■ 松本山雅のJ3降格が確定・・・。J2は41節が終了した。残りは1節となったが愛媛FCと松本山雅のJ3降格が決定した。20位の北九州も「19位以下」が確定したがJ3で宮崎が2位以内に入ったときはJ2からJ3への降格枠が「4」から「3」に減少するのでまだJ2残留の可能性はある。ただ、19位のSC相模原と20位の北九州の差は「3」。得失点差はSC相模原が「-19」、北九州が「-27」であることを考えると最終節(=42節)は大量ゴールが必要となる。
北九州も土俵際まで追い詰められた。9チームが巻き込まれるという極めてシビアな残留争いになっていたが栃木SCと山口の残留は確定した。群馬・金沢・大宮・SC相模原・北九州の5チームで残りの3つの椅子を争う形になったが、やはりと言うべきか、「松本山雅のJ3降格」が話題の中心になっている。オフの補強に大成功して開幕前は「昇格候補の1つ」に挙げられたがまさかの低迷。最下位に沈んでいる。
2020年の途中に就任してチームを立て直した柴田監督を続投させて臨んだシーズンだったが序盤から低迷した。柴田監督のときは19試合で4勝8敗7分け。6月21日(月)に成績不振で解任された。19試合で獲得した勝ち点は「19」だった。19節を終えた時点では17位だったが名波監督になってからは22試合で3勝13敗6分けとなる。22試合で獲得した勝ち点は「15」のみ。監督交代は大失敗だったと言うしかない。