GK:岡本昌弘 評価 「C」
→ 序盤はGK立石のバックアッパーだったが、シーズン途中にポジションを奪った。時折、不安定なプレーは見せるが、はまったときはスーパーセーブを連発した。特に、5連勝中のパフォーマンスは圧巻で残留の立役者の1人となった。飛躍の年となったが、大一番の34節はスタメンを外れるなど、絶対的な存在では無い。次シーズンは、フル出場を狙いたい。
DF:坂本將貴 評価 「C」
→ 賛否両論の末、古巣の千葉に復帰。シーズン序盤は左サイドバック、ミラー監督就任後は右サイドバックを務めた。サイドプレーヤーに人材を欠くチームにおいて、ほぼフル出場を果たしたDF坂本の存在は大きく、チームリーダーとしてチームをまとめ上げた。ただ、ピッチ上のパフォーマンスは例年と比べると低調で、ボールを持った時に落ち着かなくて、安易にボールを失うことも多かった。
DF:ボスナー 評価 「B」
→ オーストラリアからやって来た新しい守備の柱で、194cmの高さは空中戦では絶対の強さを発揮した。ディフェンスの軸が不在だったチームにおいて、DFボスナーがシーズンを通してコンスタントに好プレーを見せたのは何よりも大きかった。攻撃でも左足のキャノンシュートは威力十分で、セットプレーでも存在感を示した。
DF:青木良太 評価 「C」
→ 懸念された左サイドバックでポジションを獲得。7節以降は全ての試合でスタメン出場を果たし、サプライズとなった。もともとセンターバックが本職であり守備型のサイドであったが、試合を重ねるごとに攻撃面でも秘められた才能を発揮。強引なドリブルとパンチ力のあるシュートは1つの武器となった。
MF:工藤浩平 評価 「C」
→ 中盤の選手がごっそりといなくなった中、シーズン序盤は苦しんだ。右の攻撃的MFを任されたが、味方のサポートが少なく自身のコンディションも今一つで、チーム低迷の要因となった。転機となったのは、本格的にボランチにコンバートされた中盤戦以降で、中盤でタメを作れなかったチームは、ボランチ工藤の存在で一変した。
MF:下村東美 評価 「D」
→ なかなか固定できなかった中盤から前のポジションの選手では、唯一、シーズンを通してレギュラーポジションを確保。しかしながら、そのパフォーマンスは周囲の期待にこたえるだけのものでは無く、攻守に物足りなさを感じさせた。ハードワークと配給の巧みさは一級品であるはずが、中途半端なプレーが多く、チームをリード出来なかった。
MF:谷澤達也 評価 「B」
→ 最終節で2ゴール1アシストと神がかり的な活躍を見せて残留に導いた救世主。シーズン序盤はバックアッパーの位置付けだったが、ミラー監督就任後は左攻撃的MFで固定されて、攻撃の中心となった。変幻自在のドリブルと思い切りのいいシュートで7ゴールをマーク。大飛躍のシーズンとなった。ハードワークが出来るようになった点も印象深い。
MF:ミシェウ 評価 「C」
→ シーズン途中に残留への切り札としてチームに加入。デビュー戦の鹿島戦はトップ下の位置で起用されて、抜群のキープ力とキラーパスで大きな可能性を示した。しかしながら、その後は、怪我もあってスタメンを外れることも多く、ミラー監督から全幅の信頼を寄せられるまでには至らなかった。チームをステップアップさせるためには不可欠なタイプであるため、来シーズンの活躍が期待される。
MF:深井正樹 評価 「B」
→ シーズン途中に名古屋から加入。いきなりスタメンに起用されて怒涛の5連勝の立役者となった。28節の浦和戦での2ゴールの活躍はシーズンのハイライトの1つである。アグレッシブなプレースタイルは、降格圏に沈んでいたチームに前に進む勢いをもたらした。シーズン終盤はややキレを失ったが、残留に果たした役割は大きい。
FW:新居辰基 評価 「D」
→ 背番号「11」を背負う期待のストライカーも今シーズンはわずかに3ゴール。最終戦の追い上げのゴールは見事だったが、シーズン全体のパフォーマンスはもう一つだった。タイプ的にはゴール前にきわどいボールが供給されてこないと生きないタイプであり、気の毒な面もあるが、潜在能力は2桁ゴールをマークしてもおかしくない。来シーズンこそは、飛躍の年にしたい。
FW:レイナウド 評価 「D」
→ 187cmに似合わない柔らかなボールタッチを駆使して、前線でタメを作る仕事を期待されたが、淡泊なプレーが多く、クラブの期待にこたえられなかった。リーグ戦ではわずかに2ゴールのみ。守備面での貢献も低く、シーズン終了後に契約が更新されなかったのは必然と言える。ただ、34節の決勝のPKシーンはいつまでもサポーターの記憶に残るだろう。
FW:巻誠一郎 評価 「A」
→ 戦術的な問題からスタメンを外れることもあったが、2005年以来の二桁ゴールをマーク。ヘディングの強さは圧倒的、でシンプルな攻撃スタイルのミラー体制にFW巻のプレースタイルは合致した。ゴールシーン以外でも、ほとんどの代表クラスの選手が去った中で、経験の乏しいチームメイトを鼓舞する姿が印象的だった。
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