時々の記録

コンピュータとアニメ感想etc.のブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆

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2009-12-25 (Fri)

闇の中の怨霊/栗本 薫

闇の中の怨霊/栗本 薫

グイン・サーガ第46巻、「闇の中の怨霊」を読み終えました。グインがユラニアから去ったことで、ケイロニア軍もまたユラニアから退却してゆきました。残されたモンゴールとクムの間では、それぞれに陰謀が渦巻いています。そんな中、イシュトヴァーンはアルセイスで拾った少年リーロに次第に心惹かれるものを感じていました。本音を言えば、このままリーロをトーラスに連れ帰りたいと思っています。しかし、イシュトヴァーンはそれ...

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2009-12-09 (Wed)

ユラニアの少年/栗本 薫

ユラニアの少年/栗本 薫

グイン・サーガ第45巻、「ユラニアの少年」を読み終えました。アルセイス郊外に駐留していたイシュトヴァーンは、伝令からの知らせによってグインがアルセイスから去ったことを知らされて驚きました。そして、ユラニアとの戦いの前にわびを入れたグインが、再び自分を裏切ったように感じで怒り狂ったのでした。そしてイシュトヴァーンは、怒りのままに部下たちにアルセイスでの掠奪を許可したのでした。それを知って、アリは驚きま...

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2009-11-25 (Wed)

炎のアルセイス/栗本 薫

炎のアルセイス/栗本 薫

グイン・サーガ第44巻、「炎のアルセイス」を読み終えました。バルヴィナでグインはシルヴィアを発見することができず、またその行方を知っているダリウスは自ら毒を飲んで命を落としました。シルヴィア救出という目的は果たせなかったものの、グインにはゆっくりと休んでいる暇もありません。エルザイムを落としたイシュトヴァーンの軍勢、そしてガザを攻略しているアリとタルーのモンゴール・クム連合軍が、次はアルセイスを陥落...

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2009-11-15 (Sun)

エルザイムの戦い/栗本 薫

エルザイムの戦い/栗本 薫

グイン・サーガ第43巻、「エルザイムの戦い」を読み終えました。カレーヌでの軍議を終えて、エルザイムへと向かおうとしているグインとイシュトヴァーンの前に、タラムから来たという使者が現れました。彼はタラムの村がゾンビーたちに襲われていること、そしてその村に現れたマリウスも犠牲になったことをグインたちに告げました。しかし、グインはその使者を斬りつけました。秘密裏に行動している現在のグインたちの位置を、タラ...

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2009-11-14 (Sat)

カレーヌの邂逅/栗本 薫

カレーヌの邂逅/栗本 薫

グイン・サーガ第42巻、「カレーヌの邂逅」を読み終えました。グインの後を追って、マリウスはエルザイムへ向かう旧街道を旅しています。そんなマリウスは、タラムという寂れた村までやって来ました。その近辺では、先のケイロニア-ユラニア戦役で闇の司祭ダルシウスが召喚したゾンビーの生き残りが跋扈しているようです。そこで異常な雰囲気を持った村人たちと出会ったマリウスでしたが、薬売りをしているレイヨウ婆と知り合って...

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2009-11-06 (Fri)

獅子の星座/栗本 薫

獅子の星座/栗本 薫

グイン・サーガ第41巻、「獅子の星座」を読み終えました。皇女シルヴィアの誘拐をうけて、すぐさまサイロンには厳重な捜査態勢がひかれました。しかし、そしてグインには、シルヴィア探索の全権が委任されたのでした。これだけの警備状況にも関わらず、いっこうにシルヴィアの行方は知れません。また、シルヴィアを誘拐した者からの要求も行われず、ただ時だけが過ぎてゆきました。しかし連日の厳重な警備に、サイロン市民の生活に...

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2009-11-03 (Tue)

アムネリアの罠/栗本 薫

アムネリアの罠/栗本 薫

グイン・サーガ第40巻、「アムネリアの罠」を読み終えました。お話はパロでのリンダとナリスの婚礼から遡り、ケイロニアで起きたシルヴィア誘拐事件の顛末が語られました。ケイロニアでのグインは、皇女シルヴィアの気に入りの存在になっていました。シルヴィアがあわやグインに告白か!?と思いましたが、その時到着した使者がそれを遮りました。使者は、ユラニアの最後のゴーラ皇帝・サウルが薨去したことを知らせるものでした。ケ...

