サッカーコラム J3 Plus+　

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#1671 磐田 vs G大阪、清水 vs FC東京、札幌 vs 神戸、C大阪U-23 vs FC琉球 (2017/6/8) | | |　

【J1：第14節】ジュビロ磐田 vs ガンバ大阪 (ヤマハスタジアム)

→　4勝5敗4分けで12位の磐田と7勝1敗4分けで2位のG大阪の試合は前半31分にFW川又のパスを受けたFWアダイウトンがキーパーとの1対1を冷静に決めてホームの磐田が先制に成功する。さらに前半40分にはFKからFW川又が決めて貴重な追加点を奪った。2点ビハインドのG大阪は後半開始からFWアデミウソンとDF初瀬を投入するが後半10分にもカウンターからFW川又が決めて決定的な3点目のゴールを奪った。3対0で勝利した磐田は6試合ぶりの勝利となった。敗れたG大阪は今シーズン2敗目を喫した。

4試合連続ノーゴールと得点力不足に陥っていた磐田はMF中村俊が戦列に復帰してきた。FW川又とFWアダイウトンの2トップで、MF中村俊をトップ下に置く「3-4-2-1」だったが、カウンターから2ゴール、セットプレーから1ゴール。いずれも狙い通りの形から3ゴールを奪った。「チャンスを作りながら決められない。」という試合が続いていたが2トップがアベック弾。前の3人だけで決定機を作ることが出来る。攻撃はシンプルであるがいずれの選手も「個の力」を持っているので相手には相当な脅威を与えることができる。

FW川又はこれで今シーズン5ゴール目となった。14試合で5ゴール。まずまずのペースと言える。決定機に決められないシーンも目立つので「十分な活躍を見せている。」とは言えないが、悪いパフォーマンスや成績というわけではない。FWアダイウトンは今シーズン2ゴール目。3バックを採用するようになってからは出場機会が減っており、ベンチスタートが続いた時期もあったが彼のスピードは磐田にとっては大きな武器の1つである。彼のような選手が最前線にいると一本のパスからチャンスを作ることが出来る。

敗れたG大阪はアウェイでは初黒星となった。先日、発表された日本代表メンバーにはGK東口、DF三浦弦、MF今野、MF井手口、MF倉田と5人が選出されている。充実したシーズンを過ごしている選手が多いが初選出で注目を集めているDF三浦弦にとっては苦い試合になった。怪我明けのMF今野は4節の浦和戦(H)以来のJリーグ出場となったがすでに0対3とリードを許している状況だったので大きなインパクトは残せず。試合勘やコンディションの部分で大きな不安を抱えながら代表に合流することになった。

【J1：第14節】清水エスパルス vs FC東京 (IAIスタジアム日本平)

→　3勝5敗5分けで13位の清水と6勝4敗3分けで6位のFC東京の試合はほぼ互角の展開で時計が進んでいく。0対0のままで後半の中盤を迎えたが後半23分にカウンターからFW大久保が決めてアウェイのFC東京が先制に成功すると後半39分にはMF東慶悟のクロスからFW大久保が頭で決めて貴重な追加点を奪った。FW大久保は今シーズン2回目の複数得点となった。アウェイで2対0で勝利したFC東京は4位に浮上した。4試合ぶりの勝利となった。敗れた清水は8試合勝ちなし。ホームゲームでは未勝利が続いている。

「今シーズンのFC東京らしい勝ち方だった。」と言える。派手さは無い。後半の半ばあたりまでタイスコアで試合が進んで後半の半ば以降に決勝ゴールを奪って勝ち点「3」を得るケースが多い。エースのFW大久保は2ゴールの活躍。「フィットしきれていない。」というのがFW大久保に対する一般的な評価になるがそれでも13試合で6ゴール。肝心なところではゴールを決めてチームを助けている。攻守にしっくり来ていないところはあるがそれでもJ1で4位と好位置に付けているので攻撃も守備もタレントは揃っている。

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◆　まとめ

　#1671 磐田 vs G大阪、清水 vs FC東京、札幌 vs 神戸、C大阪U-23 vs FC琉球 (2017/6/8)

→　J1の3試合とJ3の1試合をクローズアップしました。磐田とG大阪の試合はホームの磐田が3対0で勝利。2位のG大阪から貴重な勝ち点「3」を獲得しました。4試合ノーゴール中と攻撃陣がここ最近は不発に終わっていましたがFW川又とFWアダイウトンの2トップが躍動。完勝と言える試合になりました。G大阪は今シーズン2敗目。怪我で長期離脱していたMF今野が久々に戻ってきましたが見せ場を作れませんでした。

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