■ 16位の清水が監督交代を実施J1は16節が終了した。3週間ほどの中断期間に突入したが2勝7敗7分けで16位と入替戦圏内に位置する清水は監督交代を実施した。6月1日(水)に行われた天皇杯の2回戦の周南公立大(旧:徳山大)との試合は篠田善之氏が暫定的にチームを指揮した。元・広島の城福監督などが後任監督の候補として浮上したがルヴァン杯でGL敗退に終わった清水など数クラブは次の公式戦まで17日ほどある。一息つくことが出来る。
「そのまま篠田監督に任せる。」というのも選択肢の1つに挙げられるがいずれにしても少しだけ時間的な余裕があるのでじっくりと後任監督を選ぶことはできる。選択を誤るようだとJ2に降格する可能性が高まるので清水のフロントの選択に注目が集まるが中断期間中に監督交代が実施されてもおかしくないJ1のクラブは清水だけではない。15位と残留圏ギリギリに位置する磐田の伊藤彰監督も微妙な立ち位置になる。
すでに監督交代を実施した神戸は最下位の18位ながらロティーナ監督になってようやくチーム状態は上向いてきた。異次元の資金力を持つ神戸が昨夏に続いて大型補強を敢行して急浮上することは十分に考えられるので9位で勝ち点「20」の京都、同じく勝ち点「20」で10位の名古屋あたりも全く油断はできないが京都や名古屋と同じ勝ち点「20」の札幌も際どい立ち位置になる。16位の清水との差は「7」のみとなる。