はてなキーワード: 扇動とは
戦争と縁遠い平和の国ジャパンで「戦争反対」を唱えている人には党派性があって
つまり彼らは「他国が侵略戦争を仕掛けやすいように、軍備解体へ世論を扇動する活動家」なのである
この日本では「戦争反対」という言葉は「戦争反対」を意味しない
不思議だ
「戦争反対と言う人には党派性がある」と断じながら、自分の党派性だけは透明な中立だと思っているあたりが味わい深い。
しかも論理は、「戦争に反対する人=軍備解体を狙う活動家=侵略を助ける人」という、棒高跳び金メダル級の三段跳び。
反戦の中身も、安全保障の議論も、相手の主張も見ずに、全部まとめて敵の手先にしてしまうのは、議論というよりレッテル貼りに近い。
dorawiiアンチが捕まった裁判傍聴してそのツラ拝んでやりてえなあ。
てか「現実世界へgo」とか言ってるのあったけどもしそれでそそのかされて俺が犯罪したら連座でアンチも捕まると思うだけど大丈夫か?
dorawiiより
https://anond.hatelabo.jp/20260505132054#
dorawiiより
https://anond.hatelabo.jp/20260505132248#
どうなったの?
https://anond.hatelabo.jp/20260505132459
そそのかした人からも捕まった人が出ました🤪
dorawiiより
https://anond.hatelabo.jp/20260505132656#
2000年に発生した西鉄バスジャック事件(西鉄高速バス乗っ取り事件)において、第三者が犯人の少年(当時17歳)に直接的な実行を命じた「教唆犯」として立件された事実はありません。
この事件に関しては、インターネット掲示板「2ちゃんねる」での書き込みが注目された経緯から、しばしば教唆や扇動との関連が語られることがありますが、正確な状況は以下の通りです。
事件とインターネットの関わり掲示板への書き込み: 犯人の少年は、事件当日に掲示板上で「ネオ麦茶」というハンドルネームを使用し、「ヒヒヒヒヒ」というタイトルのスレッドを立てて犯行を予告するような書き込みを行っていました。
周囲の反応: 当時の掲示板上では、少年の書き込みに対して煽るようなレスポンス(「早くやれ」といった内容)が見られましたが、これらは匿名のユーザーによる無責任な発言であり、法的な「教唆(特定の人物に犯罪の決意を生じさせること)」として立件・処罰されるには至っていません。
https://anond.hatelabo.jp/20260505133348#
無責任とは責任を省みないという意味で合って、責任が無い、責任に問われないという意味ではないんだよ。そこ勘違いしてそうだけど。
dorawiiより
https://anond.hatelabo.jp/20260505133608#
そそのかした人からも捕まった人が出ました🤪 dorawiiより
https://anond.hatelabo.jp/20260505135352#
あわよくば騙されればいいと思ってるが何か問題が?犯罪でちゅか?w
dorawiiより
2000年に発生した西鉄バスジャック事件(西鉄高速バス乗っ取り事件)において、第三者が犯人の少年(当時17歳)に直接的な実行を命じた「教唆犯」として立件された事実はありません。
この事件に関しては、インターネット掲示板「2ちゃんねる」での書き込みが注目された経緯から、しばしば教唆や扇動との関連が語られることがありますが、正確な状況は以下の通りです。
事件とインターネットの関わり掲示板への書き込み: 犯人の少年は、事件当日に掲示板上で「ネオ麦茶」というハンドルネームを使用し、「ヒヒヒヒヒ」というタイトルのスレッドを立てて犯行を予告するような書き込みを行っていました。
周囲の反応: 当時の掲示板上では、少年の書き込みに対して煽るようなレスポンス(「早くやれ」といった内容)が見られましたが、これらは匿名のユーザーによる無責任な発言であり、法的な「教唆(特定の人物に犯罪の決意を生じさせること)」として立件・処罰されるには至っていません。
またウチのはてリベが迷惑かけてるようで、、、、申し訳ない、、、
