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政府が求めているのは「報道の自由」もどき。「反対意見」ではない
:イ-ノ(ミュージッシャン)、ウェッジウッド(デザイナー)などの
有名人がアサンジ解放について語る。

<記事原文 寺島先生推薦>Govt wants ‘what looks like a free press’, not ‘dissidents’: Eno, Westwood & others speak about fighting for Assange's freedom

RT UK News 2020年2月22日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ 2020年2月26日>

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デザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドやミュージシャンのブライアン・イーノのような著名人が、ジュリアン・アサンジの引き渡しに反対する大規模なデモ隊に加わり、彼の運命は報道の自由に影響を与えると語り、各国政府の責任を問うた。

「ジュリアンはトロイの木馬です。もし彼があの壁に一撃を加え、裂け目をつければ、政府に対して今後しなければいけない他のすべてのことをやらせることができます。しかし、政府が(今の今)やっていることは真逆です」と英国のファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドはRTに対し、語った。数千人の人々が英国議会近くの街頭に繰り出し、ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジの収監に抗議した。彼が米国に送還されるかどうかを決定する公聴会が来週にも予定されているのだ。

ALSO ON RT.COM‘Disgusting joke’ & mockery of the law: Julian Assange has ZERO chance of fair trial if extradited to US, Roger Waters tells RT

ウェストウッドは、ボリス・ジョンソン英首相を名指しで、アサンジを2019年に投獄したこと、そしてアサンジのために立ち上がっていないことを非難した。米国の申し立てでは、アサンジがウィキリークスの公刊物を通して1917年のスパイ法違反を犯していると言っている。

「彼[ジョンソン]は全く人の話を聞かない。彼ははったりを使って何とか自分で決断をしない道を選ぶでしょう。そうなれば結末は無惨です」とウェストウッドは言った。さらに、メディアの姿勢が変わり、政府から「本当のこと」を知りたいという人々の強い要求もあることから、アサンジについての「世論」は変化した、と言葉を続けた。



「ByThisRiver」の歌で有名なミュージシャンのブライアン・イーノは、アサンジを投獄し、これから彼をアメリカに送還するかも知れないことではっきりしたのは「私たちが最も恐れていた英国政府のアメリカへの隷属です。今の英国には取引をする相手がいないし、これから取引をする相手が出てくる動きもない。だから英国は完全にアメリカのなすがままです」と語った。
さらに、各国政府は恐怖を利用して、アサンジが「悪人」の一人であり、英国市民は彼を恐れ、英国政府が彼を懲罰する措置を信頼するよう人々に納得させようとしてきた。



彼は、政府が「情報を完全に統制」しようとし、マスコミを脅し、マスコミに本来の仕事をさせないことを批判した。
「政府は反対意見を望んでいるわけではありません。政府が望んでいるのは、サッカー選手の妻の悪口を言うなどは自由にできる『自由報道』もどきです。本当に大事な事柄になると自由は一切なくなります。」
また、ウィキリークスの編集長であるクリスティン・フラフンソンもデモに参加し、アサンジが引き渡されないことの重要性を強調し、この件はすべて「報道の自由」に関わるものだと述べた。
さらに希望的な見方として、フラフンソンはアサンジを支持する「気運が高まっている」ことに興奮していると述べ、アサンジの釈放を支持する次の集会では「さらに多くの人が集まります」と約束した。



一方、成功を収めている小売業者エージェント・プロヴォカトゥールの共同創設者であるジョセフ・コアは、国防情報の開示やコンピュータ侵入の共謀など、18の容疑でアサンジ有罪となった場合には175年の実刑判決が下される可能性があるなど、アサンジに対する米国の脅迫を激しく非難した。その容疑として、ウィキリークスがイラクやアフガニスタンでの戦争犯罪の可能性、さらにはアメリカのドローンによる民間人と新聞記者の悪名高い殺害を示す文書を公表したことが上げられている。

ALSO ON RT.COM‘First they came for Julian, next for you’: Waters, Westwood join massive London rally against Assange extradition (PHOTOS)

今回の告発は実際の犯罪がどうのこうのというより、目的はアメリカ政府があるメッセージを送っていることだ、とコアは信じている。
コアはRTに対し、「彼ら[アメリカ]は何を言おうとしているのか。誰も175年は生きられない。私たちはただ傍観しているつもりはありません」と述べた。
ただし、アサンジの身柄引き渡しに数カ月を要し、最終的に最高裁判所で裁かれる可能性のある訴訟に直面しても、アサンジへの支持は揺らぐことはないと約束した。
「人波はどんどん高まり、ついにはアサンジを刑務所から連れ出すことになると思います。私たちは、それをしなければなりません。選択の余地はないと思います」と、彼は言った。








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