21人目 : MF 永木亮太 (湘南ベルマーレ→名古屋グランパス) ・・・ B-
→ 7年ぶりに鹿島から湘南に戻ってきたがMF田中聡やMF米本などがいて層の厚いボランチ陣の中でチャンスは限られた。強い覚悟を持って湘南に戻ってきたと思うのでこのタイミングでの期限付き移籍というのは驚きだった。名古屋にはMFレオ・シルバがいるので鹿島時代にWボランチを組んだ元・相方も在籍しているがどういう役割を期待されているのだろうか?名古屋もボランチの層はまずまず厚いことを考えるとやや不思議な補強と言えるがアンカーとしての適性はMFレオ・シルバよりも高いと思われる。
22人目 : MF 重廣卓也 (アビスパ福岡→名古屋グランパス) ・・・ B+
→ こちらも名古屋に加入するがMF永木は期限付き移籍、MF重廣は完全移籍となる。2020年に京都から福岡に移籍したが2020年は19試合、2021年は23試合。準レギュラーとして活躍したが今シーズンは出番が激減した。先のとおり、名古屋もアンカーやインサイドハーフでプレーできる選手はたくさんいるので競争は激しいがボランチとしての能力は相当に高いのでより規模の大きいクラブに移籍をして才能が開花する可能性はある。178センチなのでJリーガーとしては標準的なサイズになるがプレーはダイナミック。
23人目 : MF 食野亮太郎 (GDエストリル・プライア→ガンバ大阪) ・・・ B+
→ 2019年の夏にマンチェスターCに完全移籍。3つのクラブでプレーしたがインパクトは残せず。期待と注目が集まったのは数少ない海外組の1人として参加した2020年1月のU-23アジア選手権だったがチームは未勝利。GL敗退に終わった。3年間プレーした欧州を離れてG大阪に戻ってきたがキレのあるドリブルからの思い切りのいいシュートが持ち味となる。気持ちの強い選手なので残留争いに巻き込まれているG大阪を救う活躍が期待されるがアタッカーはライバルがたくさんいる。分かりやすい結果が求められる。
24人目 : FW クリスティアーノ (ECサン・ジョゼ→いわてグルージャ盛岡) ・・・ C+
→ 昇格1年目で「J2残留」を目指す岩手に加入した23歳のブラジル人。180センチ/78キロなので体格は際立つレベルではないが動画を見る限りではヘディングが強い。「クロスからヘディングでのゴール」が期待できる。FWブレンネルならびにFWモレラトはゴールゲッター系の選手ではないことを考えると「今のチームに必要なキャラクターの選手」と言える。ちなみに今回の移籍が完全移籍なのか?期限付き移籍なのか?は不明。敢えて非公表にしているのか?単なる記述漏れなのか?その理由は定かではないが・・・。
25人目 : MF 中野嘉大 (サガン鳥栖→湘南ベルマーレ) ・・・ B+
→ 「ヌルヌル」と表現されるドリブルが武器となるアタッカー。最近は左右のWBでプレーする機会が多くなっている。右WBはMF飯野、左WBはMF岩崎で鉄板だったので今シーズンは控えに回るケースが多かったが右WBのMF飯野は神戸に完全移籍となった。「これからMF中野嘉とDF原田亘とDF中野伸の出番が増える!」と思われたがMF中野嘉も完全移籍で湘南に移った。湘南も3バックが基本なので左右のWBで起用されると思われるが自らドリブルで仕掛けられるWBは見当たらず。「いい補強が出来た。」と言える。
26人目 : FW ディサロ・燦・シルヴァーノ (清水エスパルス→モンテディオ山形) ・・・ A-
→ 2020年にJ2の北九州で35試合に出場して18ゴールを記録。大躍進した北九州を象徴する選手になった。清水への個人昇格を果たしたが2021年は24試合で1ゴールのみ。546分のプレー時間にとどまった。今シーズンは出番が大きく減少してこのタイミングで山形に期限付き移籍となった。FW藤本佳が怪我で長期離脱した山形は得点源になれる選手を必要としている。FWデラトーレも22節の甲府戦(H)の前半に怪我で退いた後は4試合連続でベンチ外。波に乗り切れない山形なので新ストライカーにかかる期待は大きい。
27人目 : MF 高萩洋次郎 (FC東京→栃木SC) ・・・ B-
→ 日本代表として3試合に出場している技巧派のファンタジスタ。2015年と2016年はFCソウルで活躍して2017年にFC東京に加入した。中心選手としてチームの貢献してきたがMF安部柊が成長。高卒1年目のMF松木玖が加入した今シーズンは出番が激減した。このタイミングで栃木SCに期限付き移籍となった。広島ユース出身ではあるが福島県出身なので故郷に近いクラブに移る。いわき市出身なのでいわきFCへの加入も期待されたがJ2でのプレーを選択した。J2でプレーするのは広島時代の2008年以来となる。
28人目 : FW クレイソン (アル・ファイサリーFC→V・ファーレン長崎) ・・・ A+
→ コリンチャンス時代にカリーレ監督の指導を受けた教え子になる。同じ教え子で元・ブラジル代表のFWジョーの加入が噂されていたがFWクレイソンの加入が決まったことでFWジョーの加入はなさそうな状況になった。フォワード登録になっているがFWジョーとは全くタイプは異なる。こちらは166センチ。右利きでアタッカー系の選手になる。背は低いがアジリティが高くてアイディアも持っている。攻撃の中心になれる選手と言える。左サイドハーフでの起用が考えられる。またしても年俸が高そうな選手を獲得した。
29人目 : FW 永井謙佑 (名古屋グランパス→FC東京) ・・・ A+
→ 言わずと知れたJリーグを代表するスピードスター。圧倒的なスピードは33歳になった今もあまり落ちていない。依然として日本屈指の快足ストライカーになるが名古屋への復帰というのは驚きだった。大卒で名古屋に加入して2016年まで名古屋でプレーしたが名古屋がJ2に降格した時にFC東京に移籍をした。FC東京では2019年にベストイレブンに選ばれるなどFWディエゴ・オリヴェイラなどと良好な関係を築いたが5年半プレーしたFC東京を離れることになった。またしても長谷川健太監督の下でプレーすることになった。
30人目 : MF 樺山諒乃介 (横浜Fマリノス→モンテディオ山形) ・・・ B-
→ 昨夏にJ2の山形に期限付き移籍して16試合で2ゴール2アシストと結果を残した。横浜FMにレンタルバックとなったが層の厚い攻撃陣なので出番は限られた。山形への再レンタルとなったが慣れた環境で経験を積みたいところ。近年の横浜FMは期限付き移籍でJ2のクラブなどに移籍する選手が沢山いるがそのままレンタル終了→契約満了になるケースも少なくない。ブレイク中のFW町野(湘南)も横浜FMとの契約は更新されなかった。「山形で結果を残して横浜FMに戻る。」というのが当面の目標になる。結果が求められる。
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