湘南×芋 並び①

2022/1/3 弥彦線/越後線 吉田駅
244M 115系新潟車N38編成/161M 115系新潟車N40編成
NikonZ9 SIGMA40/1.4Art
18時半過ぎから5分間だけ同島式ホームにて115系2編成が並びます。
この日は懐かしの新潟色、通称(さつま)芋と呼ばれているN40編成と湘南色ことN38編成でした。
おじさま世代にとっては正に「懐かしい」対象だそうで、湘南色と塗分けも同じなこともあり、湘南色ありきではありますが私も抵抗なく撮影しております。
運用としては先に弥彦線からやってくる湘南、そしてその5分後に越後線からやってくる芋となります。
当初は湘南の入線をゆっくりやってから並びを撮ろうと思っていたのですが、ホームに入ってから自動放送で「ゴフンオクレテマス」って。
位置情報アプリのどこトレを開くとなんと同時到着。ど、どっちが先に着くんだ・・・?どっちを狙えばいいんだ・・・!?
葛藤の末行き着いた先はやはりオリジン。失敗しても湘南色を撮りに来たことを形にするのが最優先と判断しました。
列車がやってくる数分前になると交代要員の車掌さんが出てきました。ふむ、停止位置はあの辺りか。
交代シーンでも狙えないものかと対岸のホームから会釈をしてカメラを取り出します。
折角三脚を持ち出したものの、ホーム端の積雪を活かしたくなり攻めの姿勢を崩さず超ローアンで構えてみます。
湘南の接近放送がある頃には南側から芋のライトが見えるではありませんか。どっちを止めるのか、どっちにピントを合わせるのかこの十数秒で決めなくてはいけません。
湘南の方が僅かに早いのを確信。停車の直前に車掌さんが僅かに前に移動。そして芋の入線。
運転士さんが扉を開けるその刹那、歩みを止め、ここで連写。
2編成の電車が横並びする頃には車掌さんの姿は車内へと。まさに一瞬の出来事。遅延ありきのシーンをモノにできました。