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2009-10-21 (Wed)

黒い炎/栗本 薫

黒い炎/栗本 薫

グイン・サーガ第39巻、「黒い炎」を読み終えました。アリの企んだ盗賊たちの虐殺からデンを助けたカロン。そのことをダンに相談したものの、問題が大きすぎて彼らの手には余ってしまいました。そこで彼らは、吟遊詩人のマリウスにどうしたらいいかを相談しました。しかし、突然こんな話を振られても、マリウスにもいい知恵は思い浮かびません。その話をオクタヴィアにしたマリウスは、この問題をグインに相談することを思いついた...

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2009-10-18 (Sun)

虹の道/栗本 薫

虹の道/栗本 薫

グイン・サーガ第38巻、「虹の道」を読み終えました。クリスタル・パレスでは、リンダとナリスの婚礼が盛大に行われていました。そこに使節としてやって来る予定だったグインの姿が見えません。気になったリンダとナリスは、ケイロニアの使節についてリギアに調べさせました。すると、その頃ケイロニアでは王女シルヴィアが皇弟ダリウス大公に掠われてユラニアに逃げ込み、第二次ケイロニア-ユラニア戦争が勃発する危機が迫ってい...

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2009-10-14 (Wed)

クリスタルの婚礼/栗本 薫

クリスタルの婚礼/栗本 薫

グイン・サーガ第37巻、「クリスタルの婚礼」を読み終えました。ナリスとの婚礼が決まり、パロの都クリスタルではリンダがラブラブな日々を過ごしていました。そんな時、ナリスはリンダを古代機械が眠るヤヌスの塔へと誘いました。そこでナリスは、自分がどんなに外の世界に憧れているのか、どんなに冒険に憧れ、このような古代機械を作り上げた人々に思いを馳せているかを熱く語るのでした。そして、カラヴィアのランと謁見したナ...

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こんにちは。 * by rulili
>このところの原作のだらだらした展開には辟易しました。
後に行くほど、だらだら感が酷くなりますよ(苦笑)
でも、衣装がどうとか、あたらしい土地に行くたびに観光案内が入ったり、宴会のたびにご馳走が列挙されていたりするのは、当時の私は脳内ビジュアル化を楽しんでおりましたwその辺も賛否両論、分かれるところですが・・・
私は先週でた129巻を読み終えたところで、12月に途中絶筆の130巻がでたらもう終わりです。結局、多くの謎が未解決のまま終わってしまいそうで、こうなると、本筋をサクサク進めて最初の予定通り100巻で終わらせてくれたらよかったのになぁ・・・と思います。

この巻にでてきた、ヴァラキア出身のヨナというのは、実は、外伝6巻「ヴァラキアの少年」のなかでイシュトヴァーンが助けた天才少年で(イシュトもこの子から読み書きを習ったんですよw)、ちょうどパロから外交で来ていたリヤ大臣にイシュトが頼み込んで、パロに留学させてもらったんです。
このころのイシュトはいいですよwwあのカメロンさんも惚れ込んだwww

* by 横溝ルパン
こんにちは。コメントありがとうございます。

このだらだら展開、この後も続くんですね。(^^;
食べ物の描写などはおいしそうと思いながら読んでいたのですが、結婚式ということもあってか、この巻は本当に周辺描写が多かったですね。原作を追いかけて一気読みしている身には、ちょっと辛いものがありました。

原作は、130巻で打ち止めなんですね。(;_;)
しかも、謎の多くが未解決のままとは・・・。こうなると、本当に当初の構想通り100巻にまとめて欲しかったですよね。しかし、ようやく37巻まで読みましたが、まだまだ先は長いですねえ。(ため息)

この巻で登場のヨナは、既に外伝で登場していたキャラだったんですね。あとがきで触れていたキャラは、ヨナのことだったんですね。こうなると、外伝も読んでみたくなりますが、一体いつになったら手を出せることやら。(^^;

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2009-09-19 (Sat)

剣の誓い/栗本 薫

剣の誓い/栗本 薫

グイン・サーガ第36巻、「剣の誓い」を読み終えました。フロリーと一緒に、モンゴールから夜逃げする計画を立てたイシュトヴァーンでしたが、ヴァラキアの提督カメロンが突然トーラスへとやって来たことで、計画に大きな狂いが出たのでした。カメロン歓迎の宴に出席したため、イシュトヴァーンはフロリーと落ち合う場所に行くことができなかったのです。小姓に様子を見に行かせると、その場所に既にフロリーの姿はありませんでした...

