※ 2022年1月19日(水)の夜の時点での評価。
ツエーゲン金沢 ・・・ B-
→ 残留争いに巻き込まれながら何とか生き残った金沢は柳下監督が続投する。2022年シーズンが早くも6年目となるが2021年の後半戦は群馬を率いた久藤監督をコーチとして迎え入れた。この2人はともに磐田出身。このときは「コーチと選手」あるいは「サテライトの監督と選手」という間柄だった。かなりの長期政権になっているのでそろそろ「ヤンツー以後のこと」も考えないといけない状況になっている。
選手の入れ替えはまずまず激しかった。思い通りの結果は出せずに苦労したので血の入れ替えは必要だったがMF大橋尚(→大宮)、FW瀬沼(→栃木SC)、DF石尾(→徳島)、GK後藤雅(→山形)などがチームを離れた。4人が抜けたのはかなり痛いが特に正キーパーのGK後藤雅、ほぼ不動のボランチだったMF大橋尚が抜けたのは痛い。FW瀬沼は41節の山形戦(H)で神がかり的な活躍を見せたが1年で退団となった。
ただ、即戦力あるいは有望株をたくさん獲得できたのは評価できる。36試合で6ゴールを挙げたFW林誠道(山形)を獲得。金沢で主力として活躍したDF毛利(湘南)が復帰して期待の高いアタッカーのMF塚元(G大阪)を期限付き移籍で獲得した。ボランチのレギュラー候補はJ2の山口でもプレーしたMF小野原(UDオリヴェイレンセ)を獲得して広島ユース出身でサイズのあるMF松本大(大宮)を期限付き移籍で獲得した。