■ Jリーグプレビューショー2006個人的に、今、一番、面白いと思うテレビ番組は、J SPORTSのJリーグ専門番組・「Jリーグ プレビューショー2006。」
Ch.306 他 J SPORTS 1
毎週(金) 22:00~22:30 他
J1リーグ全試合を放送するJ SPORTSが満を持して制作するJリーグ専門番組がスタート!
土日の試合を控えた毎週金曜日の夜にオンエアする国際標準のプレビューショー。
J1の旬な話題や気になるニュース/選手インタビュー/前節ハイライト/ドキュメント等凝縮された30分番組。J1開催週金曜日22時放送!今週の話題は、
・サンガ戦で不発に終わった大分の2トップ 高松&松橋
・ヴィッセル神戸の育成部長に就任する滝川二高の黒田先生の思い
・復活したノリカル
・急ブレーキしたガンバの選手達の心境
・アウトゥオリに挑戦するシャムスカ
・甲府のバレーの素顔 etc.
■ 既存のマスコミ報道への対応のあり方スター選手や代表選手だけをクローズアップする、現行の報道番組とは、一味も二味も違った構成になっている。こういう良質な番組は、もっと注目されていいし、見過ごしてはいけないと思う。
サッカーマスコミに対する批判が渦巻いているが、マスコミが考えるのは、「いかに、新聞を売ることが出来るか。」or「どうしたら、視聴率が上がるか」だけである。彼らだって、ボランティアでやっているのではなく、仕事をしているのである。ごく当たり前のことである。
例えば、”クラブW杯に、全く関係のない上戸彩をキャスターとして起用すること”も、ある意味、立派な企業努力といえる。上戸彩の起用で、視聴者の関心をひきつけて、視聴率が1%でも2%でも上がるようであれば、その起用は成功だったといえる。彼らにとっては、上戸彩の起用で、コアなサッカーファンが100万人離れたとしても、にわかファンを200万人ひきつけることができれば、それでOKなのである。5年後、10年後のサッカー界のことなど、全く考えてはいない。とりあえずしなければならないのは、こういう、マスコミの安易な考えを、地道に拒否して、否定し続けることである。
■ ラモス監督の留任が発表さてさて、東京ヴェルディのラモス瑠偉監督の続投が決まった。シーズン前には、小林大悟・小林慶行・林健太郎・米山篤志・ワシントンという中心選手がチームを離れたが、平本一樹を軸に、選手個々のタレントは、J2でも屈指のものだった。シーズン途中には、石川竜也・マルクス・海本幸治郎・長野聡を獲得し、補強も意欲的だった。一度も、優勝争いに食い込むことなく中位に沈んだ原因は、ラモス監督に求めるしかない状況である。
シーズン前には違和感のあった、「J2で戦うヴェルディ」という姿も、すっかり、板についてきた。J1から降格したチームが、翌年に、1年でJ1に復帰する確率は、ほぼ5割である。一度の失敗は、許される。大事なのは、2年連続でJ1昇格に失敗することがないように、全力を尽くすことである。
お気の毒ではあるが、東京ヴェルディのサポーターにかけられる言葉は、これしかない。「それでも、フットボールは続く。」
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