※ 1月15日(水)までに出された情報を元に記事を作成しています。
ベガルタ仙台 D+
→ 今オフは「J1ならびにJ2のキーパーの玉突き的な大移動」が大きな話題になった。日本代表のGK西川(広島)の浦和移籍が全ての引き金になったように思うが、とにかく、主戦キーパーの移籍が多かった。ただ、GK西川が流出した広島を含めて、きっちりと穴埋めができたチームがほとんどで、「結局は±ゼロに近い。」というところがほとんどであるが、仙台は日本代表クラスのGK林が抜けただけで、代わりになるような選手が見つかっていない。大きなマイナスと言わざる得ない。
その他では、MF武井(G大阪)、MF八反田(清水)、MF鈴木規(大宮)を獲得したが、3人ともJ1のレギュラークラスの選手とは言えなくて、退団したMF松下(→横浜FC)、DF田村(→東京V)、MFヘベルチらと比べても、見劣りするのは否めない。ニュージーランド代表のMFマイケル・マグリンチィの加入はプラス材料と言えるが、トータルで考えると「厳しいオフになっている。」と言えるだろう。手倉森監督が退任して、オーストラリア出身のアーノルド監督になったが、勝負の1年になるだろう。
サガン鳥栖 A+
→ 2013年はレンタル移籍だった選手が何人かいたが、GK林、DF菊地、DF金井、FW播戸の4人は完全移籍での獲得が決まった。改めて言うまでもないが、GK林とDF菊地の2人は「守備力改善」の立役者になった選手たちで、代表クラスの実力を持つGK林については仙台なども興味を示していた。代表クラスのキーパーがJリーグの市場に流れることは「数年に1度」と言えるので、滅多にないことである。鳥栖にとってはとてつもなく大きな補強になった。
その他では、J1昇格の立役者の1人であるMF岡本(広島)の再レンタルでの加入が決まって、得点力に定評のあるボランチのMF谷口(柏)の加入も決定して、泣き所になっている左SBのレギュラー候補として元日本代表のDF安田(磐田)も加わった。唯一、MF野田(→名古屋)の移籍が痛手であるが、マイナス材料というのは、それくらいである。エースストライカーのFW豊田の残留も決定しており、これ以上は望めないほど有意義なオフになっている。
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◆ まとめ #685 【J1】 全18クラブ 移籍市場の中間評価 (上) (2014/1/17)
→ J1の全18クラブのオフの補強に関して、評価をしてみました。1回目は、仙台・鳥栖・広島・C大阪・G大阪・名古屋の6チームをピックアップしています。評価に関しては、「S+」が最高で、以下、「S-」、「A+」、「A-」、「B+」、「B-」、「C+」、「C-」、「D+」、「D-」、「E+」、「E-」と続いていくので、12段階で評価しています。6チームの中では、鳥栖が「A+」で最高評価となりました。
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