風写の黙示録

No Camera No Life. No Wind No Power. 時間に追われず、のんびり気ままに暮らしたい。 晴れてる方へツーリング、雨が降ったら過去への旅。 貴方のコメントを楽しみに、書き綴っています。 

Category: ドライブ

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藍よりも碧い池

 晴れていれば、満天の星でも拝めたのでしょうが、連日のサッカー観戦の疲れもあって早寝早起き。

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 6時前に出発。宿のオーナーに教えてもらった、新名所に朝駆けです。

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 車で15分ほど。

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 広く整備された駐車場から、もう歩いてすぐ。

 青い池。なんと安易なネーミングでしょう。

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 またまたウィキから。

 青い池は北海道上川郡美瑛町白金にある人造池の通称である。「白金の青い池」、「美瑛白金青い池」などとも呼ばれる。
 美瑛町の東南部、美瑛川左岸の標高約500メートルに位置しており、十勝岳の麓に湧く白金温泉から約2.5キロ北西の地点にある。

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 この池は1988年(昭和63年)12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まったものである。


 小雨が降ってきました。

 天気が実に残念。

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 この堰堤はコンクリートブロックによるもので、北海道開発局により1989年(平成元年)6月に着工され同年年末に完成した。美瑛川を横切る形で施工され、本流から離れた両岸の森林内部まで堰堤が造られた結果、美瑛川左岸側のブロック堰堤に水が溜まるようになり、周囲に自生していたカラマツ、白樺等の樹木は、水没し立ち枯れた。したがって、目的を持って造られた溜池や貯水池などとは異なり、青い池は偶発的に人造池となったものである。

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 この付近の湧水には水酸化アルミニウムなど、主に白色系の微粒子が含まれており、美瑛川本流の水と混ざることによって分散され一種のコロイドが生成される。水中に差し込んだ太陽光がコロイドの粒子と衝突散乱して水の吸収による青色の透過光が加わり、美しい青色に見えると言われている。

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 水の青さと立ち枯れた木々の幻想的な景観から、その存在がカメラマン等を中心に口コミで広がり、いつの頃から誰からともなく「青い池」と呼ばれるようになった。

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 2012年7月に発売されたアップル社のOS X Mountain Lionの15種類の壁紙のひとつに、青い池の写真が採用された。また、この写真はMacBook Pro Retinaディスプレイモデルの宣伝・プロモーションにおいて大々的に用いられた。この写真は、地元美瑛町在住の写真家、ケント白石(Kent Shiraishi)によって、初雪が池に降る10月下旬に撮影されたものである。

 私のiPhoneにも入ってました。これ書いてる時に気づいたのですがね。

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 「青池と初雪」(英題:Blue Pond & First Snow)と名付けられたこの写真は、ナショナルジオグラフィック主催ナショジオ・フォトコンテスト2011の「Nature 自然・動物部門」の奨励賞にも選出されており、翌2012年6月にサンフランシスコで開催されたWorldwide Developers Conference(通称WWDC)のプレゼンテーションでは、会場に設けられた大型スクリーンに画像が映し出された。
 その際、各国から集まったデベロッパーの前で、アップル社のスタッフにより「今まで我々が作った中で、世界一美しい画面である」と絶賛されている。 さらに2013年9月、アップル社のモバイル用OSであるiOS7の壁紙にも採用され、同社の主力製品であるiPhone、iPad、iPod等の壁紙にもなった。

Blue Pond First Snow引用

 何故か口ずさんだ歌。



 JR北海道ほどではないけど、北海道開発局のいい加減な仕事が産んだ素晴らしい風景でした。

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 宿に戻りました。

 周辺に広がる風景。

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 食堂でミルクとコーヒーを注いでまったりしていたら、奥様が表へどうぞと。

 青い池周辺は雨でしたが、この辺りは全く問題なし。

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 これは幸せな朝食です。

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 「今日も、天気はダメですねー-」

 「青空もあちらに見えますよ。」

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 北海道の方は、ポジティブです。

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 毎日こんな素敵なテーブルで朝飯を食べてたら、また太っちゃうな。

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 素晴らしい眺めのペンションを後にします。ちなみにオーナーは滋賀県出身でした。無線LAN使えます。

 ありがとうございました。

 ペースを上げないと、旅レポが終わらないので、先を急ぎます。

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 これも、Hokkaiderさんのガイドに載ってる、ライダー向けの名所が美瑛にあります。

