■ ウクライナに1対2で敗れる。欧州遠征の2試合目となるウクライナ戦は前半21分にミドルシュートで先制を許した。前半41分にFKからDF槙野のゴールで同点に追いついたが後半24分にサイドを崩されて失点。1対2で敗れた。攻守に課題の多い試合になったがロシアW杯の本大会まであと3か月弱。本大会の直前の時期にはまとまった準備時間を取れるのでこの期間にいろいろなことを詰めてチームとしての方向性等を定める必要がある。
現状に関しては悲観的にならざる得ないがほとんどの選手は自分の良さを出せておらず、期待されているパフォーマンスや所属クラブで見せているパフォーマンスを発揮できていない点は歯がゆく感じるところである。今回の欧州遠征が初代表となるMF中島翔(ポルティモンセ)は数少ない例外と言えるが、MF森岡(アンデルレヒト)、MF大島僚(川崎F)、FW杉本健(C大阪)あたりは自分の良さを出し切れていない。
結局、今回の欧州遠征のメンバーには選ばれなかったFW岡崎慎(レスター)やMF香川(ドルトムント)やMF乾(エイバル)やMF伊東純(柏)やMF井手口(レオネサ)などが再評価あるいは過大評価されてしまうフェーズになっている。MF本田圭(パチューカ)も同様。代表復帰を期待する声が高まった中でついに代表に戻ってきたが十分なアピールは出来ず。再び、MF本田圭に対する評価は微妙になってしまった。