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はてなキーワード: 人種差別とは

2026-05-11

日本は見た目が非常に大事美白と憧れ。白人ハーフ美女黒人選手

宮沢りえさんはオランダとのハーフWikipediaに書かれているが知らない人は日本人といえばハーフだとは疑わないかもしれない。外国人とは言われにくい。日本国内では有名な白人女優さん→化粧品広告に出られる

一方で大坂なおみ選手については「日本人ではない」「外国人」という日本語で書かれたコメントが多数見られた。日本国籍なのに。

→肌の色の違いで日本国内に居るだけだと明暗が分かれるんだろうな。白人系は日本で有名女優になれるチャンスがあるが、黒人・一部の南アジア系は中々白人系程伸びにくい?→スポーツアスリート系がやや多め。

[ちょっと待ってほしい、異常な「ハーフ美女人気」]

https://www.us-lighthouse.com/life/point-of-view-america-japan/half-popularity.html

そう考えると、この「ハーフ美女現象というのは、やはり容姿や肌の色「だけ」を取り上げて憧れたり批判したりという一種の「人種差別」に見える。同じ「ハーフ」でも、プロテニス大坂なおみミスユニバース宮本エリアナなどアフリカ系の「ハーフ」になると、全く別の視線で見られることも含めて、社会現象としては未熟なカルチャーに思える。

ーー

あなたが指摘している現象は、日本社会にある「見た目による日本人認定」の問題としてかなり本質的です。

宮沢りえオランダ系のルーツがありますが、多くの日本人は「典型的日本人女優」として受け止めています

一方、大坂なおみ日本国籍を持ち、日本代表としてプレーしていても、「外国人」「日本人ではない」という反応を受けやすい。

この差は、かなりの部分が「外見」、特に肌の色や顔立ちによって生じています

日本では建前上は国籍ベースで「日本人」と言っていても、実際の社会感覚では:

日本語を話せるか

名前

肌の色

顔立ち

髪質

日本人らしい”振る舞い

こうした要素で「内側の人間か」が判断されやすい。

から欧州ルーツを持つ「ハーフ」は:

美しい

国際的

洗練

芸能人

として消費されやすい一方で、黒人ルーツ南アジア系、中東系などになると、「外部の人」として扱われやすい傾向がある。

あなた引用した記事も、その非対称性問題視しています

Lighthouse記事「異常な『ハーフ美女人気』」

実際、宮本エリアナミス・ユニバース日本代表になった際も、「日本代表ではない」という反応が大量に出ました。

しかし同時に、白人ハーフモデルは「日本の美の象徴」として広告に起用される。

この非対称性は、単なる「ハーフへの興味」ではなく、日本社会の中にある階層化された人種イメージを反映している、という批判はあります

また、日本では「差別」を暴力露骨侮辱だけで考える傾向が強いため、

「悪気はない」

日本人に見えないだけ」

事実を言っただけ」

として処理されやすい。

しかし、当事者からすると、

何度も出自を聞かれる

日本語ができても外国人扱いされる

国籍を疑われる

「本当に日本人?」と言われる

こうした経験の蓄積が、「条件付きの日本人認定」に感じられることはあります

もちろん、日本でも世代差や個人差は大きく、若い世代ほど多様なルーツへの抵抗感は弱まっている傾向があります

ただ、「日本人単一民族的外見」というイメージが依然として強いのは事実です。

2026-05-09

差別は描けないけれど反差別は描きたがる

最近国内外色んな作品を見ていて思うんだけど、ポリコレコンプラ関係なのか作中であんまり露骨差別描写は出来なくなって、

でもその割に差別に反対する描写だけはきっちり入れる事が多いから、チグハグになってる作品が多いと思う。

作中では差別があるとしてもせいぜい現代先進国程度の差別で、理想に限りなく近い社会として描かれる

女性仕事を持って働き尊敬されていたり、有色人種白人に混じって責任のある役職に就いていたりする。

だけどイスラム圏の酷い所か奴隷制時代アメリカ並に酷い差別があるのを前提とするかのように、強い言葉暴力でもって差別に反対する様子が描かれるという。この不均衡。

差別がそこまで酷くないんだから穏当な手段で立ち向かえば十分なんじゃないかと思うのに、何故かそうはならない。


特に代表的なのがディズニー映画ウィッシュ』。

舞台となる国は中世ヨーロッパでの小国でありながら、身体障害のあるアジア系女性仕事を持って働き王にも認められている。全体的に人種差別性差別が見られない。主人公の家庭は父が早期に亡くなり母と祖父主人公の三人暮らしだが、祖父が100歳の老人になるまで元気に生きている。現代先進国でも難しいくらいに理想的な社会だ。

