アニメの「雪の女王」がスタートして以来、いつかは原作もきちんと読もうと思っていたので、岩波文庫の「完訳 アンデルセン童話集・2」に収録されている「雪の女王」を読んでみました。(以下、内容についてのネタバレがありますので、これから原作を読もうと思ってらっしゃる方はご注意ください。)原作は、7つのお話からなる物語でした。1つ目は、悪魔が作った鏡の物語です。アニメとは違い、悪魔たちが神様をからかうために...
アニメを見終わったら、絶対に原作を読んでみようと思っていたので、ようやく読んだ~という感じでした。(^^;
ラギさんは、アニメ・オリジナルのキャラです。というか、原作では雪の女王と悪魔の対決がないので、ああいうキャラは出番がないんです。(笑)
私もアニメはほとんどオリジナルかと思ったのですが、予想外に原作からの流用があって驚きました。
でも、やはり原作は童話だな~という感じです。幻想的な雰囲気はありますが、感情移入度は低かったです。
アニメは、非常にゲルダに感情移入して見ていましたので、余計にそう思えるのかもしれませんけど。(^^;
私も原作の童話を知らなかったので、どんな内容なのか気になっていたんですよ(^^;
アニメシリーズではあちこちに話が飛んでいた印象だったのですが、結構原作に沿った内容だったのですね。
アニメの方が完成度が高いと感じさせるとは、やはり出崎監督や脚本・演出が良かったことの証なのでしょう。
原作ではラギって出てくるんでしょうか?