■ プレーオフからの出場を目指すガンバ大阪2017年のACLはグループステージの1節が2月20日(月)から22日(水)にかけて開催される。Jリーグ勢では鹿島と浦和と川崎Fの3チームが本大会出場を決めており、2016年のJ1で4位だったG大阪はプレーオフラウンドからの参加となる。2014年は柏、2015年はFC東京がプレーオフラウンドから出場して本大会の出場権を獲得しているが、G大阪は予選2回戦のバンコク・ユナイテッド vs ジョホール・ダルル・タクジムの勝者と2月7日(火)に本大会出場をかけて市立吹田サッカースタジアムで対戦することがすでに決まっている。
昨年のプレーオフはFC東京 vs チョンブリFCというカードだったがFC東京が9対0で圧勝。危なげなく本大会出場を勝ち取った。一方で2014年のプレーオフは柏が大苦戦。このときもチョンブリFCと対戦したが延長戦の末、3対2で辛くも競り勝った。ホームで戦えるのはかなり有利な点であるが「勝って当たり前」と見られるのでプレッシャーがかかる。Jリーグの開幕のかなり前の時期に一発勝負の公式戦を戦うというのも大変な話である。G大阪としてはすっきり勝利したい試合であるが苦戦する可能性も考えられる。
G大阪が無事に本大会に出場できると日本からは今年も4チームがACLの本大会に出場することになる。2008年にG大阪がアジアを制した後、日本勢はずっと苦戦を強いられているが鹿島・浦和・川崎F・G大阪の4チームはいずれもACLの経験値は豊富。グループステージを突破して決勝トーナメントを戦った経験も豊富である。J1のクラブの中では資金力のあるクラブであり、サポーターのバックアップも期待できるチームである。メンツ的には申し分ない4チームなのでJリーグの代表として頑張ってほしいところである。
■ Kリーグで2位の全北現代が失格すでに12月中旬にACLのグループステージの組み合わせ抽選会が行われたがKリーグで2位になった全北現代は2013年に起こった八百長問題で出場資格がはく奪された。Kリーグで3位の済州ユナイテッドFCが繰り上げでグループステージから出場。Kリーグで4位の蔚山現代が繰り上げでプレーオフに出場することになった。Jリーグ勢で直接的な影響を受けるのは鹿島とG大阪の2チームで、鹿島は(プレーオフからの出場となるはずだった)済州Uと同組になる可能性があったが蔚山現代と同組になる可能性が出てきた。
G大阪はプレーオフを勝ち上がった場合、全北現代と同組になることが確定していたが繰り上げで本大会出場が決まった済州Uと同組になる。繰り上げ出場が決まった蔚山現代は昨シーズンまでは尹晶煥監督(C大阪)がチームを指揮していたので監督が交代することになるがアジア屈指の実力と実績を持つ全北現代がこの段階で消えたのは上位進出を目指すJリーグ勢にとっては極めて大きな話である。全北現代はスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ提訴する予定だと報じられたが2月7日までに結論が出て覆ることは無いだろう。
グループE ・鹿島アントラーズ
・ムアントン・ユナイテッドFC(タイ)
・東地区プレーオフ4勝者(上海申花 vs PS2.4の勝者)
・東地区プレーオフ1勝者(蔚山現代 vs PS2.1の勝者)
→ Jリーグ王者の鹿島は順当にいくとムアントンU・上海申花・蔚山現代と同組になる。近年はオーストラリアのAリーグのチームが力を付けているのでオーストラリア勢ではなくてムアントンUと同組になったのは幸運と言える。全北現代が出場停止になったことで(済州Uではなくて)蔚山現代と同組になる可能性が生じたが済州Uは大きなクラブではなくていつもガラガラのスタンドでACLを戦っているイメージが強い。なので蔚山現代の方が戦いにくいと思われる。鹿島にとってはややアンラッキーと言えるだろう。
プレーオフ組の上海申花はオーストラリアのブリスベン・ロアーと最後のチケットをかけて戦う可能性が高いが何と言っても、つい先日、元アルゼンチン代表のFWテベスを獲得して大きな話題になった。週給72万ユーロ(約8,900万円)とも報じられているが、年俸に直すと約49億円。破格の金額である。年齢的な不安やモチベーションの問題は拭えないがこれだけのスーパースターなので単純にどんなプレーを見せるのか?は興味がわく。(出場が確定しているわけでないが)鹿島 vs 上海申花のカードは要注目である。
続きをメルマガ(J3+メルマ)で読む。 J3+(メルマ)を読むための方法について ・・・ 3つあります。(無料/有料)
◆ まとめ #1560 【ACL】 2017年のグループステージの展望 (2017/1/22)
→ 今度は2017年シーズンのACLのグループステージの展望です。日本からは鹿島・浦和・川崎F・G大阪の4チームが参加しますがいずれもACLの経験値は豊富なクラブなので上位進出が期待されます。各組の顔ぶれを見ると浦和は非常に厳しい組に入っており、川崎Fもやや厳しめの組と言えますが、鹿島とG大阪はどちらかというと恵まれた組と言えます。G大阪はまず本大会進出を決める必要があります。
続きをメルマガ(J3+メルマ)で読む。 J3+(メルマ)を読むための方法について ・・・ 3つあります。(無料/有料)
※ J3+(メルマ)を購読するには、登録が必要です。
※ 発行日は、5日・10日・15日・20日・25日・30日を除く毎日です。
※ AM8:00の配信です。
※ まぐまぐを利用する場合は、月額は648円となります。(1配信あたり約25円)
→ http://www.mag2.com/m/0001340175.html
※ まぐまぐに登録した場合、最初の月は無料になります。(当月無料制度)
※ 月の途中で登録した時は、登録作業が完了すると、直後にその月に発行済みのメルマガが全て送られてきます。
※ クレジットカードをお持ちでない方は「直接購入方式」を利用することができます。
※ 希望される方は、[email protected](管理人宛)に問い合わせてください。
☆ 発行責任者:じじ
☆ サイト(ブログ版):サッカーコラム J3 Plus+ → http://llabtooflatot.blog102.fc2.com/
☆ 月額:648円(税込) ・・・ まぐまぐのシステムを利用した場合
☆ 3か月:1,500円(税込)、6か月:3,000円(税込) ・・・ まぐまぐのシステムを利用しない場合
☆ メルマ(個別ページ):登録・解除等はこちら → http://www.mag2.com/m/0001340175.html
☆ 発行日:5日、10日、15日、20日、25日、30日を除く毎日 (年末年始を除く)
☆ 発行時間:AM 8:00 (変更の可能性あり)
- 関連記事
-