「外国軍」が係争中の島への侵略をした場合の訓練を実施(日本)
「外国軍」が係争中の島への侵略をした場合の訓練を実施
日本のメディアは、中国が領有権を主張する島々への「外国からの侵略」を撃退することに焦点を当てた先月の軍事訓練の詳細を明らかに
<記事原文>
Japan holds drills in case ‘foreign forces’ invade disputed islands
Japanese media has revealed details about last month’s military drills that focused on repelling a ‘foreign invasion’ of disputed islands claimed by China.
RT (WORLD NEWS) 2021年12月27日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2021年12月30日
2021年11月27日、東京・朝霞駐屯地で撮影された自衛隊員。© AFP / 太田潔/POOL/AFP通信
日本の自衛隊、海上保安庁、警察が参加した2日間の軍事演習は、11月下旬に人里離れた無人島で実施されました。共同通信が日本政府筋の話を引用して伝えたところによると、この島が選ばれたのは、日中間の長年の争点である尖閣諸島に風景が酷似しているためだといいます。日本政府は尖閣諸島で軍事演習を行わないことを決定し、代わりに別の場所を選択しました。
今回の訓練は、東シナ海の係争中の島々を「外国軍」が占拠しているという前提で行われたとされます。しかし、東京の政府関係者は、そのような「侵略」を実行する可能性があるとして、中国や他の特定の国を名指しすることはやめています。
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日本当局が明らかにしたところによると、今回の訓練はヘリコプターやボートからの上陸作戦を特徴とし、約400人が参加しました。訓練の主な目的は、日本の軍隊と治安部隊の様々な部分の間での相互運用性を向上させることでした。
尖閣諸島は台湾の北東に位置し、北京は14世紀にこの無人島を最初に発見し、所有したと主張しています。中国本土では釣魚島と呼ばれ、19世紀末に日本のものになりました。
中国の沿岸警備隊は過去数年にわたり何度も釣魚島のすぐ近くまで来ており、日本はこれを意図的な挑発行為と見ています。
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