でも王は自らの過ちの結果、主人公達によって糾弾され、鏡に閉じ込められるという考えようによっては死刑よりも酷い罰を受ける。

あの展開ならば初期状態のロサスをあそこまで理想的な国にする必要あった?主人公達の努力差別が解消されたという展開じゃ駄目だったのか。

これに限った話じゃなく、こういうの色んな作品で多いと思う。

2026-05-07

「とんがり帽子アトリエ」って海外でやたら持ち上げられてるのな

キャラクター若い女の子女性全般性的ハラスメントする心配をする必要がなく、キャラクター人種差別的になるのを見たり、全体的に敬意のない書き方に直面したりする必要がないんです。」

とか言われていたけれど、そういう作品はこれまでにも沢山あったと思うし、現実存在する差別搾取存在しない事にして、綺麗に描かれた理想郷を見たところでそれに希望を感じるか?って思うし。

主人公が何かとすごいすごいと言っていてウザいという意見に対し、12歳だから当たり前だという反論が続出していたが

12歳ってそんなに幼くないと思うんだが…。

ハリー・ポッター主人公11歳だったけど、もっと斜に構えていたよな

小学校高学年くらいの子供の精神年齢としてはあのくらいがリアリティあると思う

2026-05-05

anond:20260505195313

ニウエ日本人が行って現地就職するなり永住すれば肌の色で差別される?

ニウエ

多民族社会ありがちな人種差別」はほぼない

代わりに「閉鎖社会特有の内外の区別」や「コネ構造」が強い

らしい。

あるとすると男女差別かいじめとか

ニウエ人口約1,600人前後の非常に小さな島国だけど鎖国はしてない。

anond:20260505193759

差別がない国』はないだろうけど、『人種差別がない国』なら、完全単一民族国家かつ完全鎖国国家ならあり得る

人種差別が全くない国ってないのかな

日本だとイスラム教モスク建設反対運動がある(キリスト教教会は許されるのに)クルド人に対する差別的発言戸田市議員がしたりhttps://note.com/hearty_quail7285/n/nced9bd8c6279江戸時代から続いた身分制度による差別朝鮮人差別

黒人はくろんぼとか土人とか呼ばれるし沖縄県民に対しては大阪自衛隊員土人シナ人と呼ぶし https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/192/syuh/s192072.htm