@HirokoKado
4/14火曜のAbemaにおいて、暴力革命を標榜する全学連の方々を諌める私の発言に対して、SNS上の切り取り動画により、私が「国民のデモを‘’ごっこ遊び‘’と言って揶揄した」旨の偽情報が回り、文脈を無視して扇動するメディア記事まで出ている状況です。私ならまだしも、家族への危害を匂わせるような投稿も出てきているため、改めて2点申し上げます。
1)発言について、謝罪も撤回も釈明も致しません。政治家として、暴力革命による政権交代を標榜する若者に対して、その目的(体制転覆)と手段(ペンライトのデモ)との間の論理矛盾を指摘(ごっこ遊び)し、 暴力革命ではなく、民主主義による政権交代を目指すべきと諭すことは当然のことです。
2)現在、偽情報に扇動された方々により、全く無関係の小4の娘、小2の息子を含めた家族や事務所スタッフへの危害を匂わせるような脅迫や無言電話等が発生しており、厳正に対処しております。私は政治家としてこうした卑劣な手段に屈しません。
①全学連矢嶋さんが
「社会を根本からかえるには暴力が必要」「高市政権を倒す」と主張される一方、実際にはペンライトを使ったデモ活動をしている、目的と手段が乖離している矛盾に対して、「ごっこ遊び」ではないか、そうではなく、政党を作って支持を広げて、政権交代を目指すべきと私は述べています。
②全学連の西村さんは、参加人数の主催者発表(3万人)と実態(頑張って見積もっても1万とか?)の乖離について、運動の指導部、主催者が共産党であるから、ご本人は具体的な数字がわからないものの、「数を盛っているのでは」「それじゃ信用されないよ」という他のゲストからの指摘を否定されていませんでした。
・堀口英利を名乗る人物ら数名からDMCA申請(Xのポストのスクショ画像やアカウントのアイコン画像等の著作権侵害)を受けて、Youtubeが暇空氏のアカウントを一時ロック
↓
・堀口氏がその結果を報告するnoteを公開(現在、note運営により削除済)
↓
・歓喜に湧くはてなー達、堀口氏を褒めたり暇空を叩くコメント多数
↓
・10日も経たずに暇空氏のYoutubeアカウントロック解除、制限無く動画投稿可能に
↓
↓
↓
↓
・堀口氏がYoutubeに公開していたLive動画が何故か全削除される ←今ここ
何というか、別に堀口”左翼の星”英利氏や(はてなーが命名)彼を支持するら暇空アンチ集団に限った話ではないが、
左派はとにかく初動が全てで、後の結果がどうなろうが知った事ではないし、とにかく相手が悪いというレッテルを貼り続け、後は何があろうが知らね、という対応が一貫している様に思えてならない。
続報を見たり、内実はどうであるかを一々精査しない、はてなーの様なネオB層(ネットだけ見て騒ぎたいだけの馬鹿)を騙して扇動できればそれで良い、という戦略なのだろう。
16人が死傷した辺野古沖転覆事件に通じるものがあり、末恐ろしいものを感じる。
対応だけ見れば、どうにも暇空が特別対応されている(と、堀口支持派は主張している)というよりは、
単に堀口側のDMCAが、所謂アカウントロック目的嫌がらせ申請、あるいはそれらに類するものであるとYoutube側に判定されただけの様に思える。
実際こういった嫌がらせ申請で大手アカウントがロックされたり、その件で申請側が逆にBANされたり、Youtube側が申請者を訴える、といった事態も発生しているらしい。
堀口氏によるYoutubeアカウント凍結報告note(現在、note運営判断により削除済)にも、
暇空とは一切関係ない部分で、係争相手である知人女性(トラブルから堀口氏をブロックした後、複数の訴訟を提訴され、約400万の賠償を請求されている)に対して
「(暇空が責任を持って)首に縄つけて引っ張ってこい」「銃を突きつけてでも(女性を)目の前に連れて来い」「(女性との)友人関係を元に戻せ」などと
明らかにやばい事、こういう事を書いている明らかに◯◯な人間には関わるべきじゃないし、ましてや敵の敵だからと、
持ち上げて乗っかるべきでは無いだろ…という内容を書いてたのに、それらを全て無視して暇空ガーしていた、
