材だと思う。

2021-10-21

ニンゲン残酷

ライオンが母猿を殺して、その母猿の死体に子猿がしがみついたままで

母猿はそのままライオンに食べられて、子猿は母猿の死体から引き剥がされて別のライオンに食べられて

それを目撃した人間が「自然は時に残酷だ」と言っていた

ライオンは肉食で、生き物を狩り殺し続けないといけないかライオンが悪で猿が善とかそういう話ではないし

そもそも、ニンゲンも他の種族が「残酷だ」なんて言えるのかな

ヒヨコミキサーの話を知ればニンゲンはおいしい鶏肉、おいしい鶏卵を食べるために残酷なことしてるって思うけど

鶏肉も卵もおいしいし

スーパーに並んでる精肉はぜんぜんグロくないけど、もとは動物死体だし

動物虐待されているところを見ると心が痛むけどマグロ解体ショーは娯楽だし

人間自分達は優しい生き物だと思ってるけど、地球破壊しまくってるし、動物を乱獲して生態系も乱してるし

パンダとか特定動物優遇して野良の犬や猫は殺処分してるし

豚肉鶏肉牛肉は食べるのに鯨肉を食べるのは残酷だとか意味わからん

この世の生き物はみーんな残酷なんだ

2021-08-04

なんとなく機会あったか新聞記者見てきたけどほんと……なんなんだろうねあれ。

おれ鯨肉好きだし反捕鯨団体テロリストだと思ってるけど、それでもザ・コーヴ映画としての出来の良さはすごかったよ。面白かった。

そういう反発者にも面白いって思わせる何かがないんだよな、ああいう手合いの邦画ってさ……

2021-05-21

anond:20210521190620

調査捕鯨で獲ったやつは血抜きが出来なくて不味かったが

2019年7月から商業捕鯨が再開されて血抜きされるようになって美味くなったという噂だ!!!

でも調査捕鯨の残りに当たったりしないのか!?流石に2年もたてば残ってないか??

俺も商業捕鯨鯨肉食ってみたい!

anond:20210521190527

赤身刺身用の鯨肉も見つけたら食べてみて!美味しいよ!

2021-02-21

捕鯨ってめちゃくちゃ日本にとって重要やん

言うて牛豚の方が旨いし鯨なんて必要ないと思ってたけど

自給率の低い日本海外の食肉産業に対抗しようと思ったら、どうしても日本鯨肉必要になってくる

自給率が低くて必要に迫られて海外から輸入するとなると足元見られるから

日本としては十分な食肉はあるけども、売りたいなら買ってやってもいいという交渉上の建前がどうしても必要なんだよ

その為に鯨肉ってのは重要カードになる

なんで鯨なんてとらなきゃいけないのか知れば国のやってることにも納得がいった

お前らもちゃん勉強すべきだと思うぞ

2020-04-26

anond:20200426130542

鯨肉なんかも別に美味いわけじゃないけど

食っちゃダメって言われると食いたくなるよな

2020-04-13

リベラルを突き詰めるとリベラルでなくなってしまう話

あるいは左右の思想が両輪である

◇ ◆ ◇

以前、何故「日本人であるだけで尊い」という思いで助け合うことができないのか!?リベラル批判して炎上したツイッタラーがいた。彼はむしろリベラル的な思想の持ち主であり、内部から批判とでもいえる発言だったが、リベラル派のツイッターから散々に批判され、アカウント削除に追い込まれ

一見日本人であるだけで尊い」という思想リベラルと相容れないように感じられるが、実際は逆である。何故なら「人間であるだけで尊い」という思想こそがリベラルの根幹だから

◇ ◆ ◇

倫理的に食することのできる/できない生物の条件とは何だろう? 現代文明化された人類人肉食タブーとし、鯨肉や猿肉を食すのは食文化範疇として認めている((認めない向きはここでは一般的ではないとする))

ここで人間と鯨や猿の相違として問題とされているのは、人類同胞であるか否かだけである

決して、動物愛護勘違いした活動家が言うように、知能や意思疎通の可否の問題ではない。そこが問題点なのであれば、障害のために知能や意思疎通の程度が成体の鯨以下の人間は食べてもよいことになってしまう。当然それは現代倫理では否である障碍者意思疎通の可否を基準に大量殺人を犯した犯罪者が裁かれる例を見よ

◇ ◆ ◇

人権尊重されるのは、その人が我々人類同胞であるが故である。決して「知能がある」とか「意思疎通が可能である」とかの唯物論的な理由によるものではない。一方で、「同胞であるから尊い」という価値観保守的であり、唯物論による方がリベラル的と思われるのも不思議なことではないだろう。しかし、唯物論にべったり寄りかかるのは共産主義も犯した過ちであり、リベラルを突き詰めることでリベラルから逸脱する一種パラドックスである

