1人目 : MF 堂安律 (ガンバ大阪) ・攻撃CBP/90分 → 2.210 (30位)
・ドリブルCBP/90分 → 0.508 (13位)
・シュートCBP/90分 → 1.448 (3位)
→ U-20W杯に出場中のMF堂安は2016年はJ1で3試合の出場にとどまったが今シーズンはトップチームの競争に絡んでいる。攻撃CBP/90分が30位、ドリブルCBP/90分が13位、シュートCBP/90分が3位。さらにパスCBP/90分が56位、クロスCBP/90分も51位。多くの項目で良い数字を残している。U-20W杯で活躍して自信と経験を積み上げてチームに戻ってきたらG大阪の攻撃の主役になっても不思議はない。
2人目 : MF 高橋壮也 (サンフレッチェ広島) ・ドリブルCBP/90分 → 0.387 (27位)
・クロスCBP/90分 → 0.373 (26位)
→ 左右のWBのレギュラーのMFミキッチとMF柏が同時期に離脱した台所事情が苦しい時期に出場機会を掴んだ。J1屈指の突破力を持つ2人にはさすがに及ばないがドリブルCBP/90分が27位、クロスCBP/90分が26位なので良い数字を残している。MF高橋壮の頑張りがなかなか勝利につながらなかったが運動量が多くてサイド攻撃を活性化させることができる。2015年には手倉森JAPANでもプレーしている。
3人目 : DF 山越康平 (大宮アルディージャ) ・守備CBP/90分 → 12.458 (4位)
→ 大宮は開幕から8試合勝ちなしと苦しんだ。得点は少なくて失点が多い状況なので明るい話題は少ないが大卒2年目のDF山越康は守備CBP/90分が1位のDF遠藤航(浦和)、2位のDF菊地将(大宮)、3位のDF山本英(甲府)に次いでJ1で4番目。守備に関するスタッツは攻め込まれる機会が多いチームのCBが数字を稼ぎやすいところもあるが24才になったDF山越康の頑張りは大宮にとって数少ない収穫と言えるだろう。
4人目 : MF 松下佳貴 (ヴィッセル神戸) ・攻撃CBP/90分 → 1.784 (62位)
・パスCBP/90分 → 1.681 (33位)
→ 大卒2年目となるMF松下佳は精度の高い左足のキックが最大の武器となる。プロ1年目の2016年はJ1で11試合に出場して1ゴールという成績だったが2年目の今シーズンは重要な戦力の1人となってチームに貢献している。DF橋本和に代わって左SBでプレーした試合もあるがクレバーなプレーが出来る選手なので大きな問題は生じなかった。パスの精度が高い左利きの選手は攻撃においてはアクセントになる。
5人目 : DF 二見宏志 (清水エスパルス) ・守備CBP/90分 → 10.262 (17位)
→ 仙台時代は攻撃力の高い左SBとして将来を嘱望されたがレギュラーポジションを確保することはできなかった。高い潜在能力を生かせずに伸び悩んだが今シーズンは途中からCBの位置で起用されて新境地を開拓しつつある。左SBでプレーしていた頃は「守備に不安がある。」と評価される選手だったのでCB起用は驚きだったが守備CBP/90分が17位。慣れたポジションとは言えないCBの位置で奮闘している。
6人目 : MF 小林成豪 (ヴィッセル神戸) ・攻撃CBP/90分 → 1.961 (37位)
・ドリブルCBP/90分 → 0.425 (23位)
・クロスCBP/90分 → 0.475 (18位)
→ 開幕4連勝を飾った神戸はFWレアンドロが怪我で離脱中。フォワードの駒が不足しているのでサイドハーフが主戦場となるMF小林成を2トップの一角で起用した試合もあった。2016年はJ1で20試合で1ゴール。大きなインパクトを残すことはできなかったが2年目の今シーズンは攻撃CBP/90分が37位、ドリブルCBP/90分が23位、クロスCBP/90分が18位。キレ味鋭いドリブルで攻撃に変化を加えることができる。
7人目 : MF 手塚康平 (柏レイソル) ・攻撃CBP/90分 → 1.849 (49位)
・パスCBP/90分 → 1.631 (34位)
→ MF茨田(大宮)とMF秋野(湘南)が昨オフに揃ってチームを離れたので柏は実績のあるゲームメーカー系のボランチがいなくなった。今シーズンの柏の大きな弱点だったが21歳になったばかりのMF手塚が急激に存在感を増しており、組み立ての部分で大きな役割を担うようになった。9節の新潟戦(A)では鮮やかな直接FKを決めているが左足のキックはとにかく精度が高い。開幕から結果が出なかったチームを甦らせた。
8人目 : MF 森島司 (サンフレッチェ広島) ・攻撃CBP/90分 → 2.573 (13位)
・ドリブルCBP/90分 → 0.543 (11位)
・パスCBP/90分 → 2.029 (17位)
→ 今シーズンの広島は怪我人が多くて苦しいシーズンになっている。シャドーの位置もMFアンデルソン・ロペスとMF柴崎晃の2人が揃って出遅れるなど誤算続きだった。そんな中、プレシーズンでアピールに成功した20歳のMF森島司が開幕スタメンをゲットした。残念ながらいくつか訪れたチャンスシーンを生かせず。目に見える数字を残すことは出来なかったがドリブルとパスと運動量の多さはJ1でも目立った。
9人目 : DF/MF 木本恭生 (セレッソ大阪) ・守備CBP/90分 → 9.336 (25位)
→ プロ1年目の2016年はJ2で1試合の出場のみ。即戦力ルーキーと言われながらチームの勝利になかなか貢献できなかったが2年目の今シーズンはボランチならびにCBのポジションで存在感を発揮している。現状はボランチとCBの両方のポジションで「3番手あるいは4番手の立場」なので重要度が増してきている。DFヨニッチ、DF山下、MF山口蛍、MFソウザの壁は厚くて高いが、攻守両面でチームに貢献できる。
10人目 : MF 中坂勇哉 (ヴィッセル神戸) ・攻撃CBP/90分 → 2.126 (32位)
・パスCBP/90分 → 2.040 (16位)
・シュートCBP/90分 → 1.953 (2位)
→ 神戸U-18出身で売り出し中の若手のMF中坂は攻撃CBP/90分が32位、パスCBP/90分が16位、シュートCBP/90分が2位。高い攻撃センスを持った選手である。FWレアンドロが欠場中で、FWポドルスキの合流はまだまだ先の話なので現時点では攻撃的なポジションの駒は十分にそろっているとは言い難い状況。MF中坂にかかる期待は大きいが「大物感」を感じさせる堂々としたプレーを続けている。
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