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※ 先日の「Jリーグラボ(#31)」に出演していた元プロ野球で高木三兄弟の父親である高木豊氏とコンサドーレ札幌の野々村社長のトークは「イクメン」という大枠のテーマから少し外れたところでも「興味深い話」や「面白い話」がたくさんあった。高木豊氏のコメントを中心に簡単にまとめてみたいと思う。
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高木豊さん(元大洋ホエールズ)から学ぶ「息子をサッカー選手にするために必要な7つのこと」→
「Jリーグラボ」における高木豊さん(元大洋ホエールズ)のコメントをまとめてみる。 (子育ての部分以外)
・「夢は3人とも日本代表になること。こうなったら面白い。ただし現状では厳しいだろう。」
→ 3人とも年代別代表に選ばれている20代前半の若手選手。当然のことながら、「将来的なフル代表入りの可能性」は十分に考えられる。「3人ともフル代表に入ったら面白い。」とコメントした高木豊氏であるが、「現状では厳しい。」と認識。『戦う姿勢が足りない。』という厳しい指摘も・・・。
・「サッカー選手として将来性があるのか?」は自分では分からない。
→ 元プロ野球選手でコーチ経験もある。子供がプレーしているところを見て「野球の素質があるのか?」はある程度は分かるが、サッカー経験が無いので「サッカー選手としての素質があるのか?」はよく分からなかったという。これは当然と言えば当然の話であるが、「分からないことを分からないと言える。」というのは立派である。社会的な地位の高い人は「自分は何でも知っている。」と思いがちである。
・大洋に入団してから最初の3年間はほとんど遊びに行かなかった。
→ 中央大学から大洋に入団したが、「最初の3年間で絶対にレギュラーを取る。」と決意してプロ入り。そのため、最初の3年間は外に遊びに行くことはほとんどせず、ひたすらバットを振り続けたという。「ストイックなところは浦和に所属する長男が受け継いでいるのではないか?」という話である。
・「理屈っぽいところ」は次男が受け継いだ。
→ 現役時代はどちらかというと気難しい性格で知られた高木豊氏。年俸面で揉めたことが1993年に大洋を自由契約になった一因とも言われている。理屈っぽいところを受け継いだのは次男だったという。ちなみに前年まで3年連続で3割を打っていた高木豊氏が自由契約になったのは衝撃的なニュースだった。
・長男と次男は20歳そこそこで結婚。決定権を与えすぎたのかも・・・。
→ 「決定権は全て子供に与える。」というのが高木家の三家訓の1つであるが、長男と次男は20歳そこそこで結婚。「早すぎる。」、「決定権を与えすぎたのかも・・・。」という本音も・・・。(ただし、「いいお嫁さんを貰った。」と語っている。)ちなみに三男のFW高木大はつい先日20歳になったばかりである。
・小学校に入学した長男はサッカーを辞めて野球を始めた。
→ 子供たちが野球をするように強制することはもちろんのこと、野球をやるように意図的に誘導することもしなかったが、長男は小学校に入学したときに一時的にサッカーを辞めて野球をするようになったという。これは「長男として(野球選手だった)親に気を使ったのかではないか・・・。」という話である。
・長男の俊幸に野球の素質は無かった。
→ 一時期、野球チームに入ってきた長男であるが、「練習が長くて面白くなかった。」という理由でサッカークラブに入団した。野球をしていたらどうなっていたのか?というのは気になるところであるが、「素質は無かった。」、「プロになるのは難しかった。」、「大学までだろう。」とシビアに分析している。
・三男の大輔は野球のセンスがあった。おそらくプロでも活躍できた。
→ 長男には野球の素質は無かったが、三男には野球の素質があったという。実際に三男は野球チームに所属したことがなくて、本格的な野球経験は全くなかったというが、ボール扱いが抜群。「グラブさばきは自分よりも柔らかい。」と絶賛している。「勿体ない。」と若干の本音も・・・。
・長男のプレースタイルは・・・。
