FXテクニカル分析 
Week strategy(12/16-12/20)

logo333WEEK-b-48.jpgアルゴリズム解析でポンド円、翌週12/16-12/20方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
(想定レンジ上限)196.59
(想定レンジ下限)192.32

中期トレンド(週足)=4週線、6週線の攻防からトレンドの見極め

二週連続の陽線(陽線上下に髭 実体部:304Pips、上髭:116Pips、下髭:37Pips)です。

12月9日(月)東京時間は対人民元でのドル高の影響から、ポンドドルのドル買いに連動して下落。欧州時間は中国共産党が中央政治局会議を開催。金融政策のスタンスを穏健なから適度に緩和的に変更。これを受けて中国の景気回復期待からリスク選好の円売りが活発化。ドル円の円売りに連動して上昇。NY時間は中国政府の金融政策スタンス変更を受けて、リスク選好のドル売りが進行。ポンドドルのドル売りに連動して上昇。 その後、米10年債権利回り上昇からのドル買いから、ポンドドルのドル買いに連動して下落。
12月10日(火)東京時間は前日からの中国政府の金融政策スタンス変更を受けて、リスク選好の流れ、ゴトウ日実需(輸入)からの円売り需要から、ドル円の円売りに連動して上昇。その後、日経平均上昇幅を縮小すると円買い戻しが入り下落。日経平均が再び上昇。上海総合指数と香港ハンセン指数の強含むと、リスク選好的な円売りが強まり反発上昇。欧州時間は米10年債権利回り上昇を受けてドル買い、円売りが進み、ドル円のドル買いに連動して上昇。NY時間はNYカット前後からドルが買いが進み、ドルがほぼ全面高の展開に。更に米10年債権利回り上昇を受けてのドル買い、円売りで、ドル円のドル買いに連動して上昇。25時以降はユーロポンドのユーロ売りポンド買いからポンドドルのポンド買い買いに連動して上昇。
12月11日(水)東京時間は日経平均250円超安からのリスク回避の円買いで、ドル円の円買いに連動して下落。その後、日経平均がプラス圏を回復すると円売り戻しが入り反発上昇。欧州時間は日銀報道で一部政策委員は12月会合で利上げ提案あれば反対しない見通しなどが伝わると円買いが強まる。その後、日銀は今月利上げ見送りでも物価加速リスクは大きくないと認識が強調され、また円安の物価押し上げリスクは相対的に薄れていると判断との見方も報じられると、次回会合は政策維持の可能性が高まりから、一転し円売り戻しが強まり、乱高下で神経質な展開。NY時間は米11月CPIが市場予想通りの結果となり、FOMCでの利下げ期待が更に高まると米長10年債権利回りが低下しドル売り、円買いに。ドル円のドル売りに連動して下落。・24時を過ぎると米10年債権利回りが上昇に転換し反発上昇。
12月12日(木)東京時間午後から日銀は利上げを急いでいないと報道を受けて、本邦10年債権利回りが低下。円売りが加速し、ドル円の円売りに連動して上昇。欧州時間はSNBが大幅利下げに踏み切った事で22時15分、ECB政策金利発表への警戒感が高まりから、欧州通貨売り、ドル買いが進み、ポンドドルのドル売り連れて下落。NY時間は 米10年債権利回り上昇に伴うドル買いで、序盤ドル円の上昇に連れも、その後はポンドドルの下落に連れた売りも入る。2時以降はドル買いの綱引きで揉み合い。
12月13日(金)東京時間は日銀短観の10-12月大企業製造業業況判断は+14と前回や市場予想を上回るも、日銀会合での追加利上げ期待を強めるには至らず、円売りの流れが継続。ゴトウ日実需(輸入)からの円売りも意識されて、ドル円の円売りで上昇。仲値経過後、実需が後退すると失速。一巡後、来週の日銀金融政策決定会合での0.25%の利上げ確率がやや低下からの円売りで、ドル円の円売りに連動して反発上昇。欧州時間は 日米株価先物上昇を受けてのリスク選好や英10年債権利回り上昇を受けてのポンド買いで上昇。NY時間は米長期金利の上昇に伴うドル買いやユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから、ポンドドルの下落に連動。その後、ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが一巡すると、米長期金利の上昇からドル円のドル買いの連動し反発。2時以降は週末を控えたポジション調整の円買いで上値を切り下げる。

