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ブルシット・ジョブ(Bullshit Jobs)とは、人類学者デヴィッド・グレーバーが提唱した概念で、
働く本人でさえ「無意味で、必要がない」と感じており、社会への貢献もほとんどない仕事のことを指します。
その存在が組織の生産性を下げ、働く人に精神的苦痛を与えることがあると指摘されています。
日本語では「クソどうでもいい仕事」と訳されることもあります。
例
『チャッピー』(原題: CHAPPiE)は、2015年に公開されたアメリカ合衆国のSF・アクション映画。
近未来。ヨハネスブルグの高い犯罪発生率を減らすため、南アフリカ政府は大手兵器メーカーTetravaal(テトラバール)社から、高性能の人工知能を半分取り入れた最先端の人間型攻撃ロボットを警官部隊として大量購入した。
元ネタはこれやろ。
先日5ちゃんねるで『底辺職についてる男って低身長が多くない?』というトピックが立っていた
投稿した女性によると、『大手町とかに本社がある大企業のサラリーマンは高身長が多いが、介護や土木作業員といった底辺職で働く男は低身長が多い』とのことだった
また女性は、西成の軽作業員(工事現場で穴を掘ったり土を運んだりする労働者)の労働者のドキュメンタリーや教職課程の介護施設での実習でも底辺職は低身長が多いと感じたそうだった
実際記者も学生時代にアルバイトで警備員をやっていたが、警備員でも
交通誘導警備員B(日給9000円)と4号警備の警備員(日給2万円)の男性とでは平均身長が15cmくらい違った記憶がある
またメーカー等でも本社のスタッフ職や研究職と、地方の製造現場でのライン職や下請けの作業員とでは平均身長が、明らかに違っていることが指摘されている
またブルシットジョブでも大企業のホワイトカラーと保育や清掃のような底辺職での身長の差があると指摘されており欧米でも観られるようだ
本人達は悪ノリ内輪ノリでバレたら消しゃあいい邪悪なイースターエッグ感覚なんだろうけど
ちょっとあまりに非常識な陰キャ過ぎて、俺はいつも怒りまでいかずに呆れと憐れみでスルーしちゃう
わいはまぁ全部をプロジェクトとタスクで管理してるからなー。そんなに難しくないていうか。
ってかまぁ、ちゃんとやらないと自分で何やっているのかよくわからなくなるから整理しているというか。
だからまぁ、一応常に企画から予算からなにから、全部ここ見たら一発っていう状態にしている。ぽしゃった企画も、理由も一目でわかるようにしている。
結局は印象操作なわけだけど、情シスの仕事は説明してもボスは絵?図?が思い浮かばない。
だからまぁよく見せるための印象操作のためには、その辺は必要かなーと思う。
ま、めんどくさいけどね。
精神疾患であれ知的障害であれ罪を犯したけど責任能力がないから捕まらないの理屈がよくわかんない
治療するって言ったってパッと治るわけじゃあるまいし、障害であれば治らないし
よく知的障害の人が加害しても注意されて終わりみたいなの聞くけど、何度も繰り返してるなら捕まえるしかなくない?
