■ 最初で最後の国内での代表マッチロシアW杯は2018年6月14日(木)に開幕する。W杯まであと2週間ちょっと。西野JAPANは5月30日(水)に日産スタジアムでガーナ代表と対戦する。ガーナはロシアW杯の出場権を獲得できなかった。4年後のカタールW杯に向けてチームが再始動し始めた段階であり、国際試合は去年11月のエジプト戦以来となる。メンバー表を見ると欧州でプレーしている選手がほとんど。ガーナ国内でプレーしている選手は誰もいない。
W杯を目前に控えた日本との温度差(※ 気候的な意味ではない。)は大きいと思われるが西野JAPANにとっては最初で最後の国内での代表戦になる。翌日の5月31日(木)にはいよいよ本大会の登録メンバー23名が選出される予定になっており、最終選考会の意味合いが極めて強い代表戦になる。当落線上にいる選手はガーナ戦で出場機会を得てゴールやアシストといった分かりやすい結果を残したところである。
ただし、当然のことながら、自分勝手にプレーしてゴールやアシストにつながったとしても高評価されない。積極的にプレーすることは求められるが自制もしなければいけないのでバランスが大事になってくる。MF乾、MF武藤嘉、MF浅野拓、MF宇佐美あたりが当落線上で、MF浅野拓やMF宇佐美に関しては「このままだと落選する可能性が高い。逆転でのロシア行きを果たすためにはインパクトを残す必要がある。