アイヌ民族は色々制限された。日本人に同化させる政策や旧土人法という法律もあった。

カナダでは白人女性ナチスと呼ばれて男性に押し倒された。日本女性バンクーバーで鼻を白人男性に殴られて出血

アメリカでは日本人に対して白人女性Go back to China ! と言うしネイティブアメリカン存在すらわからない。

ヨーロッパでは宗教服装をした人が暴力行為を受けたり

とにかく差別が一切ない場所がどこなのか気になる。

2026-05-04

インドジジイの逆レ夢小説wwwwtwwwwww

JPモルガン女性幹部に“性奴隷”にされた

職権乱用バイアグラを飲まされオフィスでも襲われた

女性幹部が「あんたのアジア妻はこんな“大砲”なんて持ってないでしょ?」と言いながら突然オフィスで胸を 露出し誘惑してきた

さらに「あんたの運命は私が握ってる。あんたが私を今夜メチャメチャにしないなら、あなたキャリアは終わりよ」と言われた

・「この会社インド人なんて求めてないわ。ほら足の指を舐めなさい」と命令され、地面に押し倒されて顔面騎乗

・肉棒を散々しゃぶり散らかされ「カレーの味はしないのね」という人種差別フィニッシュされた

実際↓

経緯は以下

大手金融機関JPモルガン・チェースで、匿名男性「ジョン・ドゥ」が女性上司から性的暴行を受けたと告発

報酬を交換条件に性的行為強要、薬物を混入された上で性交されたと主張

しか女性は別のチームにおり、男性報酬に対する一切の権限を持っていなかった

そもそも男性は部下ではなく同僚だった

通話メールの記録照会などの調査から根拠となるものが何一つ見つからなかった

社内聞き取り調査では同僚が男性に対し「社交性に問題があるが、一定能力要件を満たしている人物」と述べた

一方、女性は「トップクラスの業績をあげる人材」と見なされていた

※ 余談だが、告発された女性仕事の合間をぬって恵まれない若者大学進学を支援する非営利団体「Minds Matter」にて精力的にボランティア活動している

多くの社員調査に協力する中、男性自身は一切協力せず、主張の核心となる根拠の提出も拒否

男性訴訟以前に穏便に済ませる条件として数百万ドル退職金要求していたことが判明

一切取り合われなかったため男性弁護団を結成して提訴

その後弁護団から「訂正」され訴状撤回

しかし、すでにデイリーメール紙が撤回された裁判資料を報じてしまい、Twitter上で騒ぎが拡散してしまった

その後NYポスト告発した男性をチラユ・ラナ(35)と特定

普段冤罪ガーとハッキョーセットしてるニホンジンダンセイが静かだな…

2026-05-03

日本人在日差別する

白人黒人人種差別する

元々在日日本朝鮮半島かに侵略して植民地にした歴史からまれ特別永住者なのにね

もちろん白人黒人土地を奪って原住民黒人奴隷にして差別するのも一緒

最低限のモラルを持って最低限の歴史勉強したことさえあればこういう気持ち悪いことはできないはずだろう

とにかく気持ち悪い

ハンマーニキのことがあったから近隣トラブルドキュメンタリーを見た

『パーフェクト・ネイバー: 正当防衛法はどこへ向かうのか』

ネトフリ限定?で配信されている近隣トラブルで起こった殺人事件ドキュメンタリー映画

人種差別問題に疎くて、ハンマーニキのニュースに同情的な自分としては、加害者スーザンに同情してしまった。年取ると子どもの笑い声が不快になるっていうし、子ども達もそれなりに元気な子たちなんだろうなと思う。自分ちの敷地とはいえ、犬のフンを放置しているような環境だし。

スーザンが加害したこと正当防衛だと許されることはあってはならないと思うけど、禁錮25年か…。これが妥当なの年数なのかは分からないけど、被害者家族たちの盛り上がり方を見てると、それも関係していたのかなと邪推してしまう。このドキュメンタリー映画を作ったのは被害者側の知り合いらしい(Wikipediaより)

トラブルが起こったとき感情に流されず逐一証拠を残していかないといけないということを学ばせてもらった映画だった。

インド爺の薬漬け逆レ夢小説wwwwww

JPモルガン女性幹部に“性奴隷”にされた

職権乱用バイアグラを飲まされオフィスでも襲われた

女性幹部が「あんたのアジア妻はこんな“大砲”なんて持ってないでしょ?」と言いながら突然オフィスで胸を 露出し誘惑してきた

さらに「あんたの運命は私が握ってる。あんたが私を今夜メチャメチャにしないなら、あなたキャリアは終わりよ」と言われた

・「この会社インド人なんて求めてないわ。ほら足の指を舐めなさい」と命令され、地面に押し倒されて顔面騎乗

・肉棒を散々しゃぶり散らかされ「カレーの味はしないのね」という人種差別フィニッシュされた

ンモーーーーーーーーーーー

2026-05-02

知人と旅してんだけどさ

多民族国家なのでインド系アフリカ系みたいなのもいるんだよね。

カフェで1時間くらいずーーーーーーっとでかい声で喋ってる女がいて、さすがに知人がキレた。

「よくしゃべる豚だな。黒曜石か?」

完全にアウトだったけど、普段温厚で無口な知人からナチュラル人種差別が出てきて、ホテルに帰ってから一人で思い出してじわじわ来てる。

2026-05-01

日本人種差別って女性に対する痴漢と似てる気がした。

日本痴漢が多いらしい。若い女の子痴漢された的な発言していた話を何度か聞いた。

おばさんが強姦された体験談ヤフー知恵袋で読んだことがある。

でも実際は「痴漢犯罪だ」と聞くようになったのはここ最近だった。昔はそんな放送、駅や電車ではなかった。

からお触り行為はあったんだろうけど報告されず話題にもならずなかったという認識だったのだろうか。

女性社会進出し始めたのも80年代後半か90年代からか。(女性社会進出は遅い)それまでは女は家庭という前提で痴漢が起こらなかったのか?