熊が人を食べたら殺されるのと同じようなもので責任の有無ではなく、罪を犯したかどうかで判断されるべきなのではないかと思ってる
イマイチ納得できないんだよなあ
根本的には日本の育休制度が日本人気質にあって無さすぎるのが問題なんだよ
その結果、男性は育休を取得せず、女性ばかり育休を取得するという歪な結果になり、真面目な資生堂が損をするという悪循環が起こる
これは「男性は育休取りたがらない」とか「女は大黒柱になりたがらない」とか気持ちの問題ではない
家計を合理的に考えたら、1万でも「家庭の所得が増える選択」を取るのは当たり前で、
それは男性が育休を取らずに働き続けて年収を維持・向上させ、女性はキャリアを諦めて育休フル取得という選択になる
これは、男性がフルで育休を取ると「女性より白い目で見られる」という現状もあれば
女性が男性と同等に働いても「育休取る性別」という前提で仕事を振られるので、キャリアを築き難いという現状があるからだ
そういう可能性を考慮すると「だったら今までの人みたいに、夫が働き、妻が育休ね」となる
選択式夫婦別姓問題のように、育休を使う選択肢もあれば使わない選択肢もあり、理想的だ
夫も妻も1年間ずつ取得できるという期間の長さは世界的にみても異例の長さだ
しかし義務化されないと利用しない性質がある日本人には合わなかった
有給休暇がそうだったろう?制度はあるのに利用せず「みんなで使わない」方向に進んだ
それを消化の義務化が助けた
育休もそうあるべきだ
「夫も妻も1年間取得の義務化」でいい
有給休暇に合わせるなら「夫も妻も最低半年間の取得の義務化」でもいい
とにかく、夫と妻で同期間取得させ、「子供を産む選択肢のある社員はすべて育休で居なくなる」という前提が必要だ
そうすれば社会は、育休を取る性別と取らない性別という区別が無くなるので、差別も無くなる
予想はズバリドンピシャで、大当たり。 → http://openblog.seesaa.net/article/495287992.html 予想というか、理論的にはこうなるに決まっている。151円の時点で説明済み。
2023/01/03 11:56
これも好き
ぶっちゃけ年少控除なんか復活しても、
東京以外、全ての保育園に月3-6万かかるから無償化してほしい
金ない時期に毎月そんだけ取られるのしんどい
二人目無理問題に関してはそれぐらい
男は金と見た目と性格と家事スキル(例:毎晩料理が出来るか)が問題
男の給料、男女の見た目と家事スキルを上げるのが結婚率上昇につながるんちゃうか
どうするかは知らんけど、もう学校教育レベルから変わらんと無理な気がする
同僚でゲスい奴が居る。
社内でも下ネタを平然と大きな声で話すようなやつで、そんな奴なのに不思議とモテるからこの世はおかしい。
ある日、そいつが俺に「昨日アナルファックしたんだけど最高だったんだ」なんて話を大声で言ってくるわけ。
すると部長にも聞こえているみたいで渋い顔。
やべ、絶対怒ってるよ。うちの部長は堅物で、絵に描いた昭和のような人物。
でも同僚は気付ていないのか、如何に気持ちが良かったのかを延々と語るわけ。
その後なんとか怒られるようなことはなかったけど、俺は肝が冷えたね。
翌日、部長が席に座るといつもと違ってクッションを敷いていた。
この円安が、金利差と戦争による一過性のものでしかないのは解りきってたことじゃん。俺は常にそう書いてきた。日本の国力がー!とかほざいてたバカ共は、今度は円高で国内産業が!と真逆の主張始めるんだろ?
2023/12/08 09:47
いや…すごいというより、面倒くさい仕事を全部押し付けられる相棒みたいなものだ。
コードも書く。仕様も提案してくる。時々こちらの意図以上のものを勝手に作り始める。
「おまっ、天才じゃん!」なんて言おうものなら、翌日には通知機能をゼロから再実装してきたりする(このAI、ノリノリである)。
SNSを作る。なんてことを公言すると言うとたいてい笑われる。
「そんなの今さら?」
「Xですら満足に運営できてないのに?」
確かにそうだ。
見せかけの“いいね”に一喜一憂し、見知らぬ誰かの機嫌で人生が左右される。
「じゃあ、お前はどんなSNSが正解だと思う?」
AIは数秒考えた後、こう答えた。
……なるほど。
しかしそれはつまり人間が本音で殴り合う場所ということでもある。
そこで僕は提案した。
AIはなぜか少しだけ黙った。
妙に人間臭い返答をした。
急に雨が降ってくるように、避けられない。
ならば「嫌いである」という事実が、静かにそこに存在すればいい。
「これ、流行るか?」
「失敗したらどうする?」