トレンドラインは4週線、6週線、9週線が下向き、13週線が上向き、26週線が下向き、52週線が上向き。パラボリック(186.97)はロング転換9週目です。
来週は4週線、6週線の攻防となります。
両線に上値を押さえられると下降トレンド継続。両線を上値目処とした戻り売りの展開。反対に両線の上抜け&維持が出来れば下降トレンド一服で、両線を下値目処とした押し目買いの展開が想定されます。

◇2024年7月11日週高値(208.15)
◇26週移動平均線(194.69)
◇9週移動平均線(194.67)
◇13週移動平均線(194.14)
◇基準線(194.12)
◇転換線(194.01)
◇12/14 7:00(193.87)
◇6週移動平均(193.63)
◇一目均衡表雲の上限① (193.03)
◇52週移動平均線(192.88)
◇4週移動平均線(192.44)
◇一目均衡表雲の下限②(188.96)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2024.12.14_7:00現在のデータを基にしています


2024.12.13ポンド円TOKYO-Summary

来週の日銀金融政策決定会合でのの利上げ確率がやや低下からの円売り

・日銀短観の10-12月大企業製造業業況判断は+14と前回や市場予想を上回るも、日銀会合での追加利上げ期待を強めるには至らず、円売りの流れが継続。ゴトウ日実需(輸入)からの円売りも意識されて、ドル円は195.95まで、ポンド円は193.86まで上昇。
・仲値経過後、実需が後退すると、ドル円は152.64まで、ポンド円は193.34まで失速。一巡後、来週の日銀金融政策決定会合での0.25%の利上げ確率がやや低下からの円売りで、ドル円は153.09まで、ポンド円は193.78まで反発上昇となっています。

2024.12.13ポンド円LONDON-Summary

リスク選好や英10年債権利回り上昇

・英10月GDPの予想比下振れや、英鉱工業生産や製造業生産指数もマイナスに沈んだ事でポンド売りが進み、ポンドドルは1.2618まで、ポンド円は193.85まで下落。
・日米株価先物上昇を受けてのリスク選好からドル円は153.66まで上昇。一方でポンドドルは日米株価先物上昇や英10年債権利回り上昇を受けてのポンド買いで1.2669まで上昇。ポンド円は両通貨の上昇に連れて194.46まで上昇となっています。

2024.12.13ポンド円NY-Summary

米長期金利の上昇

・米長期金利の上昇に伴うドル買いやユーロポンドでのユーロ買いポンド売りから、ポンドドルは1.2618まで、ポンド円は193.64まで下落。
・ユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが一巡すると、ポンドドルは1.2635まで、ポンド円は194.22まで反発。その後、再びユーロポンドでのユーロ買いポンド売りが進むと、ポンドドルは1.2613まで、ポンド円は193.85まで下押し。
・一方でドル円は週末を控えたポジション調整の円買いが先行し153.26まで下落。その後、米10年債権利回り上昇を受けてのドル買い、円売りで153.80まで反発。3時以降は再び、ポジション調整の円買いが入り153.60まで下押しとなっています。

[昨日 109P 12月累計 1418P]
193.42(S)⇒193.32利確10P
193.83(S)⇒193.72利確11P
193.55(S)⇒193.72利確▲18P
193.82(S)⇒193.72利確10P 2024/12/13 09:54
193.35(S)⇒192.99利確36P
193.30(S)⇒192.99利確31P
193.12(S)⇒192.99利確13P
193.16(S)⇒192.91利確25P
193.49(S)⇒193.39利確10P
193.32(S)⇒193.39利確▲7P
193.58(S)⇒193.58利確0P
193.46(S)⇒193.58利確▲12P 2024/12/13 18:32


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 17.4.9版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2024.12.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(夏時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。

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