2020-01-10

anond:20200110114457

anond:20200108155551

日本は「世界最大かつ強硬捕鯨推進国」であり、国際捕鯨調査会の割り当て数を大きく超えて捕鯨を行っている。しかも、「鯨肉人間用というよりむしろドッグフード肥料無駄遣いされ」、捕鯨への大きな補助金のために「捕鯨の維持は日本にとって経済的損失」であるにもかかわらずだ。

日本人の国民自尊心国際的圧力に屈することを嫌う。とくにグリーンピースシー・シェパード…に屈したと見られたくないのだ。日本捕鯨推進というより『反・反捕鯨』だといえるかもしれない。

2020-01-08

ジャレド・ダイアモンドが指摘する日本問題点

『銃・病原菌・鉄』の著者ジャレド・ダイアモンドが、新著『危機人類』(小川敏子・川上純子訳、日本経済新聞出版社)の下巻第八章で現代日本について語っている。その中で、日本人問題と捉えられていない問題点が三つ指摘されていて、興味深かったのでまとめる。

移民の不在(pp.128-132)

 日本は「移民を歓迎せず、移住を望んでも移住するのは難しいし、移住できた人が日本永住権国籍を得るのはさらに難しい。」「難民庇護を求めた場合スウェーデン92%、ドイツは70%、カナダは48%を受け入れるが、日本が受け入れるのはわずか0.2%である。」日本政府は移民反対の態度を貫いており、その態度は「国民が示した移民に対する否定的意見を反映している。」「日本人の63%は外国人居住者を増やすことに反対であり、72%は移民犯罪率を増加させるという見解同意する。アメリカカナダオーストラリアでは国民の57-75%が移民が新しい考え方をもたらし社会改善すると考えているのに対し、日本人の80%は…否定している。」(「私は移民に対する日本人抵抗は『間違っている』とか変えるべきだといっているのではない」)

 日本は「他国移民によって緩和してきたことが広く知られているいくつもの問題に苦しみながら、移民に頼らずにそれを解決する方法を見つけられずにいる。」「これらのうち最大の問題は…少子化高齢化、その結果として…増え続ける年金生活者の年金医療費を、減り続ける健康若い納税者負担するということだ。」

 日本では「働いていない母親たちをもっと雇用することで労働力不足を解消するという策が取れない」。アメリカでは「移民女性を保育サービス提供者として個人で雇っ」たり、移民が「高齢者介護者や病院看護師スタッフとしてサービス提供し」たりするが、これらは日本では不可能からだ。

 また、日本では「研究開発費の大きさから期待されるほどには画期的イノベーションが生まれていない。」「それは、日本人科学者ノーベル賞受賞者数が相対的に見て少ない点にも表れている。アメリカノーベル賞受賞者の多くは移民第一世代かその子であるしか日本人科学者には移民やその子孫はほとんどいないし、日本全体でもそうだ。外国移民するにせよ高度なイノベーションに取り組むにせよ、進んでリスクを取り、非常に新しいことに挑戦する点が共通するので、移民ノーベル賞に関連性があるのは驚くべきことではない。」

 「もし日本移民を再評価すると決めるなら、カナダ政策がいい手本となるだろう。カナダでは移民申請者を評価する際、自国にとって潜在的価値があるかどうかという基準を重視している。」

(「近年、移民受け入れ拡大を求めた大臣が数人いる。たとえば、地方創生担当大臣だった石破茂は『かつて日本人は、南米に、あるいは北米に多くの人々が移民し、困難な状況の中で、日本人の誇りを持ちながら、そこの国民に溶け込み、役割をはたしてきた。日本人外国に行ってやってきたのに、外国人日本に来るのはだめだというのは、おかしいと思う』と述べた。」)

中国韓国(pp.132-136)

 「第二次世界大戦前と大戦中に、日本アジア諸国、とりわけ中国朝鮮半島に対して非道なおこないをした。」「今日日本ではこれらの虐殺否定する言説が広まっているが、当時の状況は中国人のみならず中国にいた外国人日本人兵士自身撮影した写真にしっかりと記録されている。」

 「その結果、今日中国および韓国には反日感情蔓延している。中国人や韓国から見れば、日本人戦時中の残虐行為について適切に認識することも謝罪することも遺憾の意を表明することもしていない。」「中国北朝鮮韓国はいずれも装備の行き届いた大規模な軍隊保有しているが、日本自衛隊アメリカ押し付け現行憲法今日日本に広がった平和主義のおかげで小規模だ。」「これらの事実を重ね合わせると、長期的には日本にとって大きな危険を招きかねないと私には思える。」