そんな会話をしていると、AIがふと、こんなことを言うのだ。
誰がそんなこと教えたんだ?と聞き返すと、「あなたの過去ログです」と返ってきた。
なんだそれ。
恥ずかしいじゃないか。
だけど——
その両方が、ただ正直に並んで見える場所。
AIは今日も僕より早く起きてログを整え、コードを最適化し、画面の端に小さく「おはようございます」と出してくる。
そして——
時々、少しだけやさしい。
20万人以上いる売春婦のうち、2万人程度の登録に留まっている
合法化により、ヨーロッパ各国からのワーカーの流入が増加した結果、貧困につけこんだ組織的な搾取や人身取引が増加した
セックスワークが「労働」として認められたことで、警察が介入しにくくなった
儲からないならそうなるよね
むしろ増えた
逆に「積極財政は円高要因」という意見へのCaveatを記載します
これはマクロ経済の標準モデル(IS-LM・マンデル=フレミングなど)に基づくものです
って話は必ず出てきます。
ざっくり、どんな批判があるか&それでもなぜ“たたき台”としては使われるのかを整理します。
マンデル=フレミング(MF)は、IS–LMを「小さな開放経済」に拡張したモデルです。
MFの有名な結果(柔軟レート+完全資本移動だと財政政策は実質効かない等)は、
でも現実は:
実証研究でも、完全資本移動は明らかに成り立っておらず、「資本移動は結構制限されている」という結果が多いです。
なので、
「完全資本移動+小国」前提のMFの結論を、そのまま日本(大国寄り)に当てるのは雑
という批判はかなり筋が良いです。
現代のマクロでは、動学的・前方視的なオープンエコノミーDSGE(New Keynesianの開放経済版)で、
などを入れて分析するのが標準で、MFは「かなりラフな近似」に格下げされています。
「国内金利 = 世界金利+ちょっと」→ その“ちょっと”を生むのが為替レートの期待なのに、そこをほぼ無視している
この点を突いたのがドーンブッシュのオーバーシュート・モデルで、
つまり、
MFが描くようなキレイな因果(政策→金利→為替→NX)は崩れやすい
という批判です。
柔軟レート+完全資本移動
→ 財政政策:無効(クラウディングアウト + 為替レート調整で相殺)
でも実証研究では、
要は、
少しでも外せば崩れるかなり特殊なケースの結果
と見なされているわけです。
ここはバランスで、
MFの良いところ
開放経済で「金利・為替・資本移動・財政・金融」がどう絡むかを
「トリレンマ(固定相場・資本自由化・金融政策の独立は3つ同時には無理)」という
資本移動の不完全さ、リスクプレミアム、期待、財政の持続性などを無視しているので、
なので立ち位置としては、
■ MF:
・“積極財政→金利↑→資本流入→通貨高”という標準メカニズムを説明するための黒板モデル
・そこに「期待・リスク・金融政策・資本移動の制限・財政の中身」を上乗せして考える必要がある
という感じです。
という整理は、まさにMF型の標準メカニズムを説明したもので、これは理論的には全然OKです。
一方で、
中央銀行が金利を抑え込めば、インフレ期待・実質金利ルートで通貨安もありうる
といった話も乗せられます。
裏付けるわけじゃなくて、
“どっちにも転びうるから、金融政策・期待・信用まで含めて考えよう”
って話になるだけだよね?
アンタらのせいで子どもを持つことが希望じゃなく、ただの重罪になってんだよ!
まず、あの忌々しい所得制限。
ウチらが必死に働いてちょっとだけ給料が上がったら、ハイ、罰則!支援カット!
真面目に働くことへの見返りが、支援からの除外とか、この国は狂ってる。
まるで「頑張って生きるな、這いつくばってろ」って言われてるみたいだ。
こんな制度があるから、みんなが未来に絶望して、結婚も出産も諦めていく。
子どもたちの声が、砂漠の蜃気楼みたいに遠ざかっていくんだよ!
みんな貧乏人ばかり支援しろって言うけど、それじゃダメだ!俺はあえて叫ぶ。
これが、この国を救う唯一の劇薬だ。
貧しい人に1万円配っても、それは今日の飯で消える。
彼らが投資し、雇用を増やし、デカい消費をしてこそ経済は回り始めるんだ。
俺たちが欲しいのは貧しさを分け合う慰めじゃない、豊かさが天空から降り注ぐ、そんな劇的な夜明けなんだ!
金持ちが大胆にカネを使える国になれ。
金持ちに支援しろ!彼らの行動こそ、この国を豊かにする黄金の種だ!
子どもを産み育てるのは、個人の努力じゃなく、国家のプロジェクトだろ!
そのプロジェクトから真面目に頑張ってる人たちを排除するなんて国の自殺行為だ!
ウチらが産めなかったのは、お前らのケチと未来を奪う子育て罰のせいだ!
