Category: 神社仏閣教会
大人の西遊記その16 ~桜田家族?
バルセロナのビヤホールで夕飯を終え、少し街を彷徨った先にあるのは、もちろん。
これまた世界遺産の、サグラダファミリア教会だ。
パリのノートルダム大聖堂や、ケルンのドームと並んで、世界でもっとも有名な教会のひとつだろう。
29年前に来た時と、いちばん大きな違いはこの周辺の彫刻群だ。
様々な絵画で見たことがある聖書の場面だな。
あらためて教会だったことを思い知らされる。
このクレーンもいつの日かなくなるのだろう。
29年前の図。
宿に戻って、洗濯の後始末。
交代で入浴、三ヶ所に別れてぐっすり睡眠。
欧州7日目、先月26日の早朝はまた散歩だ。
路駐の車は無事だった。
また1990年の画像。
そしてその29年後の朝。
爽やかな朝だった。
遠目にも特異な建築だが、アップで切り抜いても、普通の教会とは全く違う。
またウィキから引用。
サグラダ・ファミリアは、カタロニア・モダニズム建築の最も良く知られた作品例であり、カタロニアの建築家アントニ・ガウディの未完作品である。
バルセロナ市のシンボルであるこの建物は、綿密に構成された象徴詩的なシンボロジーと共に、パラボリックな(放物線状の)構造のアーチや、鐘楼に据えられた自然主義と抽象主義の混在する彫刻などで、大胆な建築様式を誇っている。
生前のガウディが実現できたのは地下聖堂と生誕のファサードなど、全体の4分の1未満であるが、これらは2005年に「アントニオ・ガウディの作品群」を構成する物件としてユネスコの世界文化遺産に登録された。
9代目設計責任者のジョルディ・ファウリは、ガウディの没後100年にあたる2026年に完成予定と発表している。
彫刻家の外尾悦郎が1978年から従事している。
サグラダ・ファミリアは、民間カトリック団体「サン・ホセ教会」が贖罪教会(信者の喜捨により建設する教会)として計画し、初代建築家フランシスコ・ビリャールが無償で設計を引き受けた。1882年3月19日に着工したが、意見の対立から翌年にビリャールは辞任。
これは1990年当時、工事は進んでいるが、約30年でこれだけだとすると、まだ先は長そうだ。
その後を引き継いで2代目建築家に就任したのが、当時は無名であったアントニ・ガウディである。ガウディは設計を変更したものの既存の計画の踏襲はされた。
1926年に亡くなるまでライフワークとしてサグラダ・ファミリアの設計・建築に取り組んだ。
ガウディは、模型と、紐と錘を用いた実験道具を主に使ってサグラダ・ファミリアの構造を検討したとされる。
これも29年前の撮影。
ガウディの死後の1936年に始まったスペイン内戦により、ガウディが残した設計図や模型、ガウディの構想に基づき弟子たちが作成した資料のほとんどが散逸した。
これによりガウディの構想を完全に実現することが不可能となり、サグラダ・ファミリアの建造を続けるべきかという議論があったが、職人による口伝えや、外観の大まかなデッサンなど残されたわずかな資料を元に、その時代の建築家がガウディの設計構想を推測するといった形で現在も建設が行われている。
北ファサード、イエスの誕生を表す東ファサード、イエスの受難を表す西ファサードや内陣、身廊などはほぼ完成したがイエスの栄光を表すメインファサード、18本建てられる内の10本の塔が未完成である。
これらの塔の12本が12使徒、4本が福音記者、1本が聖母マリア、1本がイエス・キリストを象徴するものとされている。
かつては完成まで300年はかかると予想されていた工事だが、スペインの経済成長や拝観料収入などに支えられて進捗は加速している。
さらには21世紀に入ってから導入されたIT技術を駆使し、ソフトウェアによる3D構造解析技術と3Dプリンターによるシミュレーション検証、CNC加工機による成果が著しい。
2026年の完成予定が現実となれば、1980年代に見込まれた約300年という建築期間はその後の30年で半減し、約144年の工期で完成することになる。
このセメント色の構造には、ちょっとショックを受けた。
宿に戻り、また車に荷物を積んで東へ向かう。
民泊は、キーを部屋に残してオートロックのドアを閉じれば、それがチェックアウト。
高速に乗って最初のサービスエリアで朝食だ。
目の前で絞っている、ヴァレンシアオレンジの生ジュースが滅茶苦茶美味い。
挽肉が入ったパイと、スペイン風オムレツをシェア。
