■ 五輪代表の守備の要として活躍中2018年のJ1で「ブレイクの期待がかかる若手」としてまず名前を挙げることが出来るのはDF立田(清水)だろう。189センチの長身CBで空中戦に強くてビルドアップ能力も高い。五輪代表に選出されてU-23アジア選手権に出場しているが3バックの中央で起用されて守備の要として大きな存在感を発揮している。12月に行われたM-150カップ2017でも好プレーを連発。大型CBとして価値と評価が急上昇している。
韓国代表経験のあるDFファン・ソッコ(天津泰達足球倶楽部)の加入が決まったがユース出身のDF犬飼(→鹿島)が流出した清水のCBの層は薄い。MF金子翔、FW北川、DF松原后など20才前後の若手を抜擢することに躊躇しないクラブなので19才のDF立田がスタメンを勝ち取る可能性は決して低くない。ヤン・ヨンソン監督を招聘した清水の前評判は非常に低いが大型CBがチームの救世主になるかもしれない。
森保JAPANで左ストッパーの位置で起用されて初戦のパレスチナ戦、2戦目のタイ戦でともに決勝ゴールを挙げた186センチのDF板倉(仙台)はブレイク必至の若手と言える。川崎Fから仙台に期限付き移籍したが仙台の選手層はそこまで厚くないので出場機会を獲得して飛躍のシーズンになる可能性は高い。当然、ボランチでもプレーできる選手なのでボランチとして起用される可能性もあるが大きな可能性を秘めている。