→ 三兄弟のプレースタイルは三者三様。浦和に所属する長男の俊幸は「相手に体を触れさせないキレイなサッカーをやりたがる。」とコメントしており、「がつがつ行くタイプではない。」という。三人の中ではもっともスピードがあって身体的な能力が高い。ポジションはサイドアタッカー。
・次男のプレースタイルは・・・。
→ ドリブルが得意な長男に対して東京Vでプレーする次男はパサータイプ。体は大きくはないが、「3人の中では体を張れるタイプ」だという。長男とは1学年違い。同じチームでプレーすることが多かったと思うが、東京Vのトップチームでは一緒にプレーして同じ試合でゴールを決めることが多かった。
・三男のプレースタイルは・・・。
→ 三男に対しては「技術が無いが、飛び出しは抜群に上手い。」とコメント。三男は一番年下で、三人の中でもっとも愛嬌のある周りに好かれやすい性格をしている。未婚なのも三男の大輔のみ。おそらく、一番かわいいと思うが、大輔の話をするときは他の2人のことを話すときとは違ってデレデレ。
・サッカー界に必要なのはスーパースター。
→ 最近では「サッカーに詳しい野球解説者」という立場からサッカーに関してコメントする機会も増えているが、サッカー界に必要なのはズバリ「スーパースター」。特にストライカーのポジションでスーパースターになれる選手の出現を期待しているようだ。3兄弟の中で三男はストライカー系の選手。
・ガンバ大阪の宇佐美貴史はスーパースターになれる。
→ 次男のMF高木善とMF宇佐美が同級生。MF宇佐美は中2のときの国際試合で衝撃的なプレーをして評判になったが、この時にゴールを決めたのが次男。「宇佐美というものすごい選手がいる。」ということと「高木豊の子供はサッカー選手として有望らしい。」ということは同時に世間に広まった。
・足は速かった。50メートルは5秒8。100メートルは11秒3。
→ きちんとした測定ではないと思うが「50メートルが5秒8」というのは相当な速さである。その遺伝子は息子3人にもきちんと受け継がれているか?というと長男にはしっかりと受け継がれているように思う。FW高木俊はスピードがあって身体的な能力が高い。ただ、風貌が似ているのは次男と三男。
・もう一度、生まれ変わったとしたら・・・。野球かサッカーどちらを選ぶ?
→ ちょっと考えた末に『やっぱり野球かな。』と答えた。どちらの世界もよく知っているので興味深い設問だったが、答えは野球。高木豊氏が大洋ホエールズで活躍する姿はかなり記憶に残っているので野球ファンの1人としては嬉しい答えだったが、サッカーのファンの1人としてはやや寂しい答えだったかも。
・でも、一番やりたいのはゴルフ。
→ 多分にジョークも含んでいると思うが、「野球か?サッカーか?」で野球を選んだあとに「でも、一番やりたいのはゴルフ」と答えたのは面白かった。理由としては「団体競技ではなくて個人競技の方がいい。」という話だった。野球選手(特に野手)はゴルフが得意な人が多い。
・ポンセの応援歌の歌詞は「バモスポンセ」。(「ぽ・ぽ・ぽ ポンセではない。」)
→ 当時の大洋の主砲はポンセ。ポンセはマリオに似た風貌で人気者となった。応援歌もかなり有名であるが、原曲はメキシコ民謡の「ラ・クカラーチャ」だという。ちなみに「ぽ・ぽ・ぽ ポンセ♪」と勘違いしている人が多かったというが、正しくは「バモス ポンセ♪」。野々村氏も勘違いしていた。
・ポンセのバッティングは凄かった。
→ 1988年にホームラン王、1987年と1988年に打点王に輝いているポンセ。「バッティングは凄かった。」と話しており、「ポンセのバッティングには助けられた。」という。ちなみにポンセは極度の恐妻家。試合でヒットを打てないと奥さんは食事を作ってくれずにザしか食べられなかったという。
・来日当時のポンセは「どこまでも守れる。」という触れ込みだったが、結局、「どこも守れなかった。」
→ ポンセのポジションは最初はサードで、次はファーストで、最後はライトに回った。主にサードを守った1996年は27失策。送球に難があったという。余談になるが打撃不振のポンセの後釜として1990年に加入したマイヤーは体重が優に100キロを超える巨漢選手だったが、横綱の曙とはいとこの関係。
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