■ 山口・岡山・町田が開幕2連勝J2は2節が終了。山口・岡山・町田が開幕2連勝を果たした。3チームとも前評判はそれほどで高くなかったのでちょっとしたサプライズと言える。水戸・大分・福岡・東京V・新潟・横浜FCの6チームが1勝1分けで勝ち点「4」を挙げており、大宮・金沢・讃岐・熊本は1勝1敗からのスタートになった。2試合を終えた時点で勝利を手にしているのはここまでの13チームとなる。2試合連続引き分けは14位の松本山雅のみとなる。
千葉・甲府・京都・山形の4チームは0勝1敗1分けとやや出遅れてしまった。そして、徳島・愛媛FC・FC岐阜・栃木SCの4チームは開幕2連敗。まだ勝ち点を獲得できていない。徳島は大型補強に成功して「自動昇格候補の1つ」と言われていたがまさかの連敗スタート。いきなり出だしで躓いてしまった。3節は大宮戦(A)、4節は千葉戦(H)、5節は甲府戦(A)、6節は新潟戦(A)なので徳島は早くも正念場を迎えている。
上位候補に挙げられた千葉や甲府も2試合を終えた時点でまだ未勝利なので波乱の展開になっているが「(開幕前の時点で)下位候補あるいは戦力的に乏しいと思われていたチームがアグレッシブなサッカーを見せている点」が今シーズンのJ2の大きな特徴と言える。降格制度が出来た2012年以降は「J2の下位候補のチームは堅いサッカーを見せる。」というのが定番だったが今シーズンは様相が大きく異なる。