■ 4回戦天皇杯の4回戦。リーグ戦で3位に入って2013年のACLの出場権を獲得した浦和レッズと、4位でACLの出場権を確保できなかった横浜Fマリノスが埼玉県にある熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で対戦した。横浜FMはリーグ戦で4位になったので、自分たちが優勝するパターン以外にも、1位の広島、2位の仙台、3位の浦和のいずれかが優勝した場合にも、ACLの出場権を手にすることができるが、広島と仙台はすでに敗退しており、タナボタの可能性は低い。リーグ戦のラスト9試合は5勝1敗3分けでフィニッシュしており、チーム状態はいいので、タイトルを獲得して、久々にアジアのステージに挑戦したいところである。
浦和は「3-4-2-1」。GK加藤。DF坪井、山田暢、槙野。MF鈴木啓、阿部、平川、宇賀神、柏木、マルシオ・リシャルデス。FW田中達。32試合で6ゴールを挙げたFW原口は、12月上旬に急性虫垂炎で手術を受けたため、欠場となった。代わりに1トップに入るのは、今シーズン限りでチームを離れることが発表されたFW田中達で、MF柏木、MFマルシオ・リシャルデス、FW田中達のトライアングルとなった。FW田中達は、今シーズンは7試合の出場にとどまって、プレーイングタイムは118分しか与えられなかった。同じく、今シーズン限りで退団することが決まっているFWポポはベンチスタートとなった。FWポポは21試合に出場して3ゴールを挙げている。
対する横浜FMは「4-2-3-1」。GK飯倉。DF小林祐、栗原、中澤、金井。MF中町、富澤、兵藤、中村俊、狩野。FW小野。こちらは怪我人が続出しており、FWマルキーニョスとDFドゥトラとMF齋藤学はベンチ外となった。横浜FMの方では、MF狩野が今シーズン限りでチームを離れることが決定している。MF狩野は今シーズンは4試合に途中出場しただけで、トータルでも20分しかプレーしていない。2009年は2147分の出場機会が与えられたが、2010年は833分で、2011年は256分ということで、ここ数年、思うような活躍はできてない。また、DFドゥトラが欠場で、DF金井がスタメンに入ったので、大卒ルーキーのMF比嘉がベンチ入りを果たした。
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