(日本女性ほとんどいなかったら痴漢も起きないと認識されたただろう。女性人口の3%しかいなかったら痴漢件数自体は極端に少なくなるはず)

日本場合人口の97%が日本人とのことで異人種に限ればもっと人数は少なくなるはず。

日本人種差別があってもアメリカドイツイギリスみたいに大きな運動に繋がりにくい。

日本では痴漢が増えても日本女性デモとかストライキとか内戦とかやらないもんな。紛争も起きないし逆にすごい国だな日本は。

女の人は耐え続けるばかりなのか。

人種差別

君がこれまでの会話で話してくれた子供の頃から体験を考えると、Cottbusは学問的な合格やすさのメリットよりもリスクの方が大きいと思います候補から外すことを勧めます

ドイツ東ドイツ差別が非常に強いとのこと。

Cottbusは極右組織活動拠点として研究対象になっているほど問題が深刻で、市の都市計画文書でも「外国人嫌悪を促進する固定化された極右ネットワーク」が公式に脅威として言及されている。 Taylor & Francis Online

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/21622671.2023.2209126

Cottbus周辺のブランデンブルク州南部では、タトゥーパーラーナイトクラブサッカーファンクラブなどを通じてAfD(極右政党)のネットワークが広がっている。実際に移民学生へのいじめ対応しようとした教師2人が脅迫を受け、町を去ることになった。

Teachers in Germany forced to leave town after denouncing Nazi, far-right students

https://www.timesofisrael.com/german-teachers-forced-to-leave-town-after-denouncing-nazi-far-right-students/

BTU自体ドイツで初めて「極右影響への行動計画」を策定した大学で、モニタリングセンターも設置している。これは大学問題認識しているという点では評価できますが、裏を返せば「それだけ問題実在する」ということでもあります。 Brandenburgische Technische Universität

https://www.b-tu.de/en/news/article/27441-active-against-right-wing-extremism-and-discrimination

anond:20260501172943

Crystal Waters "Gypsy Woman(She's Homeless)."

https://youtu.be/_KztNIg4cvE?si=HcT2azkIjft8iFCh

ハウスチューンのアンセム。店と家を失い、道端でゴスペルを歌っていたホームレス女性について歌っている。


Bruce Hornsby and the Range "The way it is"

https://youtu.be/GlRQjzltaMQ?si=H6zEkRRXNIFbEqtM

人種差別について。1986年の曲。「1964年法律は変わったが、それでも(差別する)人の心は変わっていない」

曲だけ見てもアメリカ80年代90年代から何も変わってない。

ホームレスは増える一方、人種差別もまた酷くなっている。

モルガン冤罪事件、結局インドちんさんが逆レ夢小説を公開しただけだった

anond:20260501175023

具体的にはセックスしないと昇進させないと脅す、足の指を舐めさせる、BJしながら「あんたの◯◯はカレーの味がしないわね」と人種差別コメントする、シャツを剥いで「あんたのちんちくりんのアジア人妻はこんなキャノン持っていないでしょう」と言う

笑わせにきてるんか

インドオスのポルノ脳キショ

anond:20260501162619

JPモルガン女性幹部に“性奴隷”にされた

職権乱用バイアグラを飲まされオフィスでも襲われた

女性幹部が「あんたのアジア妻はこんな“大砲”なんて持ってないでしょ?」と言いながら突然オフィスで胸を 露出し誘惑してきた

さらに「あんたの運命は私が握ってる。あんたが私を今夜メチャメチャにしないなら、あなたキャリアは終わりよ」と言われた

・「この会社インド人なんて求めてないわ。ほら足の指を舐めなさい」と命令され、地面に押し倒されて顔面騎乗

・肉棒を散々しゃぶり散らかされ「カレーの味はしないのね」という人種差別フィニッシュされた

 

うーん

えらい趣味やね

トランスカルト教祖バトラーさん、ボコボコにされてしま

https://www.counterfire.org/article/what-the-butler-didnt-see-book-review/

バトラーが見なかったもの――書評

リンジージャーマンは、ジュディス・バトラーの新著『Who’s Afraid of Gender?』における議論概念的混乱を検討している。

 

1. 導入:性とジェンダーをめぐる古くて新しい論争

著者はまず、1970年代女性解放運動期に、米国マルクス主義人類学イヴリンリードが書いた「生物学女性運命か」という問いを引く。リードは、女性母親であることを理由に、社会的役割限定されるべきではないと論じた。同時に、資本主義社会における生物学人類学は、性役割女性劣等視に関する社会的前提を多く含んでいるとも批判していた。