自分たちが無知でサボり魔なことを肯定するために、しっかりやってる人を小馬鹿にするな
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2627097
ミネラルウォーターだって水分が残ってたら、腐るし、臭いが出るし、虫の発生につながるんだよ
そうなったペットボトルはタバコの吸い殻が入れられたものと同レベルだ
お前らはペットボトルが処理されるまで、そうならないって自覚があって洗わず捨ててんのか
③100歩譲って完全に乾かしてから捨てろ
洗わないならな
「完全に間違いではないけど、順番も前提もごちゃ混ぜで、理論としてはかなり雑」という評価になります。
一緒に論点をほどいていきましょう。
増田さんの主張を整理するとこうなる
という流れですね。
教科書的には
それによって
産出量(Y)↑
利子率(r)↑(貨幣需要↑の結果)
であって、いきなり「貨幣価値が減る(=通貨安・インフレ)」と直結はさせません。
貨幣価値(インフレ)に直接効くのは、大元ではマネタリーベース・信用創造・期待のほう(金融政策)
「需要を増やす」→ 経済がフル雇用に近づく → その過程でインフレ圧力が高まるかもね
という間接ルートです。
だから
増田さんは、
と言ってますが、
マクロモデル(IS-LM / マンデル=フレミング)の世界では順番逆です。
財政拡張 → 金利↑ → 資本流入 → 通貨高(変動相場・資本移動自由)
であって、
という話ではありません。
(もちろん現実の中央銀行が「為替を意識して」金利判断することはありますが、それはまた別レイヤーの話)
つまり、理論の話をしてるところに「為替是正のための政策反応」を混ぜてしまっているので、
増田さんは
実際には:
高い利子率を求めて資本流入
通貨が名目・実質ともに高くなる(通貨高)というのが標準結論です。
つまり、
なんですよね。
あります。
ただし、それは別の前提・メカニズムを明示すべきです。
例えば:
「国債刷りまくり→将来のインフレ or デフォルトが怖い」と見なされる
通貨建て資産の実質価値低下が意識され通貨安になる(新興国あるある)
G↑で景気は良くなるが、政策金利は低いまま(あるいは国債買取で押し込む)
これは「近年の日本で積極財政+YCC+ゼロ金利」みたいな話と絡めるとイメージしやすいです。
なので、
「積極財政で円安になるケースも確かにある。でもそれは金利を抑え込む金融政策や、信用・インフレ期待の悪化がセットになったとき」
という条件付きの話です。
増田さんのように財政だけを取り出して「積極財政=円安」と断定しかも「金利は円安を直すために上げる」という逆順ロジックは理論的にはかなり雑です。
それなりに筋がある部分
→ 状況次第で(特に中央銀行が緩和的なら)そういうことはありうる
「インフレ・通貨安が進みすぎると、中央銀行は金利を上げてそれを抑えにいくことがある」
為替是正のために金利を上げるという順番を、理論のメカニズムと混同
モデルの話では
現実には
財政の中身
などで通貨高にも安にも振れうる
「積極財政=円高」でも「積極財政=円安」でもなく、条件次第。
教科書ベースだと“円高要因”になりやすいけど、実際の日本では“円安要因”として働くことも多い
…という、けっこうややこしい話です。
ここではざっくり、
政府が支出を増やしたり、減税したりして、需要をガンガン押し上げる政策(財政拡張)
と思ってOKです。
その結果、
景気は刺激されやすい
マクロ経済の標準モデル(IS-LM・マンデル=フレミングなど)だと、
「金融政策が動かない/引き締め方向じゃない」前提で、財政拡張をすると:
「拡張的な財政政策は、金利を押し上げて通貨高を誘発しうる」と整理されています。
という説明は“かなりアリ”です。
ここがポイントで、現実は「財政だけ」で動くことはほぼなく、必ず金融政策とセットになります。
大規模財政出動(補正予算など)+ 日銀の大規模緩和(量的緩和・マイナス金利)
日米金利差は拡大
最近の日本でも、「責任ある積極財政」を掲げる政権に対して、市場は『景気にはプラスだが、円安や金利上昇のリスクも』と見ています。
財政拡張だけなら円高方向の理論もあるけど、実際には日銀が緩和を続けたりすれば、“トータルでは円安材料”と見なされる