またピレネーの端を越えた。
これまた世界遺産の、サグラダファミリア教会だ。
パリのノートルダム大聖堂や、ケルンのドームと並んで、世界でもっとも有名な教会のひとつだろう。
29年前に来た時と、いちばん大きな違いはこの周辺の彫刻群だ。
様々な絵画で見たことがある聖書の場面だな。
あらためて教会だったことを思い知らされる。
このクレーンもいつの日かなくなるのだろう。
29年前の図。
宿に戻って、洗濯の後始末。
交代で入浴、三ヶ所に別れてぐっすり睡眠。
欧州7日目、先月26日の早朝はまた散歩だ。
路駐の車は無事だった。
また1990年の画像。
そしてその29年後の朝。
爽やかな朝だった。
遠目にも特異な建築だが、アップで切り抜いても、普通の教会とは全く違う。
またウィキから引用。
サグラダ・ファミリアは、カタロニア・モダニズム建築の最も良く知られた作品例であり、カタロニアの建築家アントニ・ガウディの未完作品である。
バルセロナ市のシンボルであるこの建物は、綿密に構成された象徴詩的なシンボロジーと共に、パラボリックな(放物線状の)構造のアーチや、鐘楼に据えられた自然主義と抽象主義の混在する彫刻などで、大胆な建築様式を誇っている。
生前のガウディが実現できたのは地下聖堂と生誕のファサードなど、全体の4分の1未満であるが、これらは2005年に「アントニオ・ガウディの作品群」を構成する物件としてユネスコの世界文化遺産に登録された。
9代目設計責任者のジョルディ・ファウリは、ガウディの没後100年にあたる2026年に完成予定と発表している。
彫刻家の外尾悦郎が1978年から従事している。
サグラダ・ファミリアは、民間カトリック団体「サン・ホセ教会」が贖罪教会(信者の喜捨により建設する教会)として計画し、初代建築家フランシスコ・ビリャールが無償で設計を引き受けた。1882年3月19日に着工したが、意見の対立から翌年にビリャールは辞任。
これは1990年当時、工事は進んでいるが、約30年でこれだけだとすると、まだ先は長そうだ。
その後を引き継いで2代目建築家に就任したのが、当時は無名であったアントニ・ガウディである。ガウディは設計を変更したものの既存の計画の踏襲はされた。
1926年に亡くなるまでライフワークとしてサグラダ・ファミリアの設計・建築に取り組んだ。
ガウディは、模型と、紐と錘を用いた実験道具を主に使ってサグラダ・ファミリアの構造を検討したとされる。
これも29年前の撮影。
ガウディの死後の1936年に始まったスペイン内戦により、ガウディが残した設計図や模型、ガウディの構想に基づき弟子たちが作成した資料のほとんどが散逸した。
これによりガウディの構想を完全に実現することが不可能となり、サグラダ・ファミリアの建造を続けるべきかという議論があったが、職人による口伝えや、外観の大まかなデッサンなど残されたわずかな資料を元に、その時代の建築家がガウディの設計構想を推測するといった形で現在も建設が行われている。
北ファサード、イエスの誕生を表す東ファサード、イエスの受難を表す西ファサードや内陣、身廊などはほぼ完成したがイエスの栄光を表すメインファサード、18本建てられる内の10本の塔が未完成である。
これらの塔の12本が12使徒、4本が福音記者、1本が聖母マリア、1本がイエス・キリストを象徴するものとされている。
かつては完成まで300年はかかると予想されていた工事だが、スペインの経済成長や拝観料収入などに支えられて進捗は加速している。
さらには21世紀に入ってから導入されたIT技術を駆使し、ソフトウェアによる3D構造解析技術と3Dプリンターによるシミュレーション検証、CNC加工機による成果が著しい。
2026年の完成予定が現実となれば、1980年代に見込まれた約300年という建築期間はその後の30年で半減し、約144年の工期で完成することになる。
このセメント色の構造には、ちょっとショックを受けた。
宿に戻り、また車に荷物を積んで東へ向かう。
民泊は、キーを部屋に残してオートロックのドアを閉じれば、それがチェックアウト。
高速に乗って最初のサービスエリアで朝食だ。
目の前で絞っている、ヴァレンシアオレンジの生ジュースが滅茶苦茶美味い。
挽肉が入ったパイと、スペイン風オムレツをシェア。
またピレネーの端を越えた。
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