過激な「カプ厨」(特定のカップリングに執着するファン)が作者を追い込んでしまう心理や背景には、単なる好き嫌いを超えた、いくつかの特異な精神構造や集団心理が働いていることが読み取れます。
主な心理的要因は以下の通りです。
過激なファンは、自分の嫌いなカップリング(地雷)を単なる嗜好の問題ではなく、「倫理的な間違い」や「悪」であると定義します。
作者を攻撃し、自分の思い通りに動かそうとすること自体に快楽を見出している側面があります。
自分が不快なものを見た際に、「不快にさせられた」という被害者意識を抱き、それを相手にぶつけることが当然だと考える心理です。
作品そのものよりも、自分の脳内で作り上げた「理想のカップリング」を至高としているため、そこから外れる描写を許容できません。
このように、過激なファンは「自分が正しい側にいる」という確信のもと、個人の嫌悪感を社会的な正義にすり替え、作者を断罪・支配することに悦びを感じる心理状態に陥っているといえます。
今回の騒動は、『ガンバレ!中村くん!!』の作者が、自身の作品の公式カップリング(男子高校生同士)とは異なる、「教師と生徒」のイラストをSNSに投稿していたことが引き金。
作者がファンサービスとして、先生(成人)と広瀬(未成年)という、教師と生徒の恋愛を想起させる落書きをX(旧Twitter)に投稿した。
これが、特定のカップリングしか認めない「固定派」と呼ばれる一部のファン(腐女子)の逆鱗に触れた。
騒動を激化させた大きな要因は、英語圏、スペイン語圏、ポルトガル語圏の腐女子がWokeを動員したことにある。
作者はもともとメンタル面で不安定な状態にあったそうだが、多国籍アカウントからの絶え間ない誹謗中傷や「ペドフィリア(小児性愛者)」とのレッテル貼りに耐えきれず、SNSアカウントの削除に追い込まれた。
こうした騒動をきっかけとして、日本だろうが南米だろうが北米だろうが、どこの腐女子も文化的背景が同じであることが露呈した。
今回の騒動は「ファン内部のカップリング論争」が「Woke思想の武器化ノウハウ」と結びつき、SNSを通じて作者個人を社会的に抹殺しようとした過激なバッシング事件だ。
「抵抗の軸(Axis of Resistance)」 は、イランが自らを「抵抗の中心」と位置づけ、ヒズボラ(レバノン)、フーシ派(イエメン)、イラク民兵(PMFの一部)、シリア残存勢力などをネットワーク化して反米・反イスラエル・反西欧の影響力を広げる戦略です。しかし、実態は他国の内政への明らかな干渉であり、シーア派が大多数の国で少数派であるにもかかわらず、強引に「革命イデオロギー+代理武装勢力」を押し進めることで、敵を増やし続けています。そして、現地のシーア派コミュニティ自身が最大の被害者になるケースが目立ちます。
イラン(およびその支援する「抵抗の軸(Axis of Resistance)」)による影響で被害を受けている主な国と、現地のシーア派コミュニティの状況を、2026年4月現在の情勢に基づいてまとめました。用語は標準的なものを用い、情報源は主に信頼できる国際機関・シンクタンク・報道(Soufan Center、Britannica、Al-Monitor、ISW、GCC公式声明など)から抽出しています。
ヒズボラ(イランが資金・武器・訓練を提供する主要プロキシ)が独自の軍事行動(イスラエルへの攻撃など)を続け、レバノン政府の軍事活動禁止命令を無視。結果として2026年のイラン戦争拡大でイスラエル報復攻撃を受け、100万人以上(人口の約1/6)が避難、数千人の死傷者、インフラ・住宅の深刻な破壊が発生。経済崩壊と宗派緊張の悪化を招き、国家主権が侵害された形。
ヒズボラはシーア派(人口比約30-35%)の最大勢力で、社会サービスを提供して支持基盤を維持。しかし、戦争による被害(特に南部・ベイルート南部郊外のシーア派居住区)が集中し、支持者内からも「無責任な決定で我々を犠牲にした」「疲弊した」「ヒズボラの地政学的冒険にうんざり」という批判が顕在化。2025-2026年に支持率低下と内部不満が増大し、武装解除努力(レバノン軍主導)への抵抗が続く一方で、シーア派全体の孤立とフラストレーションが高まっている。