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 まぁ北海道ならどこにでもある、真っ直ぐな道。

 土地の個人所有が始まる前に道は作るべきということなんでしょうか。

 この尾根を越えると、何があると思いますか。

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 ずっぎゅーーーーん。
  
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 ジェットコースターの道と呼ぶそうなんです。これまた安易な。

 バイク乗りなら、雄叫びを上げて走るでしょうね。

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 危険なことに、途中に一旦停止があったりします。

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 終点でUターン。2.5kmのジェットコースターは逆走も出来るのです。

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 周辺はのどかな田園。

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 静かなNoteで激走しようとしたら、記念撮影中の家族がいたりします。

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 やっぱり天気はイマイチというか、ダメ。

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 最後の急勾配。

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 それでもせっかくなので少し名所を巡ります。

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 名前不詳。

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 ケンとメリーの木。

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 打ち捨てられたトラック。

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 北西の丘展望台。

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 修学旅行の高校生が高松から来てました。

 セブンスターの木周辺は中国語の嵐。

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 もう飽きてきてますよね。

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 親子の木、だそうです。

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 後ろ髪を引かれなくなるまで走り回って、美瑛を後にしました。
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テーマ : 北の大地へ  ジャンル : 旅行

Comments

懐かしい!
風写さんへ。

天気がよかったら、もっと素敵な写真撮れたのに、残念。
美瑛では、ネイチャーフォト前田真三作品のギャラリー「拓真館」は行かなかったのですか?
彼が現役時代創設した、東京・青山のフォトライブラリー「丹渓」には、カレンダーなどで随分世話になりました。現在は長男の晃氏が引きついでいるようです。

前田真三氏なかりせば、富良野・美瑛観光は、こんなに脚光浴びなかったかも。
倉本聡の「北の国から」も生まれなかったかな?
kazuさんへ
青い池、行かれたことありましたか!?
それとも美瑛の方ですか。

拓真館、前は通りましたが、外のほうが好きなので、入りませんでした。

美瑛や富良野の魅力は人の営みが、ぎりぎり自然を壊さずにマッチしているバランスにあると思います。観覧車は邪魔ですけど。

そんな場所に都会から旅することが、自分を見つめるという意味でも、重要かと思うのですが、観光客が多すぎるのは、なんだかなぁ。
美瑛です
風写さんへ

拓真館、ネイチャーフォトの感性を磨くつもりで、行きました。
案内表示があった先がロングロード、途中なにもありません。
前田真三さんのように撮るには、そこに住んで、朝昼夕、定点撮影しなければ無理ですね。
kazuさんへ
そうですね
昔から、私も写真の雑誌を良く買います。求む刺激。

素晴らしい景色がある地に住んで、毎日写真を撮れば............よく考えますが、少なくとも、私には楽しそうには思えません。

その瞬間は、待つのではなく、出会えてこそ幸せなのだと思うのです。

一期一会ですか。






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Author:風写
仙台在住の“いんぴんかだり”です。
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人前で話すこと、満員電車は真っ平御免。

癒されるものは、風に立ち向かう風力発電機、ごめんね青春!の中井さんと蜂矢先生、暖炉の炎、ミーアキャット、困った顔の石田ゆり子、喜多方宮古の刺身こんにゃく、越中八尾の風の盆、井上あさひアナの微笑み、あん肝、クラシックカメラの手触りとシャッター音、新垣結衣のすっぴん、生シロエビ、ピンクフロイド、ひたすらアクセルオンで登り続けられる峠道、ずっと下り坂だけのサイクリング、いきものがかり、掘りたての筍刺し、首を傾げた麻生久美子、時間が止まったような日だまり、サイモンとガーファンクル、大町へそのをの煮込、美術館の静けさ、博物館のかび臭さ、手嶌葵のハスキーヴォイス、薪の燃える香り、湯葉刺し、タレントもクイズも無しのドキュメンタリー番組、カエデの若葉、硫黄温泉、青空、街灯、水門、消火栓、冷えた純米酒、旬のサンマ刺、姫神、カワセミのダイビング、街独特のマンホール、わっぱ飯、桑子真帆アナの突込み、Across the Universe、イワトビペンギン、お寺の鐘、碧い海と砂浜、水を張ったばかりの棚田、QueenⅡのBlack Side、アジのたたき、レイラ後半のデュアンオールマンのスライドギター、小梅蕙草、アルトビール、ブリーカーストリートの青春、ヤマユリ、パリパリの餃子、原田知世の「ふう」、広くて静かな板の間、街角の向こうから聞こえてくる定禅寺ストリートジャズフェスティバルの演奏………〆のラーメン

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