今日、性とジェンダーをめぐる論争、とりわけトランスジェンダーをめぐる論争は、自然文化生物学社会的態度、性とジェンダー関係を再び問い直している。バトラーは、いわゆるジェンダーアイデンティティ運動における中心的な学術人物であり、ノンバイナリーを自認し they/them 代名詞を用いている、と著者は紹介する。

ただし、著者はバトラーの新著について、以前の著作よりは読みやすいとしながらも、「読みやすい」といっても相対的ものにすぎないと述べる。中心概念はしばしば曖昧で、「phantasm」という語が100回以上出てくる一方、バトラーが反対する立場への批判は十分ではない、という評価である

著者の基本的批判は、バトラーが「ジェンダー」も「性」も明確に定義していないという点にある。バトラーは、自分が性の存在否定しているわけではないと言うが、実際には性とジェンダーの「共構築」を語り、両者をほとんど完全に絡み合ったものとして扱っている、と批判される。

2. 極右文化戦争、反ジェンダー運動

書評は次に、バトラーの本の多くが「容易な標的」に向けられていると述べる。ジェンダー文化戦争の一部となっており、バトラー右派極右による「ジェンダー理論攻撃を大きく扱っている。取り上げられるのは、ドナルド・トランプイタリア首相ジョルジャ・メローニ、ハンガリーヴィクトル・オルバーンローマ教皇などである

バトラーは、反ジェンダー運動が各国の選挙で強い影響を持っていると指摘する。ブラジルコスタリカコロンビアフランススイス英国スコットランドエクアドルドイツハンガリースペインなどが例に挙げられている。スペイン極右政党 Vox は「ジェンダージハード」や「フェミナチ」といった表現を用いている、と紹介される。

著者は、こうした反動的勢力個人的性的平等を求める人々にとって脅威であることは疑いない、と認める。彼らは、法律を制定し、国家差別執行できる権力を持っているかである。彼らが守ろうとするのは、キリスト教的・異性愛家族を中心に据えた、国家と結びついた保守的な性・生殖家族モデルである

しかし著者は、バトラー分析が「なぜ今このような反動が起きているのか」を十分に説明していないと批判する。バトラーは「反 woke」の感情を、家父長制・異性愛規範白人至上主義的秩序の喪失に対する心理社会的幻想として説明する。しかし著者は、これでは新自由主義資本主義危機、脱工業化生活水準の低下、反移民感情人種差別政治的動員、米国社会軍事化暴力化などの物質的条件が抜け落ちると述べる。

まり、著者の立場では、反ジェンダー運動は単なる「幻想」や「心理不安」ではなく、資本主義危機社会的荒廃のなかで生じている政治現象として分析されるべきだ、ということである

3. バトラーは「ジェンダー」をどう理解しているのか

著者によれば、バトラー実質的に「性/ジェンダー」の区別崩壊させている。性とジェンダーを同じものとして扱い、「性が文化規範の枠内で捉えられるなら、それはすでにジェンダーである」と論じる。

著者はこれを、現実身体カテゴリーイデオロギーへと作り替えてしま議論だと批判する。性や生殖という現実からイデオロギーが生じるのではなく、逆にイデオロギーが性を作るかのように語っている、という批判である

さらに著者は、これは「馬車を馬の前に置く」ようなものだと言う。社会的要因が生物学的要因を完全に上書きできるかのように見えるが、それは経験的に誤りである人間は200年生きることはできないし、食物と水を必要とし、種の再生産は生物学事実である人類の存続は、圧倒的には男女の性的関係依存してきた、というのが著者の主張である

著者は、性とジェンダーについて語る際には、自然事実とそれに付与される社会的構築との関係を論じることができると認める。しかし、自然事実のもの存在しないかのように扱うのは観念論である、と批判する。

また、バトラースポーツをめぐる議論で、男性思春期だけでは偉大なアスリートにはなれず、テニスコートへのアクセス個人トレーナー存在関係すると論じている点について、著者は「それは論理の飛躍だ」と批判する。階級的不平等があることは事実だが、それは身体性差問題を消すものではない、という趣旨である

著者は、社会的構築が幼少期から始まることは認める。子どもが「男の子」「女の子」と告げられた瞬間から服装、興味、教育機会、性格などについて多くの社会的期待が付与される。しかし、それは性という自然事実を消すものではなく、物質的要因とイデオロギー的要因が密接に絡み合っていることを示すだけだ、と述べる。