イラン直結の民兵(Popular Mobilization Forces: PMFの一部)が米軍基地や湾岸諸国(サウジ・UAE・クウェートなど)への攻撃を繰り返し、イラク領土が代理戦争の戦場化。米国報復攻撃でイラク軍人・民間人死傷、GCC諸国からの共同非難(攻撃停止要求)、外交・経済関係の悪化(湾岸投資減少など)。国家主権の喪失と宗派分断の固定化が進む。
イラクのシーア派は人口の多数派(55-65%)だが、イラン依存の民兵行動が「イラク全体のイメージを損ない、経済打撃を招く」との不満が広がる。2019年の大規模抗議(イラン影響力反対)以降、一部政治家や若者層で「イラン影響力の低下はイラクに害にならない」との声が公然化。民兵の一部は政治統合を模索するが、KHなど強硬派はイラン忠誠を維持し、シーア派内部の分裂を深めている。
フーシ派(イラン支援のザイド派シーア系武装組織)が紅海航行攻撃やイラン支援のミサイル発射で参加。サウジ・UAEとの長期戦争、人道危機(飢餓・医療崩壊)、経済封鎖を悪化させ、2026年の戦争で報復リスクが増大。国家再建が遅れ、インフラ被害が深刻。
ザイド派シーア(人口比約35-40%、主に北部)がフーシ派の基盤だが、長期紛争でザイド派地域を含む全国が被害を受け、「イランに利用された」「人道危機の代償が大きすぎる」との声が出ている。フーシ派支配下で統治負担が増え、内部でも現実派の慎重論が見られる。
イラン直接攻撃やプロキシ経由のミサイル・ドローン攻撃(エネルギー施設・空港・港湾など)が2026年に集中。死傷者発生、石油輸出・航行の混乱(ホルムズ海峡・紅海)、経済損失。GCC諸国は共同声明で「主権侵害・国際法違反」と非難し、自衛措置を表明。ヨルダンは領空通過・武器密輸の脅威で巻き込まれリスク増大。
これらの国でシーア派は少数派(バーレーンで多数派に近いが王政はスンニ派、サウジ東部で集中)。イランが「シーア派擁護」を名目に干渉・扇動を試みるが、結果として政府の警戒・抑圧が強まり、シーア派コミュニティ全体が「疑いの目」で見られ、差別や監視の強化を招く。イラン支援のセル摘発で緊張が高まり、現地シーア派は「イランの道具にされる」被害を被る形。
イランの「抵抗の軸」戦略は、内政干渉・宗派分断・代理戦争の拡大を招き、対象国に治安悪化・経済損失・主権侵害をもたらしています。
現地のシーア派はイラン戦略の最大の犠牲者になるケースが多く、支持基盤内でも「疲弊」「孤立」「利用された」という不満が広がっています。
この文脈から、アラブ諸国(ヨルダン・サウジ・UAEなど)の多くは、ヒズボラの武装解除を「レバノン国家の正常化」として支持する方向に動いています。イスラエルの攻撃は「過剰で停止すべき」と批判しつつ、イラン・ヒズボラ軸の「武装維持要求」は「他国を道具化する常軌を逸した内政干渉」として受け入れがたい、というのが現実です。
米国では「不正選挙」という虚構が群衆を議事堂襲撃へと向かわせ、民主政治を内側から掘り崩しつつある。日本は違う――本当にそう言い切れるのか。慶応義塾大の烏谷昌幸教授は、私たちの隣にも「陰謀論政治」が忍び寄っていると指摘する。
人々はなぜ荒唐無稽な「物語」に熱狂するのか。民衆の怒りと敵意をたき付ける「剝奪(はくだつ)感」とは。民主主義を腐食させかねない陰謀論という劇物への、有効な解毒剤はあるのか。烏谷教授に尋ねた。
「陰謀論に強い問題意識を持つ直接のきっかけは、2021年1月6日に米国で起きた連邦議会議事堂襲撃事件です。直前の大統領選での本当の勝者はトランプ氏だったのに民主党バイデン陣営が不当に勝利を盗んだ、という不正選挙陰謀論を信じた人々が、民主主義の象徴である議会に乱入した。暴力そのもの以上に衝撃だったのは、この陰謀論を最も熱心にあおったのが当のトランプ氏だったことです」
「自らの政治的影響力を高めるために、政治家にとって致命的になりかねないウソを平然とつき、支持者を扇動する――この事件は、陰謀論を政治的に利用し武器化する『陰謀論政治』が民主主義の基盤そのものを破壊しかねない威力を持つことを、まざまざと見せつけました」
