風写の黙示録

No Camera No Life. No Wind No Power. 時間に追われず、のんびり気ままに暮らしたい。 晴れてる方へツーリング、雨が降ったら過去への旅。 貴方のコメントを楽しみに、書き綴っています。 

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四国をぐるり8~しまなみ海道

 13日は四万十から愛媛に入り、しばらく走ったら雨になった。
 それも強い雨。

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 それでも少し走ったら止んで、だんだん良くなりそうだった。

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 伊予灘SAで休憩、松山の近くを走り抜けて、いよ小松ジャンクション。なんで伊予を平仮名にするんだろう。

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 本四架橋まではずっと高速だと思っていたら、途中一般道を走る部分もあった。

 そしてついに、しまなみ海道。60㎞もあるとは。

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 初めて走る。運転はしていないけれど。

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 瀬戸大橋のように、ほとんど橋なのかと思っていたのだがだいぶ違った。

 瀬戸内海でも比較的大きな島々を繋いで、七つの橋がかけられている。

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 島内を走る部分にはトンネルも多く、むしろ淡路島ルートに似ている。

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 サービスエリアでまた休憩。

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 しまなみ海道の面白いところは、生活道路という事もあって、徒歩や自転車、原付バイクでも走れることだ。

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 ただ車が走る高速道の脇にずっとルートがあるわけはなく、島内は一般道に降りることになる。

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 なので、必然的に距離は長いし、橋へのアップダウンも多いわけだ。

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 広島側の接続点は尾道。

 JR尾道駅で降ろしてもらった。



 この日の宿がある、福山まで山陽本線。

 ホテルの近くで、テキトーな居酒屋を教えてもらう。

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 先輩には、酒場放浪記で紹介された店の名前を教えてもらったのだが、どこかへ行ってしまっていた。

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 カウンターは若い人たち中心で賑やかだったが、何とか一人だけ滑り込めた。

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 ここでびっくり。好い名前だな。

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 野菜サラダと、サヨリの天ぷら。

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 広島も酒どころ。

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 亀齢を所望したが、ぐい呑みがデカい。

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 疲れてたかな、結局この夜は一合で完了だった。次は鋼を呑みたかったのに。

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 これは、サワラの塩たたき。

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 美味かった。

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 そう、この夜は十五夜、中秋の名月だった。

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 ホテルに戻ってまったり。

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 この宿にも人工温泉の大浴場があったので、睡眠前と後に、のんびり。

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 信楽焼の風呂だそうだ。

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 無料の牛乳は珍しい。

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 朝方は一本しか残っていなかったが、夜はたくさんあった。

 荷物は宅急便で仙台へ。

 朝食のバイキング会場には、カレーバー?

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 それで朝カレーにしてみた。

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 なつぞらを見てから、のんびり出発。

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 福山駅前には、福山城がある。ホテルからもすぐだった。

 月見櫓。

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 ウィキから引用。
 福山城は1615年(慶長20年)の一国一城令発布後の元和8年(1622年)に竣工した城である。大規模な新規築城による近世城郭では最後の例となった。

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 備後福山藩の藩庁かつ藩主の居城であった。形式は輪郭式の平山城だが、2重の堀や瀬戸内海へ抜ける運河を持つために海城としても知られる。五重の天守と7基の三重櫓を有していた。

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 1873年(明治6年)の廃城令によって、大蔵省の所管となり、建物の払い下げ、取り壊しが実施されていたが、翌1874年(明治7年)に所在自治体の福山町などの請願によって、本丸の天守(付櫓を含む)・筋鉄御門・伏見櫓・御湯殿・鐘櫓の5棟の建築物が残されることとなった。

 鐘櫓。

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 その内鐘櫓を除く4棟について、国宝保存法の国宝に指定された。天守以外のこれらの現存建築は、福山城の築城時に伏見城から移築されたものであったが、昭和20年(1945年)の福山大空襲によって、伏見櫓、筋鉄御門(ともに、国の重要文化財)を残して焼失している。

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 伏見櫓と、筋鉄御門。

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 一方、本丸以外の城郭遺構については、昭和初期までに城北側にある堀をかねた吉津川以外のすべての堀が埋められ、三の丸は大半が市街地と化すなど遺構の破壊が進んだ。石垣も概ね本丸と二の丸の大部分と三の丸のごく一部に残る。
 
 筋鉄御門。

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 現在の天守(付櫓含む)、月見櫓、御湯殿は1966年(昭和41年)に鉄筋コンクリート構造で復興されたのものである。

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 再建された天守内部は福山市立福山城博物館として利用され、天守最上階の回縁からは市街を360度見渡せ、晴れた日には瀬戸内海を望むこともできる。

 天守閣と、付櫓。

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 三の丸南側はJR福山駅が東西に貫き、新幹線や福塩線のホームからは、天守や伏見櫓が聳立する本丸跡を間近に望むことができる。

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 美しい城だ。

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 櫓がいくつもあるのが、また良い。
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風写

Author:風写
仙台在住の“いんぴんかだり”です。
座右の銘は、人の振り見て我が振り直せ。
苦手なものは、人混み、行列、会議、出会い、初対面、対面販売、電話、girl's talk、職員室、甘いもの。
人前で話すこと、満員電車は真っ平御免。

癒されるものは、風に立ち向かう風力発電機、ごめんね青春!の中井さんと蜂矢先生、暖炉の炎、ミーアキャット、困った顔の石田ゆり子、喜多方宮古の刺身こんにゃく、越中八尾の風の盆、井上あさひアナの微笑み、あん肝、クラシックカメラの手触りとシャッター音、新垣結衣のすっぴん、生シロエビ、ピンクフロイド、ひたすらアクセルオンで登り続けられる峠道、ずっと下り坂だけのサイクリング、いきものがかり、掘りたての筍刺し、首を傾げた麻生久美子、時間が止まったような日だまり、サイモンとガーファンクル、大町へそのをの煮込、美術館の静けさ、博物館のかび臭さ、手嶌葵のハスキーヴォイス、薪の燃える香り、湯葉刺し、タレントもクイズも無しのドキュメンタリー番組、カエデの若葉、硫黄温泉、青空、街灯、水門、消火栓、冷えた純米酒、旬のサンマ刺、姫神、カワセミのダイビング、街独特のマンホール、わっぱ飯、桑子真帆アナの突込み、Across the Universe、イワトビペンギン、お寺の鐘、碧い海と砂浜、水を張ったばかりの棚田、QueenⅡのBlack Side、アジのたたき、レイラ後半のデュアンオールマンのスライドギター、小梅蕙草、アルトビール、ブリーカーストリートの青春、ヤマユリ、パリパリの餃子、原田知世の「ふう」、広くて静かな板の間、街角の向こうから聞こえてくる定禅寺ストリートジャズフェスティバルの演奏………〆のラーメン

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