■ 選手の流出が続いている名古屋グランパス「大本命不在のシーズン」になる可能性が高い2017年シーズンのJ2は多くのクラブに昇格のチャンスがあると考えられるので『数年に一度の勝負をかけてもいいシーズン』と言えるが、ここまで山形が積極的な補強を続けており、千葉や東京Vも効果的な補強が出来ている。3チームとも単にいい選手を獲得するだけなく弱点となるポジションをしっかりと補強できそうな流れなので自動昇格を狙える戦力になりつつある。
その一方で苦戦を強いられているチームもいくつかある。筆頭に挙げられるのは名古屋だろう。DF闘莉王やDF竹内彬やMF小川佳など功労者との契約を延長せず、MFイ・スンヒ、MF明神、DF安田理なども退団が確定。先行きが危ぶまれていた中でFW佐藤寿(広島)の加入が早々に決定。風間監督の就任が確実な情勢になったことは悪い流れを変えるきっかけになるかに思えたが今の時点では劇的な効果は生まれていない。
退団あるいは流出する選手が多いこともあって多くの選手に声をかけているようだが返事は芳しいものではない。J2で17ゴールを挙げたFW永井龍(長崎)の加入が決定的と報じられたことは数少ないポジティブなニュースと言えるが、これだけフロントの不手際がメディアで多く報じられると「今の名古屋には行きたくない。」という選手が出てくるのは仕方がない。現時点でも来シーズンの陣容がほとんど見えてこない。
「名古屋が獲得に興味を示している。」と報じられたのはMF小林裕(新潟)、MF長谷川アーリアジャスール(湘南)、MF堀米悠(札幌)、MF八反田(大分)、MF野津田(新潟)、MF宮原(広島)、DF櫛引(札幌)、DF鈴木義(大分)、GK渋谷(横浜FC)であるが、獲得できそうなのはMF宮原とDF櫛引の2人。多くの選手と並行して交渉を行わなければいけないのはかなり大変である。アンバランスな補強になる可能性がある。