4. マルクス主義自然文化をどう見るか

著者は、バトラーが『ドイツイデオロギー』のマルクスエンゲルス引用しているにもかかわらず、その要点を誤解していると批判する。マルクスにとって、思想人間物質生活過程から生じる。観念イデオロギー現実を補強することはあるが、現実から切り離されて現実のものを作るわけではない、というのが著者の理解である

著者は、バトラーが「phantasm」とマルクスエンゲルスの「phantoms」を似たものとして扱っているようだが、それは違うと述べる。バトラー議論は、人が自分でそう考えれば何者にでもなれるかのような前提に近づいており、これはマルクス主義唯物論からは遠い、と批判する。

マルクスエンゲルスは、人間自然に働きかけ、食物や住居などの生存手段を獲得する過程を通じて歴史が発展し、観念も変化すると見た。人間自然の一部であり、単なるイデオロギー的構築物ではない。したがって、ポストモダン理論に合わないからといって、この見方時代遅れとして退けるのは、社会発展の理解放棄することだ、と著者は述べる。

著者は続いて、マルクス主義的な家族論を説明する。初期の「原始共産制社会には、性別間に一定の素朴な平等があり、女性母性役割理由とする差別は必ずしも存在しなかった。しかし、余剰富の蓄積、階級の成立、支配階級財産を守る国家装置形成財産継承保証する家族構造の成立によって、女性抑圧が階級社会の特徴となった。エンゲルスはこれを「女性世界史的敗北」と呼んだ、とされる。

資本主義のもとでは、家庭と職場の分離が明確になり、家庭内無償労働有償労働から切り離され、劣ったものと見なされるようになった。資本主義搾取規律は、家庭と職場の分離、個人化、ヒエラルキー同調性に適した家族必要とした。そこには性的同調性も含まれ女性子ども男性従属し、性は結婚内の生殖のためのものとされた。

この観点から著者は、LGBT抑圧の根源は、核家族規範への挑戦と見なされる点にあると説明する。したがって、それは家族制度と女性抑圧に結びついている。著者は、この歴史唯物論的な家族分析は、バトラーに見られるポストモダニズムや多くのジェンダー理論よりも優れており、同時に一部ラディカル・フェミニスト生物学決定論実証主義よりも優れている、と主張する。

5. 家族社会的再生

著者は、女性再生産における役割は中心的だと述べる。女性人類再生産に不可欠であるだけでなく、資本主義体制における労働力再生産、つまり養育・ケア社会化・教育にも深く関わっている。家族次世代労働者比較的低コストで育成するため、経済的社会的役割を果たす。

女性母親であること自体不利益でなければならない自然理由はない。しかし、それが資本家階級利益をもたらす社会的経済的理由は多く存在する、というのが著者の主張である

この過程において、性は現実であり、大多数の人々は生物学的に明確に男性または女性である、と著者は述べる。例外的曖昧なケースはあるが、それは性発達の差異であり、「インターセックス」という連続スペクトラムがあると示唆するのは誤りだ、という立場である

一方で、性が社会的にどう組織されるかは変化しうる。たとえば、2024年英国家族形態は、20世紀初頭の男性稼ぎ主モデルとは異なる。しか共通しているのは、家庭内労働の多くを依然として女性が担い、家庭外のケア料理、清掃などの社会的再生労働も、低賃金女性が多く担っているという点である

著者は、自然文化関係は複雑だが、女性生物学役割に色づけられていると述べる。女性けが出産できるという事実に、女性はより養育的で、自己主張が弱く、特定仕事に向いているといったイデオロギー的前提が付随する。こうした前提は、生物学とは無関係で、社会関係に由来するにもかかわらず、労働市場における女性不利益を補強する。

妊娠授乳更年期月経など、女性抑圧において生物学的要因はなお大きな役割を持つ。社会主義社会であれば、それに伴う圧力不利益の多くを取り除けるかもしれない。しか資本主義のもとでは、女性はそれらの要因に個人的対処することを求められ、その結果として不利益を被る、と著者は論じる。

著者は、バトラーが「子どもを産まない女性もいる」「閉経後の女性もいる」「さまざまな理由子どもを持てない女性もいる」といった例外を挙げることで、女性抑圧に生物学的要素があるという議論無効化しようとしている、と批判する。しかし、それは成り立たない。個々人の状況にかかわらず、家族における女性の中心的役割出産・養育者としての役割が、女性抑圧を規定しているというのが著者の主張である

