東京都知事選挙の公示が来週に迫った中、
昨日(6日)小池百合子氏は、正式に都知事選に立候補することを表明した。
立候補の意向を示してから、
自民党都議連会長の石原氏との会談がなかなか実現出来ず、
やっと会談しても
参議院選挙後に結論を出したいと先送りされた。
自民党は、元岩手県知事の増田氏の擁立を模索し、
こちらに推薦を出す予定で動いていることは明白で
参議院選挙後まで待っても情勢は変わらないと踏んで
小池氏は、孤立無援でも立候補すると決めた。
パラシュートなしで飛び降りる
と言っている。
ある意味潔い。
彼女の作戦勝ちとなるかどうか。
同じ女性として、羨ましくもある。
以前から思っていることだが、
政治家には、男性より女性の方が向いている。
なぜなら、男性はしがらみに弱い。
世話になったとか、友人の友人だとか。
その点、女性はクールだ。
昨日まで仲が良くても、今日切ることもあっさりと出来てしまう。
小池氏の発言にも
しがらみのない
を強調していた。
このしがらみとは、党のことでもあり、
利害関係人でもある。
今までの彼女の政治家人生を顧みても
絶妙なタイミングで行動を起こしている。
一時は、初の女性総理という声もあった小池氏だが、
安倍内閣からは冷遇され、
今後閣僚などの道もない。
最後の賭けにうって出たのだろう。
ここでもし負けても本望
くらいの気持ちだろう。
一方で、自民党都連や男性陣の煮え切らない態度は、
女性からは、ダメ男集団に見える。
東京都民でない私には、1票も投じることは出来ないが、
支援や推薦が得られなくても、私は戦う
という度胸には、拍手を送りたい。
公約の中に、待機児童問題や介護問題などで東京独自の政策などを出してもらいたかった。
SNSで増田氏には華がない…と書かれていた。
東京都知事は、国の代表のような存在でもあるから
「華」は必要かも知れない。
突如都知事選に出馬した小池百合子氏、自民党の推薦が得られなくても出ると強気だが、後手に回っている自民党への「当てつけ感」もあるし、安倍政権への「当てつけ」感もありますね。
自民党都議連や自民党内のゴタゴタにつけ込んで出馬表明、これには自分が出ることで誰を推薦するかの問題解決につなげたいと言う考えだが、まさか波紋を呼ぶとは・・・。
一時期は初の女性総理かと言われながら不遇の時期を余儀なくされた。安倍政権から冷遇、コレッて女性が活躍する社会と掲げながらそれと間逆な姿勢もいいところなんじゃないかと思うし、男女平等とは言い難いです。
小池氏のこの覚悟は他の政治家も見習うところはあるのではと思います。