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2009-09-17 (Thu)

神の手/栗本 薫

神の手/栗本 薫

グイン・サーガ第35巻、「神の手」を読み終えました。今回は、再び舞台はモンゴールへと戻りました。クム軍の侵攻を受けて、オーダインへと繰り出したイシュトヴァーン。しかし、クム軍は守りを固めて、いっこうに戦う様子を見せません。それにじれるイシュトヴァーンでしたが、それ以上に彼をイライラさせていたのは、様変わりした彼の部下たちでした。これまでイシュトヴァーンの側にいたのは、盗賊や荒くれ者、ならず者たちでし...

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2009-09-02 (Wed)

愛の嵐/栗本 薫

愛の嵐/栗本 薫

グイン・サーガ第34巻、「愛の嵐」を読み終えました。今回はイシュトヴァーンのモンゴール再興から離れて、パロのクリスタルの都での茶番劇が描かれました。リンダには、カラヴィア公の子息アドリアンと、聖騎士伯であるアウレリアスという2人の熱烈な崇拝者がいました。この2人とリンダのやり取りは、美辞麗句を重ねた芝居がかったもので、読んでいてちょっと辟易してしまいました。そんな時、仮面舞踏会に出かけたリンダは、そ...

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2009-08-22 (Sat)

モンゴールの復活/栗本 薫

モンゴールの復活/栗本 薫

グイン・サーガ第33巻、「モンゴールの復活」を読み終えました。トーラス城内でのメンティウスの反逆、そしてトーラス市民の蜂起により、トーラスは一気に陥落へと向かいました。それに動揺したタルー軍は、勢いに乗ったモンゴール軍に圧倒されるのでした。ついに潰走したタルー軍でしたが、その行く手には新たな援軍が立ちはだかりました。タルー王子のアムネリス追撃は、ここに完全な失敗を遂げたのでした。そして勝利したアムネ...

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2009-08-21 (Fri)

ヤヌスの戦い/栗本 薫

ヤヌスの戦い/栗本 薫

グイン・サーガ第32巻、「ヤヌスの戦い」を読み終えました。モンゴール再興をかけて立ち上がったアムネリスの軍勢と、クムのタルー王子の率いる軍勢はトーラス郊外で対峙することとなりました。そんな中、アムネリスから放たれた使者が、タリア伯爵領のギイ・ドルフュスとその妹のアレン・ドルフュスの元へとたどり着いていました。その使者が援軍を求めるものであることは、ギイもアレンも見抜いていました。アレンは、かってパロ...

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初めまして * by ぱろ
初めまして!
グインサーガにアニメではまり、
今後の展開が気になりルパンさんのブログを拝見させていただきました!

今後の展開がとても気になりますね。
わたしも先が長いですが本を読んでみようと思います。

ありがとうございました!


* by 横溝ルパン
はじめまして。コメントありがとうございます。

私もアニメではまって、原作に手を出しました。原作では、アニメでは触れられていない部分や、登場人物の心理などが詳しく描かれているのがいいです。(^^)
さすがに購入するのはたいへんなので、図書館で借りて読んでいますが、読めば読むほど作品世界が広がってゆくのが楽しいです。ぱろさんも、どうぞ原作の楽しさを存分に味わってくださいね!

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2009-08-18 (Tue)

ヤーンの日/栗本 薫

ヤーンの日/栗本 薫

グイン・サーガ第31巻、「ヤーンの日」を読み終えました。クムのタリオ大公に捕らわれていたアムネリスとフロリーを救い出したイシュトヴァーンは、いよいよモンゴール再興をかけて動き始めました。その手始めとして、ルシニアの廃砦に兵を集めて、挙兵の時期を窺うのでした。最初はイシュトヴァーンに対して反発していたアムネリスでしたが、砦で行われた宴をきっかけにじょじょにイシュトヴァーンに心惹かれてゆくようになりまし...

