5位 : セレッソ大阪→ 33試合で37得点というのは決して多くない得点数になる。その一方で失点数は33試合で25失点のみ。リーグ最少になる。18チーム制になった2005年以降で年間の失点数が最少だったのは2008年の大分で34試合で24失点。記録更新とはならなかったが失点の少なさは驚異的である。それ故に「守備的なサッカーをしている。」と勘違いする人は少なくないがシステマチックなサッカーを展開している。
全選手が正確にポジションを取って前からプレスをかけてきた相手を簡単にいなしてチャンスを作るシーンは1試合の中で何度も見られる。特にGKキム・ジンヒョンからぽかっと空いた中央のエリアにミドルパスが通されて局面が一気に変わるシーンは爽快感がある。序盤はフィットしきれなかったMFソウザやMF柿谷も秋以降は主力に定着。右肩上がりのシーズンになっており、4位でのACL出場を狙える位置に付けている。