※ 2022年8月19日(金)時点
名古屋グランパス ・・・ S-
→ なかなか調子が上がらずに残留争いに巻き込まれているがここ7試合は2勝1敗4分けとまずまず。勝ち点「30」に到達して残留争いから抜け出しつつある。24節の浦和戦(H)で勝ち点「3」を獲得できたのは大きかったが夏の移籍市場で獲得したFW永井謙(FC東京)とMF重廣(福岡)がゴールを挙げるなど新戦力の活躍が目立った。2016年以来の復帰となるFW永井謙は3試合で1ゴール3アシストを記録している。
今シーズンの名古屋はとにかくMFマテウスにかかる負担が大きかった。依存度は極めて高かったが絶対的なスピードを持つFW永井謙が加入してその負担は軽減された。33歳になったがそのスピードは依然としてJリーグ屈指である。名古屋がJ2初降格を喫したタイミングでFC東京に移籍しているので「彼の復帰」を快く思わなかった名古屋のサポーターは少なくなかったが批判的な声を封じる活躍を見せている。
福岡であまり出番がなかったMF重廣がすぐにフィットして定位置を確保しているのはサプライズと言える。新戦力が加入して最近はWボランチを採用するケースが多くなっているが攻守のバランスが良くなった。MF重廣は1.5列目的なポジションで起用されているが能力は高い。完全移籍で獲得したが「いい補強になった。」と言える。期限付き移籍で獲得したMF永木(湘南)も途中出場でチームに貢献している。