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2009-08-04 (Tue)

サイロンの豹頭将軍/栗本 薫

サイロンの豹頭将軍/栗本 薫

グイン・サーガ第30巻、「サイロンの豹頭将軍」を読み終えました。前巻に続いて、グラチウスは何とかグインを従えようと、グインの心を揺さぶり続けます。その攻撃に、ついにグインの心も折れるかと思われたその時、圧倒的な力がグインの中からあふれ出したのでした。その力は、グラチウスの予想を遙かに超えたものだったのでした。ともあれ、この出来事がきっかけとなり、グインは自分がこの世界とは全く別の世界であるランドック...

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2009-08-03 (Mon)

闇の司祭/栗本 薫

闇の司祭/栗本 薫

グイン・サーガ第29巻、「闇の司祭」を読み終えました。冒頭は、イシュトヴァーンのアムネリス救出の様子が描かれました。アムネリア宮に幽閉されているアムネリスとフロリーをどうやって助け出すのかと思ったら、なんとイシュトヴァーンは船を使わず、泳いでアムネリア宮までやって来たのでした。そして、再び泳いでアムネリスを連れ出そうというのです。アリの入れ知恵で、アムネリスは脱出する前に遺書を残し、湖に身を投げたよ...

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2009-07-29 (Wed)

アルセイスの秘密/栗本 薫

アルセイスの秘密/栗本 薫

グイン・サーガ第28巻、「アルセイスの秘密」を読み終えました。ケイロニアから1万の軍勢を率いたグインは、とうとうアルセイスまでやって来ました。冒頭は、そんなグインたちの軍勢を目にした、ユラニアの少年ファン・ダルの視点から物語がスタートしました。現在はまだ8歳のファン・ダルですが、いつかまたグインと再会することもあるのでしょうか!?アルセイス郊外へとやって来たグインたちは、そこに軍勢を駐留させました。そ...

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2009-07-27 (Mon)

光の公女/栗本 薫

光の公女/栗本 薫

グイン・サーガ第27巻、「光の公女」を読み終えました。イシュトヴァーンとアリは、ミロク教徒の姿に身を変えて、クムの都ルーアンへと潜り込んでいました。そこでいよいよ、アムネリスと接触するために動き出したのです。しかし、クムの第三王子タリクにイシュトヴァーンは目をつけられて、逆に彼らの動向を探られることになってしまいました。その頃、アムネリスはルーアンから離れて、バイアという貴族たちの保養地に離宮を持つ...

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2009-07-19 (Sun)

白虹/栗本 薫

白虹/栗本 薫

グイン・サーガ第26巻、「白虹」を読み終えました。ユラニアとケイロニアの戦いは、大きな動きのないまま冬を迎えて膠着状態に陥っていました。グインはアンナの村から離れたセガの森に、砦を築き来たるべき戦いに備えるのでした。アルゴスの黒太子スカールとの戦いで重傷を負い、イシュトヴァーンは1ヶ月ほど赤い盗賊の集団から遠ざかることを余儀なくされていました。その間に街道には、イシュトヴァーンの名をかたる偽物まで登...

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2009-07-15 (Wed)

パロのワルツ/栗本 薫

パロのワルツ/栗本 薫

グイン・サーガ第25巻、「パロのワルツ」を読み終えました。冒頭は、パロに捕らわれている囚人の描写から・・・。これはアストリアスでしょうか!?赤い盗賊に襲われて、愛するリー・ファを失ったスカールは、パロの賓客としてクリスタルで手厚い看病を受けることになりました。スカール自身の気持ちとしては、すぐにでも兵を率いてイシュトヴァーンを倒しに向かいたいものの、病にやつれた体ではそれもかないません。そんなスカール...

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2009-07-13 (Mon)

赤い街道の盗賊/栗本 薫

赤い街道の盗賊/栗本 薫

グイン・サーガ第24巻、「赤い街道の盗賊」を読み終えました。病に倒れたスカールは、ついにルードの森を抜けて、旧モンゴールの首都トーラスへと向かっていました。しかし、このまま草原の民全てを率いて旅を続けることはできません。そこでスカールはごく少数の供のみを残して、残りの部隊とは別に海路アルゴスを目指すことにするのでした。スカールが海路にこだわったのは、ノスフェラスで知ったグル=ヌーの秘密をナリスに知ら...