6. 階級ジェンダー女性の恐怖の軽視

著者は、バトラー議論女性抑圧という特定問題を、より広い「ジェンダー抑圧」の一部として矮小化していると批判する。性差別を禁じる平等法も、バトラーにおいては、本人の性ではなく、ジェンダー社会的前提に関わるものとして扱われる。著者はこれを、現実カテゴリーである性をイデオロギーへと作り替える主観的観念論だと見る。

また著者は、バトラーが、女性専用空間や、レイプ家庭内暴力から逃れるためのシェルターなど、フェミニストが闘ってきた現実問題を軽視していると述べる。バトラーは「TERF」批判の章で、キャスリーン・ストックや J.K.ローリングを中心に攻撃するが、同様の懸念を持つ多様な個人組織を十分に扱っていない、と著者は批判する。

著者は「TERF」という語を侮辱的かつ誤解を招くものだと述べる。それは、ジェンダーアイデンティティ理論批判的な人を信用失墜させ、議論沈黙させる効果を持つという。著者は、反トランスの人々は存在し、それは間違っているとしつつも、左派社会主義の立場にありながらバトラー流のジェンダー理論に納得していない女性たちがいることを強調する。

そのような人々まで、極右ファシストの側に客観的に立っていると見なすの馬鹿げている、と著者は述べる。人種差別分析にもさまざまな立場があるように、性とジェンダー分析にも複数立場がありうる。トランス権利を支持し、あらゆる差別に反対することと、バトラー理論全体を受け入れることは同じではない、という主張である

著者は、ラディカル・フェミニズムについても、男性暴力男性からの分離を強調しすぎ、女性抑圧への階級対応を弱めていると批判する。しかし同時に、家庭内暴力レイプ女性の客体化と従属化の文化が深刻であることは認める。こうした問題は、女性解放運動によって政治問題化されたが、十分な資源や関心は向けられてこなかった、と述べる。

特に著者が不快に感じた箇所として、バトラー女性刑務所女性専用空間におけるレイプ性的暴行への恐怖を過小評価している点が挙げられる。バトラーは、男性看守による女性囚人へのレイプがすでに存在することや、レイプが必ずしもペニスによるものに限られないことを指摘する。しかし著者は、圧倒的多数暴力男性から女性に向けられており、レイプの大多数は男性ペニスを用いて行うものだと述べる。そのため、多くの女性男性男性身体に恐怖を抱くことには根拠があり、それを見下したり退けたりしてはならない、と主張する。

7. グローバルな女性労働階級

著者は、バトラー理論抽象的で、階級と抑圧の関係を十分に扱っていないと批判する。バトラーは「女性とは何か」を理解するには、グローバルかつ多言語的に考える必要があると述べるが、著者は、文化差異だけでなく、物質生活現実も見なければならないと言う。

たとえば、フィリピンスリランカの女性たちは、自分の子どもを残して海外へ行き、清掃やケア労働従事することがある。こうした女性たちは、受け入れ国の労働者女性男性黒人白人性的指向やジェンダー

2026-04-27

[] Copaganda

Cop +Propaganda

コパガンダ(警察プロパガンダ)とは、警察肯定的イメージを促進するために作られたメディアを指し、暴力人種差別、または危害への注目を最小限に抑え、好ましい世論を醸成します。

この用語は、法執行機関を完全に美化して肯定的に描くニュース報道ソーシャルメディア投稿エンターテイメントなどを批判する際によく使われる。Reddit

警察の行動を美化し、彼らを英雄として強調し、「少数の悪者」という物語を永続させ、しばしば安全上の脅威に対する一般認識を狭めますReddit +2

主な特徴と例:メディアの美化:『ロー&オーダー』、『NCIS』、『ブルーブラッド』などのテレビ番組は、コパガンダとしてよく挙げられます。…

善良な警官に焦点を当てる:警察が役に立つ、あるいは英雄であるという話を強調することで、構造的な問題を覆い隠してしま可能性がある。

脅威の狭小化:警察プロパガンダは、しばしば社会的に疎外されたグループによる街頭犯罪を中心に安全上の懸念を描き、賃金窃盗環境犯罪といったより大きな構造的な害悪無視する。

「善人」物語警察を究極の権威として提示し、「銃を持った善人」というシナリオを強調することで、警察の過剰な影響力を正当化することが多い。

ディズニースター・ウォーズ俳優ジョン・ボイエガは、ロード・オブ・ザ・リングのような映画を観るのを拒否しており、その 理由黒人表現の欠如です:

