■ 33節が終了したJ1は終盤戦J1は早くも残り5節になった。台風などの影響で延期になった試合がいくつかあるので各クラブの消化試合数は微妙に異なるが多くのクラブは33試合を消化している。残り5試合になるが残留争いは大詰めを迎えている。33節を終えた時点では鳥栖が勝ち点「26」で最下位。現在のところ、11試合未勝利となる。17位の京都との差が「12」と大きく広がっており、次節にも「初のJ2降格」が確定する状況になった。
残り5試合を全勝したとしても勝ち点「41」なのでかなり苦しい。2012年からずっとJ1で戦ってきたが土俵際まで追い詰められた。夏にMF清武(C大阪)、MFヴィキンタス・スリヴカ(PASラミア1964)、MF久保藤次郎(名古屋)などを獲得したが、最後に勝利したのは7月6日(土)に行われた22節の新潟戦(A)なので、3か月以上、勝利から遠ざかっている。木谷監督になってからは0勝5敗3分け。監督交代の効果は無かった。
夏にMF河原創(→川崎F)、MF菊地泰(→名古屋)、MF長沼(→浦和)、MF手塚(→柏)が流出して、MF横山歩(→バーミンガム)も海外移籍となった。「夏の移籍市場でこれだけたくさんの主力が抜ける。」というのは珍しい。異常事態と言える。サポーターにとっては辛いシーズンになった。次の34節はアウェイの京都戦。当面のライバルとの直接対決になる。最後に意地を見せることはできるか?このままでは終われない。