■ 首位を快走するヴィッセルJ2は10節を終了した。4月21日(日)に予定されていた松本山雅と東京ヴェルディの試合は雪のため延期になったので、この2チームは消化試合数が少ないが、ここまでのところ、神戸が8勝1敗1分けで首位を走っている。オフにFW大久保、MF野沢、DF伊野波など主力選手が抜けて、若い選手が中心となったので、「序盤は苦労するのではないか?」と思ったが、素晴らしいスタートを切っている。
苦戦する試合もあるが、点の獲れる選手が沢山いるのが魅力で、攻撃のバリエーションも豊富である。FW田代、FWポポ、MFマジーニョ、MF小川、MF森岡と攻撃の中心になれる選手が何人もいるが、ここまでは浦和から戻ってきたFWポポが攻撃の軸になっていて9試合で5ゴールと結果を残している。シュートに対する積極性は相変わらずで、J2レベルを超えた存在になっている。
不安視されるのは守備のところで、オフにDF伊野波とDF高木和が抜けて、さらには、DF北本が病気で長期離脱中なので、駒不足に陥っているが、18歳のDF岩波がレギュラーに定着して、存在感を増している。DFイ・グァンソンあるいはDF河本とCBを組んでいるが、DF河本を除くと経験の少ない選手たちなので、「大丈夫なのか?」と感じもするが、得点力のあるチームなので、守備に大きな負担がかかることはないだろう。
続きをメルマガ(J3+メルマ)で読む。