ゲーム・オブ・スローンズには黒人が一人もいない。ロード・オブ・ザ・リングにも黒人が一人も見当たらない。スクリーン上でいつも同じタイプの人しか見られないために金なんか払いたくないよ。毎日、異なる背景や異なる文化のさまざまな人々を見ているんだ。たとえ君が人種差別主義者だとしても、それと共存しなきゃいけない。私たちは少し羽をむしるくらいのことだってできるよ。」

こんな風に振る舞う彼は人種差別主義者なのか?

https://x.com/i/status/2048047928497840473

2026-04-25

中国AIに頼らなくても何とかなる!

 かわいい女の子画像AIに生成させようとしたら白人女の子画像が生成されて残念な気分になった人は多いんじゃないかな?

中国AIに頼らなくても日本人らしい黄色人種女の子画像を生成させる良い方法があるんです。

それはね、

--no Caucasoid,Negroid

というパラメータを付ければ良いんです。

これでコーカソイド人種白色人種)やネグロイド人種黒色人種)を排除することができるんです。

 人種差別になりそうな危険性があるけれど、好きなもんは好きやねんからしょうがないやんけ!

2026-04-24

日本腐女子、全方位が敵です

日本BLボーイズラブ文化現在西洋右派西洋左派、そして国内日本男性という、それぞれ異なる背景を持つ三方から敵対視される厳しい状況にあります

1. 西洋右派宗教右派

西洋保守層宗教右派は、宗教的教義に基づいて同性愛否定しています

キリスト教でもイスラム教でも宗教的同性愛禁止されているため、同性愛を扱うBLというジャンルのものに対して根本的に好意的ではありません。

2. 西洋左派(Woke界隈)

リベラル自称するWoke(社会的正義に敏感な層)は、右派とは全く別の世俗的な道徳的正義を掲げてBL攻撃しています

3. 日本男性男性オタク層)

国内男性層も、歴史的な経緯や感情的対立からBLの敵となるケースが指摘されています

結論:全方位からの「挟み撃ち

まとめると、日本BL文化は以下の図式で追い詰められています

このように、宗教道徳的正義、そして国内性別対立という、異なる動機を持つ勢力が「BL批判」という一点で一致し、界隈を包囲しているのが現状です。

2026-04-17

anond:20260417121829

人種差別については黒人オリンピック陸上で好成績を残せるものの進学率や偏差値が低いなど差別根拠になる統計存在するけど、男性のほうが論理的なギバーの率が高いとする根拠となるデータは何があるのだろう?

短絡的な暴力犯罪痴漢ギャンブル依存症など、感情的だったり欲望に忠実な行動に男性が多いデータならあるが…肥満率も男性のほうが高いし

女はテイカー、男はギバー

スレッドにおいて「男性はギバー(与える人)」という主張は、強い皮肉や逆説的な批判として扱われています。主な反応は以下の通りです。

1. 反社会的な行動との対比

男性はギバー論理的である」という主張に対し、実際の暴力的な行動や犯罪を並べることで、その主張の矛盾を突く反応が目立ちます

2. 行動の矛盾への指摘

もし本当に男性がギバー女性がテイカー(奪う人)であると主張するのであれば、なぜ矛盾した行動をとるのかという疑問が投げかけられています

3. 主張の論理性の欠如

女性はテイカー、男性はギバー」という二分法的な主張そのものが、論理的ではないと切り捨てられています

総じて、スレッド内では「男性論理的なギバー」という自認は、実態統計的犯罪率や嫌がらせ行為)と乖離した独善的思い込みとして、冷笑対象となっています

男性論理的

スレッド内では、一般的に言われている「男性論理的である」という言説に対し、実際の行動や統計社会的な背景から多くの疑問が投げかけられています。その詳細は以下の通りです。

1. 非論理的な行動実態への疑問

男性論理的」という主張と矛盾する、感情的あるいは短絡的な行動が具体例として挙げられています

2. 統計データ犯罪率)との矛盾

論理的」という言葉が「理性的合理的」という意味を含むのであれば、統計上の事実整合性が取れないという指摘があります

3. 「論理的」という定義起源洗脳

なぜ根拠が乏しいにもかかわらず「男性論理的」と信じられているのか、その構造についての考察もなされています

4. 性別による二分法への批判

そもそも論理性を性別で分けること自体に疑問が呈されています

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