寺島メソッド翻訳NEWS

＜記事原文　寺島先生推薦＞
Ukraine rejects Türkiye’s Kakhovka dam proposal
Kiev's foreign minister said he was sick and tired of “quasi-justice”
キエフの外相、「正義漢ヅラ」にうんざりしていると発言
出典：RT 2023年6月8日
＜記事翻訳　寺島メソッド翻訳グループ＞　2023年6月12日



ウクライナ外務大臣ドミトリー・クレバ © Getty Images / Michael M. Santiago


　ウクライナのドミトリー・クレバ外務大臣は、カホフカ水力発電ダムの破壊に関する国際調査を求めるトルコの提案を激しく拒否し、この構想を「ロシアを甘やかすためのゲーム」と呼んだ。

　これは、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が水曜日（6月7日）にロシアとウクライナの担当者と電話会談を行い、ダムへの攻撃を調査するための国際委員会を組織し、3国すべての専門家と国連を参加させることを提案した後のことである。

　ウクライナの1+1ニュースチャンネルに出演したクレバ氏は、爆発事故の調査を提案する国連などにうんざりしていると述べ、「正義漢ヅラした者によるゲーム」だと非難した。

　「彼らの正体は分かっている」とクレバ氏は述べ、ウクライナが爆破に関与した可能性があるという指摘を否定した。「落ち着いてください、みなさん。私たちはすでにそこに行っている。すべてロシアを甘やかすためのゲームに過ぎない」。

　インタビューの後半で、大臣は、ダム破壊に関する何らかの調査がいずれ行われることを認めたが、それはすぐには行われないだろうと述べた。



関連記事：カホフカ・ダム破壊事件： 知っておくべきこと

　一方、ウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領は、ダムの破壊によって引き起こされた洪水の中で、国連と赤十字が行動を起こせなかったことを非難している。

　カホフカ・ダムは火曜日（6月6日）の朝、一部が破裂し、ドニエプル川の流路に沿った複数の町や村に洪水を引き起こした。

　モスクワは、ダムの「意図的な破壊工作」は、ロシアのクリミア半島への水の供給を断つためにキエフが命じたものだと主張している。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官はまた、この攻撃がウクライナの大規模な反攻の試みと関連している可能性を示唆している。

　ロシアのプーチン大統領は、この事件を「大規模な生態系と人道の大惨事」につながる「野蛮な行為」と断じ、ウクライナは「戦争犯罪を犯している」「テロ手法を公然と使用している」と非難した。また、キエフとその西側支援者に対し、危険な戦争激化への道に賭けることを止めるよう警告した。

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