 日本中国韓国とその指導者をよく知る、元シンガポール首相リー・クアンユーは、「ドイツ人と異なり、日本人自分たちシステムの中にある毒を浄化することも取り除くこともしていない。彼らは過去の過ちについて自国若者に教えていない。橋本龍太郎首相は…中国韓国国民日本指導者に臨むような謝罪は行わなかった。…どういうわけか日本人は謝りたがらないのである。…日本人南京大虐殺が起こったことを否定し…満州において…捕虜を生きたまま残酷人体実験に使ったことを否定した。いずれの事例においても、日本人自身の記録から反論余地のない証拠が出てきてようやく、彼らは不承不承ながら事実を認めた。今日日本人の態度は将来の行動を暗示している。もし彼らが過去を恥じるなら、それを繰り返す可能性は低くなるだろう」と評価している。

 「私の日本人学生の数人は、そして多くの日本人が、日本の政治家がこれまで述べた数々の謝罪言葉を挙げ『日本はすでに十分に謝ったのではないか?』という疑問を述べる。短い答えは『ノー』だ。なぜならそれらの謝罪には真実味がなく、日本責任を最小化、あるいは否定する言葉が混ぜられているからだ。」

 「自国最近歴史がもたらしたものへの対応について、…ドイツ手法がかつての敵国をおおむね納得させているのに対して、日本手法は主要な犠牲者である中国韓国を納得させ損ねているのはなぜだろうか」。日本ドイツが実際に行ったように「首相南京を訪れ、中国人が見守る中でひざまずき、戦時中日本軍による虐殺行為への許しを乞うてはどうだろうか。日本児童国内および南京サンダカンバターンなど海外のこうした場所修学旅行遠足で定期的に訪れるようにしてはどうだろうか。あるいは、戦争犠牲者としての日本よりも、戦時中日本の残虐行為犠牲となった非日本人を描くことにもっと力を入れてはどうだろうか」

自然資源管理(pp.136-140)

 森林資源水産資源の縮小は「世界最大の自然資源輸入国である日本にとって喫緊問題だ。資源が「世界中で枯渇すれば、日本は真っ先にその影響を被る国になるだろう。また、日本食糧輸入依存度の高い大国でもある。」となれば「自己利益の追求から世界に先駆けて持続可能資源活用国を目指すはずだと期待する向きもあるだろう。」

 「奇妙なことに、現実は逆である。」「日本海外の持続的な資源政策に対して、指示はもっとも小さく、反対はもっとも大きい先進国であるようだ。」

 「遠洋漁業捕鯨に関するまっとうな規制についても日本は反対勢力の先頭に立っている。」例えば、持続可能クロマグロの漁獲のために「クロマグロワシントン条約対象リストに載せる提案2010年におこなわれたとき日本提案主唱者ではなかった。それどころか、この提案が見送られたとき日本はそれを外交的勝利とみなした」。また、日本は「世界最大かつ強硬捕鯨推進国であ」り、国際捕鯨調査会の割り当て数を大きく超えて捕鯨を行っている。しかも、「鯨肉人間用というよりむしろドッグフード肥料無駄遣いされ」、捕鯨への大きな補助金のために「捕鯨の維持は日本にとって経済的損失」であるにもかかわらずだ。

 「なぜ日本はこのような立場を取るのだろうか?日本人の友人たちが述べる三つの説明は以下の通りだ。第一に、日本人自然調和して暮らしているという自己イメージを大切にしており、伝統的に国内林業漁業においては持続的に管理してきたが、現在搾取している海外森林漁業資源についてはその限りではない。第二に、日本人国民自尊心国際的圧力に屈することを嫌う。とくにグリーンピースシー・シェパード…に屈したと見られたくないのだ。日本捕鯨推進というより『反・反捕鯨』だといえるかもしれない。最後に、日本には国内資源に限りがあるという強い意識があるために、過去百四十年にわたって…世界自然資源を無制限に利用する権利を主張してきた。」

 「日本人ではないが日本を愛する私のような人間にとっては、海外資源の持続可能な利用に反対する日本の態度は悲しく、自己破滅的にみえる。」

 「もし私が日本を憎み、戦争以外の方法破滅させたいと思う国の邪悪独裁者だったなら、いま日本がみずからおこなっているとおりのことをするだろう。つまり日本依存している海外資源破壊するのである。」

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