年末年始を通して視聴してきましたが、ようやく全話の再視聴を完了しました。全体的にとてもシビアな物語ですが、最終話の爽快さを味わうためにも、何度も見直す価値がある作品だと思いました。第1話と同じようで、微妙に違うアバンの見せ方が上手いです。ほんの少しの変化で、昴治の精神的な成長がきちんと描かれていました。これまで陰惨な展開が続いてきただけに、登場人物たちが送っている平和な日常がとても価値のあるものだ...
時々の記録
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灰のゲシュペンストとの壮絶な戦いと平行して、昴治はイクミや祐希に対して自分なりの答えを示します。そして、リヴァイアスを襲った陰謀の全貌が明らかになり、ようやくリヴァイアスでの苦しい航海に終わりの時がやってきたのでした。第22話のAパートは、総集編的な形を取りながらネーヤが感情を学習したことが描かれました。それに合わせるように、メインとなったキャラたちそれぞれの思いや心の傷が明らかになって行きます。制...
数話単位での感想が多いリヴァイアスですが、この第21話は1つの記事としました。1人の人間の無力さに絶望しつつも、1筋の希望が描かれた転換点になったお話だと思ったからです。イクミはリヴァイアス艦内に秩序を取り戻すためにヴァイタル・ガーダーでリヴァイアスを攻撃して、恐怖で他の実習生たちを自らの望むとおりに動かそうとします。そんなイクミに、祐希やカレン、ヘイガーらも協力してリヴァイアスに秩序が戻ったかに見...
真紅のディカスティアという強敵を前に、絶体絶命のピンチに陥るリヴァイアス。祐希とイクミの活躍で危機を乗り切ったものの、リヴァイアス艦内ではこずえの暴行という痛ましい事件が起きてしまいました。それをきっかけに、今まで昴治やイクミ、あおい、こずえ、それぞれの間にあったはずのものが壊れてしまいました。絶望的な状況の中で、昴治は主人公とは思えないほど無力で情けない姿を見せました。昴治とイクミの関係が冷えた...
青のインプルスとの戦闘中に漏らしたブルーの言葉が艦内に放送され、リヴァイアスの主導権は再びツヴァイを中心としたものに戻りました。名目上の艦長はユイリィですが、実質的な支配者がヘイガーなのが巧妙ですね。初のヴァイア艦同士の戦いは、青のインプルスの艦長のちょっと壊れたキャラもあって^^;、かなり見応えがありました。しかし、それ以上に見応えが出てきたのが、登場人物たちの心の動きです。これまでいい感じだった...
軌道保安庁との戦いが避けられないと知ったブルーたちは、ヴァイタル・ガーダーを動かして敵を撃墜するのでした。つかの間の勝利に浮かれたものの、その攻撃を逆手に取られてリヴァイアスはテロリストだと見なされてしまうのでした。自分たちが生き延びるためのやむを得ない選択だったはずなのに、それが結果として自分たちを追い詰めることになってしまう展開が悲惨ですね。総集編的な雰囲気の第12話が、これまでの状況を整理しつ...
リヴァイアスで救助を待つ実習生たちでしたが、彼らは偶然に軍事機密と関わり存在を抹消されようとしているのでした。外部の情報から切り離された中で、ツヴァイを中心としたリヴァイアスの体制にも変化が訪れました。極限状況を理由に、生徒たちの能力ランク順位を発表したり、軌道保安庁から爆雷攻撃された事実を一般生たちには隠蔽したり、ツヴァイに一般生たちと同等の存在から支配者としての姿が顔を覗かせます。そんな中、リ...
リーベデルタの危機から生徒たちが逃げ出す時間を稼ぐため、教官たちは居住区画の切り離しを行い命を落とします。助かったかと思ったところから一転、リーベデルタ内に隠されていたリヴァイアスを巡る陰謀の中に生徒たちは巻き込まれてしまうのでした。そんな中で、士官候補生のツヴァイを中心とした秩序が生まれました。しかし、その秩序は微妙なバランスの上に成り立っている脆弱なものでした。ツヴァイの中では、序盤からルクス...
財政状態は苦しいのですが^^;、「無限のリヴァイアス」のサウンドリニューアルBOXが発売されていると知って、安売りしているお店を必死で探して購入してしまいました。(^^;今回のBOXでは、5.1chの音声が追加されたのに伴い、新規にレコーディングされた「dis-2006」が聞けたり、本編中の音楽、セリフ、画質などにも谷口悟朗監督が手を入れた力の入ったものになっているそうです。また、5.1ch化されてないオリジナルの音声も収録さ...
こんなところで何ですが卒論の完成、本当にお疲れ様でした~。これで、安心してアニメに集中できますね。(笑)
リヴァイアス、私も放映中には見られなくて、初視聴はレンタルで借りてでした。物語に緊張感があって、その時も最後まで一気に視聴させられてしまいました。
この作品は、多数の登場人物がそれぞれに1人の人間として立っているのが凄いですね。それぞれのキャラが属しているグループがあって、その中に別のグループとの接点となるキャラがいてという関係にリアリティを感じました。
そして、その人間関係がさまざまな出来事を経験する中で変化してゆくのも、現実の社会を反映しているみたいで驚きました。
以前に視聴した時もそうでしたが、没頭して一気にみたい作品なので、今から年末年始の通し視聴が楽しみです。(^^)
コメント失礼します。
>「無限のリヴァイアス」
今年の夏に初めて視聴しました。リヴァイアス、相当面白いですよね(^^) 物語の展開に引っ張られて、凄く短期間で観終わった事を覚えています。ホント、あっという間だったです(笑)
>とにかく登場人物が多い作品
何より群像劇として良く出来ていますよね。そして、各キャラがしっかりと立っている。忘れっぽい僕が、未だに登場人物たちの事をハッキリと覚えているくらいですから、その的確なキャラ描写は凄いです。「プラネテス」と並ぶ、谷口監督の代表作だと思います。
年末年始にリヴァイアスというのも、なかなか乙なものかもしれませんよ~(^^)