サッカーコラム J3 Plus+
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2025/01/13 【J2：順位予想】 2025年の順位予想バトルの参加者・募集中 (参加者数：56名)
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お勧めしたいエントリー (15記事)
【川崎F×山形】 サイドアタッカー山岸智
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■ J1の第23節
勝ち点差「8」で首位の鹿島アントラーズを追う２位の川崎フロンターレ。ここから、リーグ戦、ACL、ナビスコとハード日程が続いていく。
ホームの川崎Fは<4-2-2-2>。GK川島。DF久木野、菊地、伊藤、村上。MF谷口、中村憲、田坂、山岸。FW鄭大世、ジュニーニョ。
対するモンテディオ山形は<4-2-2-2>。GK清水。DF小林、宮本、小原、石川。MF佐藤、秋葉、赤星、宮沢。FW北村、長谷川。
■ 危なげない勝利
試合は前半からホームの川崎Fが優勢。
前半18分にリスタートからMF中村憲のスルーパスをゴール前に走り込んでいたMF谷口が決めて先制。さらに、前半23分にもサイドからのクロスをMF山岸が頭で折り返して、最後はゴール前のMF田坂が決めて2点リードとする。
後半に川崎Fは何度もチャンスを作るが追加点は奪えず。しかしながら、山形のシュートをわずか5本に抑える危なげない勝利。鹿島との勝ち点差を「8」を守った。
■ 田坂が初ゴール
川崎FはMF寺田が休養のため欠場。右攻撃的MFに入ることの多かったMF中村憲がボランチのポジションに下がってMF田坂が今シーズン5試合目のスタメン。そのMF田坂がダメ押しのゴールを決めて2対0で快勝した。
川崎FはJ2時代から、ずっとFWジュニーニョとMF中村憲がチームの中心にいて、2008年の数か月を除くと、関塚監督で変わりはない。これくらい長い間、軸が固定されているとマンネリ化してしまうところであるが、川崎Fの場合はあまりそういう感じを受けない。
その理由の1つは、フロントがうまく選手を補強してきて、常に競争意識を働かせているからに違いはない。また、強豪クラブの中では若手選手の起用にも積極的で、同レベルに近い選手であれば若い選手を思い切って使っていこうという空気がある。MF田坂やDF菊地、DF横山といった選手が典型例である。
また、当然、MF中村憲とFWジュニーニョという計算の立つクレバーな中心選手がいるからこそ、思い切って若手を登用できるともいえる。好循環である。
■ サイドアタッカー山岸智
シーズン当初は左サイドバックでプレーし、その後、レギュラーポジションを失っていたMF山岸であるが、ここに来て、<4-2-2-2>の左サイドハーフのポジションを確保しつつある。まだ、今シーズンゴールはないが、MF田坂のゴールをアシストしたプレーは、彼ならではのものであった。
不慣れな左サイドバックではなかなか攻撃的な良さを発揮しきれなかったMF山岸であるが、左サイドハーフというポジションはもっとも得意なポジションであり、持ち味をでしやすいポジションである。昨シーズンは外国籍選手との連携がうまくとれずにサイドで孤立するシーンも多かったが、ようやく、ここに来て、MF山岸の良さを引き出せるようになって来た。
日本代表経験者であるが、周りの選手を使うタイプではなく、周りの選手に使われるタイプの選手であるので、周囲が混とんとしている状況では消えてしまうことが多く、いいプレーを見せる事が出来ない。思い起こしてみると、ジェフ千葉時代もチームのリズムがいい時は、彼のオールラウンドな能力が引き出されて、チームへの貢献も多く、充実したプレーを見せた。
FWレナチーニョというスペシャルなこの力を持つ選手とのポジション争いが繰り広げられているが、関塚監督が一貫してMF山岸をファーストチョイスとしているのはなかなか興味深いところである。
■ 残り11試合
一方の山形はいいところなく敗退。14位に順位を下げた。これで降格圏とは「6」ポイント差となった。
