北森鴻さんの旗師・冬狐堂シリーズ第4弾、「瑠璃の契り」を読み終えました。
今作では、4本の短編が収録されていました。「倣雛心中」では、何度販売しても売り主の元に戻ってくる人形が、「苦い狐」では陶子が絵画制作に見切りをつけた経緯が、「瑠璃の契り」では陶子の親友・横尾硝子にまつわるお話、「黒髪のクピド」では久々に陶子の元旦那・プロフェッサーDが登場しました。
どの作品も古物にまつわる豊富な知識と、その背後に広がる闇が感じられて面白かったです。このシリーズ、面白いのでもっと続きが読みたいと思ったのですが、残念ながら作者の北森鴻さんは2010年に亡くなられていました。
まだ48歳という若さだったそうで、もっと長生きして冬狐堂の活躍を読ませて欲しかったです。(;_;)
北森さんには、冬狐堂シリーズにも登場した民俗学者・蓮丈那智が登場するシリーズもあるようなので、機会があればそちらも読んでみたいと思いました。
今作では、4本の短編が収録されていました。「倣雛心中」では、何度販売しても売り主の元に戻ってくる人形が、「苦い狐」では陶子が絵画制作に見切りをつけた経緯が、「瑠璃の契り」では陶子の親友・横尾硝子にまつわるお話、「黒髪のクピド」では久々に陶子の元旦那・プロフェッサーDが登場しました。
どの作品も古物にまつわる豊富な知識と、その背後に広がる闇が感じられて面白かったです。このシリーズ、面白いのでもっと続きが読みたいと思ったのですが、残念ながら作者の北森鴻さんは2010年に亡くなられていました。
まだ48歳という若さだったそうで、もっと長生きして冬狐堂の活躍を読ませて欲しかったです。(;_;)
北森さんには、冬狐堂シリーズにも登場した民俗学者・蓮丈那智が登場するシリーズもあるようなので、機会があればそちらも読んでみたいと思いました。
最終更新日 : 2022-10-30