10位:DF 福森晃斗 (コンサドーレ札幌) → 21票→ 左ストッパーの位置でプレーしているが「ラストパスの本数」がJ1では1位のMF中村憲(川崎F)、2位のMF中村俊(磐田)、3位のMF柏木(浦和)に次ぐ4番目。精度の高い左足のキックが多くのチャンスを生み出している。圧巻だったのは18節の大宮戦(A)。0対2の状況から後半の終盤に2つの直接FKを決めて2対2のドローに持ち込んだ。特に2本目の直接FKは圧巻だった。J1屈指のプレイスキッカーと言える。
9位:DF 大井健太郎 (ジュビロ磐田) → 30票→ 20節を終えた時点でわずか17失点という磐田。リーグ最少タイの失点の少なさが快進撃の大きな理由と言える。FW川又やMF中村俊やMFムサエフが加入した中盤から前目のポジションと比べると守備的なポジションの顔ぶれはあまり変わらず。開幕前は大いに不安視されていたがベテランのDF大井が素晴らしい活躍を見せている。シーズン途中から3バックの中央に入っているが躍進の立役者の1人と言える。
8位:DF 中澤佑二 (横浜Fマリノス) → 31票→ 今年の2月で39才になった。フィールドプレーヤーとしては歴代最多の出場時間を誇る鉄人は今シーズンも健在。もちろん、全盛期の頃と比べるとパワーやスピードといった肉体的な部分は少し落ちていると思うがトータルでカバー。CBとしての総合力は落ちていないように感じられる。相変わらず空中戦には無類の強さを発揮しており、横浜FMのみならず、日本サッカー界のレジェンドの1人になりつつある。