残りは11試合。大方の予想を裏切って残留圏内に付けるチームは、J1のクラブよりも戦力的に恵まれていないが、どのクラブよりも地に足の着いた戦いを見せている。戦力的に不利な試合ではあっさりと敗れることもあるが、その敗戦を次の試合に引きずらない精神的な強さがある。
ズルズル転落して行きそうな流れの時もあったが、チームとして土台がしっかりとしているところがこのチームの武器である。
勝ち点差「8」で首位の鹿島アントラーズを追う２位の川崎フロンターレ。ここから、リーグ戦、ACL、ナビスコとハード日程が続いていく。
ホームの川崎Fは<4-2-2-2>。GK川島。DF久木野、菊地、伊藤、村上。MF谷口、中村憲、田坂、山岸。FW鄭大世、ジュニーニョ。
対するモンテディオ山形は<4-2-2-2>。GK清水。DF小林、宮本、小原、石川。MF佐藤、秋葉、赤星、宮沢。FW北村、長谷川。
■ 危なげない勝利
試合は前半からホームの川崎Fが優勢。
前半18分にリスタートからMF中村憲のスルーパスをゴール前に走り込んでいたMF谷口が決めて先制。さらに、前半23分にもサイドからのクロスをMF山岸が頭で折り返して、最後はゴール前のMF田坂が決めて2点リードとする。
後半に川崎Fは何度もチャンスを作るが追加点は奪えず。しかしながら、山形のシュートをわずか5本に抑える危なげない勝利。鹿島との勝ち点差を「8」を守った。
■ 田坂が初ゴール
川崎FはMF寺田が休養のため欠場。右攻撃的MFに入ることの多かったMF中村憲がボランチのポジションに下がってMF田坂が今シーズン5試合目のスタメン。そのMF田坂がダメ押しのゴールを決めて2対0で快勝した。
川崎FはJ2時代から、ずっとFWジュニーニョとMF中村憲がチームの中心にいて、2008年の数か月を除くと、関塚監督で変わりはない。これくらい長い間、軸が固定されているとマンネリ化してしまうところであるが、川崎Fの場合はあまりそういう感じを受けない。
その理由の1つは、フロントがうまく選手を補強してきて、常に競争意識を働かせているからに違いはない。また、強豪クラブの中では若手選手の起用にも積極的で、同レベルに近い選手であれば若い選手を思い切って使っていこうという空気がある。MF田坂やDF菊地、DF横山といった選手が典型例である。
また、当然、MF中村憲とFWジュニーニョという計算の立つクレバーな中心選手がいるからこそ、思い切って若手を登用できるともいえる。好循環である。
■ サイドアタッカー山岸智
シーズン当初は左サイドバックでプレーし、その後、レギュラーポジションを失っていたMF山岸であるが、ここに来て、<4-2-2-2>の左サイドハーフのポジションを確保しつつある。まだ、今シーズンゴールはないが、MF田坂のゴールをアシストしたプレーは、彼ならではのものであった。
不慣れな左サイドバックではなかなか攻撃的な良さを発揮しきれなかったMF山岸であるが、左サイドハーフというポジションはもっとも得意なポジションであり、持ち味をでしやすいポジションである。昨シーズンは外国籍選手との連携がうまくとれずにサイドで孤立するシーンも多かったが、ようやく、ここに来て、MF山岸の良さを引き出せるようになって来た。
日本代表経験者であるが、周りの選手を使うタイプではなく、周りの選手に使われるタイプの選手であるので、周囲が混とんとしている状況では消えてしまうことが多く、いいプレーを見せる事が出来ない。思い起こしてみると、ジェフ千葉時代もチームのリズムがいい時は、彼のオールラウンドな能力が引き出されて、チームへの貢献も多く、充実したプレーを見せた。
FWレナチーニョというスペシャルなこの力を持つ選手とのポジション争いが繰り広げられているが、関塚監督が一貫してMF山岸をファーストチョイスとしているのはなかなか興味深いところである。
■ 残り11試合
一方の山形はいいところなく敗退。14位に順位を下げた。これで降格圏とは「6」ポイント差となった。
残りは11試合。大方の予想を裏切って残留圏内に付けるチームは、J1のクラブよりも戦力的に恵まれていないが、どのクラブよりも地に足の着いた戦いを見せている。戦力的に不利な試合ではあっさりと敗れることもあるが、その敗戦を次の試合に引きずらない精神的な強さがある。
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