「とはいえ、日本では同じことは起きないだろうと思っていました。米国のように社会の分極化が極端に進んでいるとは言えず、強固な政治的支持層間の深い対立があるわけでもない。陰謀論政治は生まれにくいだろう、と。しかしその見立ては甘かった」
「昨年の参院選や今年の衆院選で飛び交ったスローガン『日本人ファースト』や、スパイ防止法、国旗損壊罪の成立を熱烈に支持する人々の言説を追っていくと、そこで共有されていたのは『誰かが日本を内側から壊そうとしている』『見えない敵が存在する』という典型的な陰謀論的世界観でした。対岸の火事だと思っていた現象が、気づけば私たちのすぐ隣で生まれていたのです」
陰謀論と無縁の人はほぼいない
「過去・現在・未来の世の出来事の原因を、十分な根拠もなく特定の誰かの陰謀と決めつける思考様式のことです。陰謀論の本質は、複雑で不確実な世界を単純な図式に物語化する点にあります。内容が荒唐無稽かどうかは重要な指標ではありません。強調したいのは、陰謀論の影響を受けていない人はほとんどいないということ。私自身、若い頃は、ケネディ米大統領暗殺は単独犯ではなく背後に巨大な陰謀があると、心のどこかで信じていました」
「また、陰謀論は右派の専売特許でもありません。例えばかつての反原発運動の中にも、『ユダヤ資本が世界の原発を牛耳っている』『原子力ムラはナチスよりひどい』といった根拠薄弱な言説が紛れ込んでいました」
「ただ、陰謀論はこれまでも研究者やジャーナリストの視界に入っていたにもかかわらず、大衆の非合理性を示す一指標に過ぎないと軽視されてきた面があります。私も社会運動を研究するにあたって、そうした非合理な主張を本筋とは関係のないノイズと捉え、思考の外側に隔離してしまっていた。しかし今振り返れば、それは陰謀論の持つ力の過小評価につながっていたと、反省しています」
「右であれ左であれ、草の根運動の情熱や力は、悪い勢力が善良な市民の生活を脅かしている、という怒りからしか生まれ得ない。福島の原発事故後の脱原発運動は、『日本のエネルギー政策は原子力ムラによって支配されてきた』という陰謀論的言説が広く浸透しなければ、あそこまで力強いものにはならなかったはずです」
――考えてみれば、陰謀論と政治運動の結びつきは新しいものではありませんね。
「はい。ナチスは荒唐無稽なユダヤ陰謀論を用いて大衆を反ユダヤ主義へと扇動しました。ハンナ・アーレントはドイツの全体主義を分析する中で『虚構が一貫性を持って現実を上書きしていく過程』を見いだしましたが、現在の視点から見れば、陰謀論政治の研究として捉え直すことも可能でしょう」
――ただ、自らの政治目的のために陰謀論を意図的に武器化する「陰謀論政治」が、日本にも広がりつつあるとまで言えるのでしょうか?
「陰謀論政治の特徴は、陰謀論が一般的な政策論と表裏一体で拡散する点です。議事堂襲撃に直結した米国の不正選挙陰謀論も、きっかけは公正な投票制度のあり方をめぐる真っ当な政策論争でした。ただ、トランプ氏の『郵便投票は不正が起きやすい』という一見まともな主張は、文字通りの表向きの意味だけでなく、陰謀論を共有する者だけに通じる特殊な意味をはらんでいました。熱烈な支持者にとっては『民主党が選挙を盗んでいる』という裏の物語を共有するための犬笛として機能したのです」
「日本でも直近の参院選や衆院選では、国籍取得要件の厳格化、外国人の不動産買収規制、スパイ行為を取り締まる法整備の必要性をめぐる政策論が飛び交いました。しかし、こうした一般的な訴えの裏で、参政党や日本保守党、日本誠真会などの一部支持者の間では『国会議員の65%は帰化人だ』『中国が大量の人間を送り込んで帰化させ、移民受け入れ法を制定し、日本を中国の一部にしようとしている』といった陰謀論が熱心に共有されていました」
「参政党の神谷宗幣代表は、選挙ではあからさまな陰謀論や過激な表現を控えています。日本がユダヤ系国際金融資本の支配下にあるとか、コロナワクチン接種を『人体実験』と断じた過去の発言や主張も修正。参院選で『極端な思想の公務員を洗い出し辞めさせる』と発言した後にも、言葉足らずだったと釈明しました。ただ、党員や支持者向けの場や動画では相変わらず『(日本で)目立つところにいる人の半分くらいはスパイ』『各分野にディープステート(影の政府)がいる。メディア、医療界、農業界、霞が関にも』と語ったり、編著書でマスコミは国際金融資本家によってコントロールされていると主張したりするなど、持論を滑り込ませています。政策論と陰謀論の言葉を巧みに使い分けているのです」