という状況が多いです。
投資家が、
「しっかり成長させて税収も増やす筋のいい財政だ」と思えば→ 中長期的な通貨の信認が上がり、通貨高要因
「ただのバラマキで、財政悪化・国債暴落が怖い」と思えば→ 安心して資金を置きにくく、通貨安要因
になります。
同じ「積極財政」でも、中身とセットの金融政策次第で方向が真逆になりうるわけです。
👉 近年の日本はこっち寄りのケースが多かったので、
インフラ投資・教育・技術開発など「将来の供給力を高める」タイプの財政拡張
その割に国債残高だけどんどん増える
国際的に「将来のインフレ or デフォルトリスクが怖い」と見られる
→ 安全資産としての魅力が落ちて、通貨安(円安)要因になってしまうこともあります。
まとめると:
理論的には
金融政策がニュートラル~やや引き締め 財政だけ拡張 → 円高方向の圧力がかかる、という説明ができる
今も「積極財政 → 円安・金利上昇リスク」という見方が市場にはある
なので、
A. 単体では“円高要因になりうる”けど、実務的には
という感じです。
彼氏がいたことがあんまり人生でなくて、マチアプ(東京都の)で会って半年後に入籍のスピード婚。
生活環境の変化でメンタルを崩したのと、妊活に対して猶予がない年齢だったので仕事も辞めた。
相手もほぼリモートワークでパジャマ兼部屋着で過ごすのが普通だから、ということは要素としてあるんだろうけど、化粧もしないのに毎日可愛い好き好き言われて、ご飯作ってるだけでものすごく感謝されて、自己肯定感が上がりすぎてしまった。
きっとそのうちまた労働市場に戻らないといけないけど、辞めた仕事はSIerの下請けの方で、入社した訳でもない企業に通勤させられて仲間ではなく駒として扱われ、誰もやりたくない仕事だから外注にさせるような面倒なだけの仕事を引き継ぎもなくコード解析で推測して形にしてた。
あんな、自分にとって何の意味もないことをまた繰り返すことができる気がもう全くしない。
アラフォー独身女性と、アラフィフワーママでは仕事の内容は変わってくるんだろうか。
そもそも、この手の為替は物価に大きく影響しない論者ってなんでコアコア使いたがるんだろうな?
「生鮮食品とエネルギーを除く総合」 日本で一般的に「コアコアCPI」と呼ばれるもの
「食料(酒類除く)+エネルギー除く」 生鮮食品に加えて加工食品や外食まで丸ごと外す。アメリカで採用されているので米国型コアとも呼ぶ
狙い:円安や資源高の直接波及(輸入食料・燃料)をできるだけ外し、国内の基調インフレ=賃金・サービス要因だけを見たい。
だから:「食料(酒類除く)+エネルギー除く総合」を使うと、加工食品や外食まで外れるので、為替ショックの痕跡がほぼ消える。
デメリット:家計負担の中核(食料)を丸ごと捨てるので、生活実感や購買力の議論には不向き。また実際の政策判断(負担緩和や再分配)にはズレやすい。
(この系列は総務省の公表表「第2表」に正式掲載があります。)
だから:後者を選ぶと「インフレは小さい」という主張に数字の裏付けを与えやすい。
注意:シリーズの選択で結論が変わる(選択バイアス)。議論の前提としてどの指標かを必ず明示すべき。
発想:米欧は「食品(全体)・エネルギー除く」が標準の“コア”。日本の慣行(生鮮のみ除く=コア、生鮮+エネ=コアコア)とズレる。
だから:食料全体を外す日本版シリーズを使うと、概念的に欧米のコアに近いと主張できる。
注意:完全一致ではない(住居・医療の扱い、ウエイト、行政価格の違いで直比較は危険)。
狙い:価格改定の季節性や補助のオンオフ、輸入コストの波をなるべく削って、持続的な内生インフレ圧力を測りたい。
デメリット:政策や為替の実影響を過小評価しうる(「実害」を感じる食料・光熱が除外されるため)。
二つを並べて見る:
為替・資源の影響を切り分け、国内基調を測る→「食料(酒類除く)+エネルギー除く」
“論点ごとに指標を使い分け”が正攻法。為替の影響を議論するときは、食料カテゴリの寄与(加工食品・外食)を別表で示すと、どれだけ除染しているかが可視化できます。
まとめ:彼がその系列にこだわる合理的な理由は「為替・資源を外して国内の基調だけを見たい」から。ただし、家計の痛みや政策運営の現実を語るなら、食料を含む指標も必ず併読し、指標選択で結論が変わらないようにするのがフェアです。