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2009-07-08 (Wed)

風のゆくえ/栗本 薫

風のゆくえ/栗本 薫

グイン・サーガ第23巻、「風のゆくえ」を読み終えました。17巻の放浪篇から始まったケイロニアを舞台にしたお話も、ついに完結です。イリスの前で、ついに自分の本当の身分を話したマリウス。マリウスが、パロの摂政アルド・ナリスの弟だと知って、イリスはなぜ自分がマリウスに強く惹かれたのか、その理由を悟ったのでした。彼らは2人とも、光の中を歩むことができず、影の人生を強いられた存在だったのです。しかし、マリウスの...

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2009-07-05 (Sun)

運命の一日/栗本 薫

運命の一日/栗本 薫

グイン・サーガ第22巻、「運命の一日」を読み終えました。黒曜宮で何が起きたかも知らず、イリスは早朝の街へと出てきました。そこで彼女は、全ての陰謀が潰えて、やけっぱちになっているバルドゥールと出会ったのでした。バルドゥールは、イリスを殺そうと襲いかかってきます。しかし、逆にイリスに傷を負わされてしまいましたが、イリスの隙を突いて彼女が男ではなく、女だということを知ったのでした。バルドゥールに抑え込まれ...

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2009-06-30 (Tue)

黒曜宮の陰謀/栗本 薫

黒曜宮の陰謀/栗本 薫

グイン・サーガ第21巻、「黒曜宮の陰謀」を読み終えました。皇帝の即位30周年と皇女シルヴィアの誕生日を祝う式典が近づく中、何者かが企んだ陰謀は着々と進行しているようです。それを阻止するため、グインは大帝アキレウスを病に伏させたのでした。そして、大帝に面会しようとするマライア皇后やシルヴィア、ダリウス大公さえもグインは側に近づけさせないように手を打ったのでした。そんな中、アキレウスの動向を探るために、宮...

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2009-06-26 (Fri)

サリアの娘/栗本 薫

サリアの娘/栗本 薫

グイン・サーガ第20巻、「サリアの娘」を読み終えました。前巻では、物語がいきなりノスフェラスへと飛びましたが、この巻では再びケイロニアへとお話が戻りました。黒曜宮へと招かれたグインは、そこで皇帝暗殺を目論む者たちの存在を知ります。グインと共にそれを知ったランゴバルド侯ハゾスでしたが、あっさりと刺客の手のかかってしまいました。命を落とす間際、グインを側に呼び寄せたハゾスは、重大な秘密をグインに託しまし...

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2009-06-23 (Tue)

ノスフェラスの嵐/栗本 薫

ノスフェラスの嵐/栗本 薫

グイン・サーガ第19巻、「ノスフェラスの嵐」を読み終えました。グインと決裂してしまったイシュトヴァーンは、サイロンの都から旅立とうとしています。そんな彼を、怪しげな占い師が呼び止めました。いずれ王となるべき人物、イシュトヴァーンを待っていたと、その男アリは言うのです。最初はアリの言葉を信じようとしなかったイシュトヴァーンでしたが、その話を聞いているうちに、アリの話に惹きつけられました。アリは、中原が...

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2009-06-17 (Wed)

サイロンの悪霊/栗本 薫

サイロンの悪霊/栗本 薫

グイン・サーガ第18巻、「サイロンの悪霊」を読み終えました。ダルシウス将軍の傭兵となったグインは、兵舎で暮らすようになっていました。そんなグインと同室になったのは、バルドゥールの密偵であるダニエルという男です。バルドゥールは、立ち合いでグインに敗れたことを恨み、いつかグインに復讐するつもりのようですね。そんな中、イシュトヴァーンがグインの元を訪れました。イシュトヴァーンは、再度グインに自分が王となる...

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2009-06-16 (Tue)

三人の放浪者/栗本 薫

三人の放浪者/栗本 薫

グイン・サーガ第17巻、「三人の放浪者」を読み終えました。この17巻から、いよいよ本格的に放浪篇のスタートです。リンダやレムスと別れた後、グインは吟遊詩人のマリウス、そしてパロから去ったイシュトヴァーンと共に旅を続けてきたようです。その旅の模様は、外伝で描かれているらしいですが、本伝だけを読んできた人間としては唐突に3人組が出来上がっていたので、読み始めた当初は戸惑いました。しかも、マリウスがイシュト...

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