「確かに日本ではまだ、陰謀論を政治的資源として大々的に運用したり、敵・味方の線引きや忠誠心の測定に用いたりといったことは起きていません。トランプ氏は22年の中間選挙で、大統領選での不正選挙陰謀論を信じるか否かの踏み絵を候補者に迫り、共和党内の反トランプ派を洗い出しました。しかし陰謀論は使い方を誤れば、極端な言説が可視化され、かえって政治生命を脅かす両刃の剣です。日本で広い層に訴えるためには、露骨な陰謀論は今のところ有効ではない。内向きには陰謀論的なメッセージで動機付けを行い、外部に対しては前向きな国家論と政策論を語る。この使い分けこそ、日本における陰謀論政治のスタイルと言えます。荒唐無稽な話が飛び交い全面的に活用されている米国とは異なりますが、陰謀論が政治の動員力として機能している点は同じ。日本は既に陰謀論政治に足を踏み入れつつあると言えると思います」
募る剝奪感、進む感情的分極化
――陰謀論が活性化する要因として、世界をシンプルに把握したいという欲求と共に、「剝奪(はくだつ)感」を挙げていますね。
「陰謀論は、世界を善と悪の二項対立として捉え、様々な出来事を分かりやすい勧善懲悪の物語として解釈します。『中国が日本に工作員を大量に送り込んでいる』『野党の国会議員はスパイばかり』という言説は、『悪事をたくらむ者』と『隠された真実を知り正す者』の対立図式として物語化されています」
「もっとも、勧善懲悪そのものは古くからある枠組みです。近年、陰謀論が急速に暴走した背景には、ソーシャルメディアの爆発的な普及に加えて、何か大事なものが奪われるという剝奪感の増加があります」
「剝奪感は、困窮といった客観的な負の境遇だけでなく、期待値とのギャップから生まれます。それまで保持していた財産や地位などを失いかける時に、人は強い剝奪感を抱く。『失われた30年』で日本の国際的な地位は否(いや)応(おう)なく低下しました。親世代と同じように、いやそれ以上に働いても、期待していたような人生や未来が見えない。人口が減り経済が落ち込み国の借金も膨れあがり、国力がどんどん低下する。一方で隣国の中国は大国としての存在感を揺るぎないものにしている――。そこに『自分たちは悪くない。姿を見せない敵のせいで日本は弱体化している』という物語が登場し、不安と不満を肯定してくれたのです」
「『国会議員の6割超が帰化議員』という言説は、もちろん許しがたいデマです。しかし国権の最高機関のメンバーの大半を『代表』どころか『同胞』とすら感じなくなった層の声が力を持ち始めていることは、憂慮すべきです」
募る剝奪感、進む感情的分極化
――陰謀論が活性化する要因として、世界をシンプルに把握したいという欲求と共に、「剝奪(はくだつ)感」を挙げていますね。
「陰謀論は、世界を善と悪の二項対立として捉え、様々な出来事を分かりやすい勧善懲悪の物語として解釈します。『中国が日本に工作員を大量に送り込んでいる』『野党の国会議員はスパイばかり』という言説は、『悪事をたくらむ者』と『隠された真実を知り正す者』の対立図式として物語化されています」
「もっとも、勧善懲悪そのものは古くからある枠組みです。近年、陰謀論が急速に暴走した背景には、ソーシャルメディアの爆発的な普及に加えて、何か大事なものが奪われるという剝奪感の増加があります」
「剝奪感は、困窮といった客観的な負の境遇だけでなく、期待値とのギャップから生まれます。それまで保持していた財産や地位などを失いかける時に、人は強い剝奪感を抱く。『失われた30年』で日本の国際的な地位は否(いや)応(おう)なく低下しました。親世代と同じように、いやそれ以上に働いても、期待していたような人生や未来が見えない。人口が減り経済が落ち込み国の借金も膨れあがり、国力がどんどん低下する。一方で隣国の中国は大国としての存在感を揺るぎないものにしている――。そこに『自分たちは悪くない。姿を見せない敵のせいで日本は弱体化している』という物語が登場し、不安と不満を肯定してくれたのです」
