fc2ブログ

プロフィール

hiromi1960

Author:hiromi1960
広島県東広島市在住
政治や社会問題に物申す
子供たちにツケを回さない社会を目指す
中央大学法学部卒


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


FC2カウンター


ブロとも申請フォーム


あの東日本大震災から、2年が過ぎた。

2年前の3月11日
迫りくる大きな波が、家や車、
そして、町を飲み込んでいく様子を
我々は、大きな衝撃で見ていた。

被災された皆さんは、
大切な家、町、そして家族や友人を奪われ、
不自由な生活を今も送っている。

復興財源として 所得税のアップが25年間続く。
同じ国民として それには納得している。

しかし、問題はちゃんと使われるかだ。
せめて、震災前の暮らしが戻る(同じという意味ではなく)ように
お金をつぎ込んでもらいたい。

今でも、がれきが片付いていても何もない町の多いこと。

国民がみんなで集めたあの何千億円の寄付も
被災者の皆さんの手に届いたのだろうか。
その後が、まるで語られない。

震災とともに原発事故に対しても
何ら進んでいない。

そんな中で 復興予算が、法律の拡大解釈によって
全国の税務署の耐震化に使われたり、
自衛隊の改修に使われたりしたことは記憶に新しい。
更に がれき処理の検討をしただけで
復興予算がばらまかれ、がれき処理を受け入れないにも関わらず、
予算を手にした自治体が多く、その総額約175億円である。

政治家や官僚は、目の前にある金を
どう掴んで、どう使い切ろうかととしか考えていない。
いらない箱ものを平気で作れるのもそういう神経だからだ。

お金には、色も名前もついていないので
手に入れれば、自分のものだと思っている。
今まで ずっとそんな政治が進められてきた。
そかし、復興予算は、被災地、被災者のためのもので
拡大解釈すべきではない。

その予算の使い道や予算額について
被災自治体を中心とした組織で査定してはどうだろう。
机の上ではなく、実際に苦労している現場の人に
優先順位を決めてもらうべきだ。

官僚が、横取りしようとする予算の仕分けを
被災当事者がする というのはどうか。

ふるさとを守ろう、ふるさとに住もうとしている人たちのために
まずは使ってもらいたい。
 
高台に公営住宅を作ったり、元の事業を再生するために無利子の融資をしたり、
病院や学校の建設など 早く、暮らしが戻るように
集中的に予算を回すべきだ。

他の予算とは別に 特例で進め、
つまらない条件をつけずに 各自治体にある程度の権限を持たせるべきだ。

急がなければ、辛い思いをしたまま、亡くなる方も少ないない。
一方で 医師不足も深刻で
過労で亡くなられた医師もおられる。
建物や道路だけでなく、
こうした面での手当も急いで欲しい。

私たちは、景気を回復し、
お金も回る日本に戻す努力をしなければいけない。

復興予算が、正しく使われているか、しっかりとみていこう。

テーマ : これでいいのか日本 - ジャンル : 政治・経済

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | BLOG TOP |