※ 2022年9月9日(金)の時点。
東京ヴェルディ編→ J2は34節が終了した。残りは8節となったが2008年以来のJ1復帰を目指す東京Vは10勝12敗11分けで勝ち点「41」。14位に位置する。21節を終えた時点で堀監督が退任して城福監督になった後は少し持ち直したがここに来て3連敗。一時の勢いは無くなった。興味深いのは監督別の成績になる。堀監督のときは6勝7敗8分けで勝ち点「26」、城福監督になってからは4勝5敗3分けで勝ち点「15」となる。
1試合平均の勝ち点は堀体制が「1.24」、城福体制では「1.25」となる。結局、ほとんど変わらない。Jリーグの監督としては評価の高い城福監督の招聘に成功したが期待されたほどの成績は残せていない。堀体制では21試合で36得点/36失点、城福体制では12試合で13得点/13失点となる。堀体制の時の方が点が取れていたがこれはシンプルに夏の移籍市場でMF新井瑞(ジル・ヴィセンテFC)が流出した影響と言える。
▽▽▽ 堀監督 (1節~21節) 21試合 6勝7敗8分け 1.24 36得点/36失点
▽▽▽ 城福監督 (22節~34節) 12試合 4勝5敗3分け 1.25 13得点/13失点
ここ最近の城福監督は若い選手をたくさん抜擢しているが「1999年1月1日以降に生まれた選手の総プレー時間」は15,230分。これはJ2最多となる。FW佐藤凌、DF谷口栄、DF加藤蓮、DF馬場晴、FW河村慶などが多くの出場機会を得ている。出番が減少したベテラン勢がたくさんオフにチームを離れることになると考えられるが2023年が城福体制の2年目。当然のことながら、結果が求められるシーズンになる。