「『国会議員の6割超が帰化議員』という言説は、もちろん許しがたいデマです。しかし国権の最高機関のメンバーの大半を『代表』どころか『同胞』とすら感じなくなった層の声が力を持ち始めていることは、憂慮すべきです」
――陰謀論が武器化される重要な背景として「政治的分極化」があるとも指摘しています。
「ええ。とりわけ重要なのが『感情的分極化』だと思います。米国では、自分の子どもが対立政党の支持者と結婚することを『不愉快』と思う人が50%ほどに達しています。60年代には数%でした。2020年の大統領選をめぐるNBCの調査では、異なる候補に投票した人とは結婚しないと回答した大学生が6割を超えています」
「政策や利害、イデオロギーの違い以上に『相手が嫌いだ』という感情が先鋭化し、政治対立を妥協困難なものにしてしまっている。この分極化が進んだ環境では、『敵』である相手陣営を悪魔化する陰謀論が極めて有効になります。トランプ氏が陰謀論を武器化できた大きな条件でした」
「日本では、まだそこまでの分極化は進んでいないでしょう。ただ、兆しは見え始めています。『リベラル』『エリート』『主要メディア』といった言葉が、単なる立場の違いではなく感情的な敵を指すラベルとして使われるようになってきている。この変化を軽く見るべきではありません」
「残念ながら特効薬はありません。公共の情報空間においてウソは許されない、と粘り強く指摘し続けることは不可欠です。ただ、ネットの偽情報対策やメディアリテラシー教育だけで解決できる問題でもありません。米国の不正選挙陰謀論は、反証材料が多く示され公的に否定されたのに、2年以上経っても共和党支持者の7割がなお信じていました」
「日本でも昨夏、国際協力機構(JICA)が進めていたアフリカとの交流事業をめぐり、政府がアフリカから移民の大量受け入れをもくろんでいるとの声がSNSで拡散し、JICA解体デモまで起きました。早い段階で誤情報が否定されたものの、騒動は1カ月ほど続きました」
「善悪の二項対立図式の中で陰謀論を強く信じる人は、自らの正義を疑わず、危機に瀕(ひん)した国を救おうとする愛国者を自任しています。米連邦議会議事堂を襲撃した人たちもそうでした。彼らにとっては、政府や主要メディアによる否定情報やファクトチェックこそが、敵対勢力による『偽情報』なのです。事実と虚偽情報をより分け、陰謀論の除去装置として機能してきた既存メディアを、トランプ氏も参政党も敵視しています」
「自分たちから奪われたものを取り返すために闘っている政治家の言葉だけが信じられる。そう疑いなく考えている人たちを『陰謀論だから信じるな』と説得することは容易ではありません。『陰謀論者』とレッテル貼りすることも、逆効果になりかねません」
――陰謀論政治の危機を克服するには、人々の剝奪感を手当てするしかないということでしょうか?
「陰謀論は、政治的に疎外されたと感じる人々にとって、希望と元気を与える物語として機能してしまっています。それに替わる、より建設的で希望の持てる物語を私たちの社会が提示できるか。まずはそれが大きなカギです」
「もう一つ重要な処方箋(せん)は、政党政治をきちんと機能させることです。有権者が寄せる陳情や訴えには元来、被害妄想や誇大妄想、怪しいデマが含まれているものです。議員たちはそれを丁寧に除去しつつ、言葉の先にある『民意』をうまく翻訳、集約してきました。しかし現在の政界は全体的に議員の世襲化とエリート化が進み、民意から隔たることで、そうした広範な民衆の利害集約機能を低下させてしまった感があります」
「グローバリズムによって日本の国力が低下し続ける中、蓄積する剝奪感の受け皿がなくなった。その政治的真空に登場したのが参政党でした。ただ、民意の中にある誤謬(ごびゅう)や偏見もそのまま丸ごと受け止めてしまっている。それが日本版右派ポピュリズム政党としての参政党の強みであり、危険な面でもあります。陰謀論抜きにはいかなる問題意識も語れない集団になっていないか、心配です」