10位 : MF 伊東輝悦 (清水エスパルスなど)→ J1では歴代7位となる517試合に出場している攻撃的なボランチ。ドリブルが得意でボランチの位置からするすると抜け出してチャンスを演出することが多かったので「テルドーナ」と呼ばれた。アトランタ五輪代表チームでは絶対的なボランチとして活躍。「マイアミの奇跡」と言われている1996年のアトランタ五輪のGLの初戦のブラジル戦ではこぼれ球を押し込んで決勝ゴールをゲット。ヒーローになった。
09位 : MF 山口素弘 (横浜フリューゲルスなど)→ 加茂JAPANのときに絶対的な存在となって活躍した司令塔型のボランチ。背筋がピンと伸びた特徴的な姿勢から繰り出される精度の高いパスを武器にゲームをコントロールした。加茂JAPANのときはMF中田英ならびにMF名波と絶妙なハーモニーを奏でた。1997年のフランスW杯のアジア最終予選の3戦目の韓国戦(@国立競技場)で決めた鮮やか過ぎるループシュートはもはや伝説になっている。
08位 : MF 福西崇史 (ジュビロ磐田など)→ 181センチのサイズと高い身体能力を武器に黄金期の磐田ならびにジーコJAPANで活躍した名ボランチ。類まれな身体能力を持っており、ボランチだけでなくCBやフォワードでもプレー可能。オールラウンドな選手だった。4回もJリーグのベストイレブンに選ばれている。J1通算では349試合で62ゴールを記録。得点力の高さも魅力だった。端正なルックスでさわやかな笑顔で女性ファンからの人気を集めた。
07位 : MF 今野泰幸 (ガンバ大阪など)→ キャップ数は歴代12位となる「93」。2010年と2014年のW杯のときに日本代表メンバーに選出された。フィジカルの強さを生かしたボール奪取力が最大の武器。2003年に行われたワールドユースのときはキャプテンとしてチームを引っ張ってベスト8入りに大きく貢献した。J1通算では430試合に出場しているがこれは歴代13位タイ。ザックJAPANのときはDF吉田とCBコンビを組んでアジア制覇に大きく貢献した。