エドナが嘘をついていたと知ったアンは、エドナに殴りかかりました。院長先生は、罰として2人に手を繋いだまま過ごすように命じたのでした。
エドナの企みが功を奏して、アンは自分からプリンス・エドワード島行きを辞退すると院長先生に話しに行きました。しかし、アンはその直後にエドナが嘘をついていたことを知ったのでした。憧れのプリンス・エドワード島行きを諦めたアンは、怒りのあまりエドナにつかみかかりました。そして2人は大ケンカを始めてしまったのでした。
そんな2人に、院長先生はしばらくの間手を繋いだまま生活するように命じました。最初のうちはいがみ合っていた2人でしたが、それでも一緒に過ごすうちに少しずつ話を始めました。
今回とても印象的だったのは、ケンカした2人に対する院長先生のこの処置でした。普通ケンカした子供がいたら、大人は子供に罰を与えるか叱るでしょう。しかし、それでは問題は何も解決しません。ケンカした子供同士のわだかまりは残り続けます。ケンカした者同士を一緒に過ごさせるという罰は、これを解消するとてもいいやり方だと思いました。
そして、エドナはアンに本当のことを語りました。エドナがお母さんに捨てられた、それは本当のことだったのです。
ただ1つ嘘があったのは、お前はいらない子だと言われたことだけでした。しかし、理由もわからないままお母さんに孤児院に置き去りにされたエドナは、ずっとお母さんから捨てられた苦しみを抱えていたのでした。
エドナから話を聞かされて、アンは泣き出してしまいました。お母さんの思い出のないアンにとって、お母さんはいつも温かなひだまりのような存在だったからです。
その頃、用務員のサイラスがエドナのお母さんを見つけ出していました。そして、エドナのお母さんを孤児院へと連れて来たのです。そんなお母さんとエドナは対面してしまいました。今でもエドナのことを大切に思っているお母さんでしたが、エドナは自分を置き去りにしたお母さんがどうしても許せませんでした。そして、お母さんが作ってくれた大切なお人形のジュディを、川へと投げ込んでしまったのでした。
それを見ていたアンは、流された人形を必死で追いました。そして、とうとうずぶ濡れになりながらも、人形を拾い上げてきたのでした。そして、エドナのお母さんがエドナを捨てた真相が明かされました。エドナのお母さんは、人から疎まれる病気にかかっていたのです。孤児院にエドナを預けたあの日、本当はお母さんは自ら命を絶つつもりでした。
しかし、エドナの顔を思い出して、どうしても死ぬことができなかったのです。その後、お母さんは療養所の医師に救われました。まだ病気は完全に治っていないようですが、エドナに会うためにやって来たのでした。
そしてエドナのお母さんは、人形の中に縫い込まれた指輪を取り出しました。それは、お母さんが亡くなったお父さんから贈られた大切なものでした。しかし、大切なものだからこそ、お母さんはそれをエドナの手元に残したのでした。
それを知ったエドナは、ようやくお母さんの胸に飛び込むことができました。(/_;)
今回は、エドナの過去に泣かされました。孤児たちの中にいて、誰とも距離を置いているように見えたエドナには、そんなに悲しい過去があったんですね。(涙)
心のどこかではお母さんを信じたいと思っているエドナ、しかしその一方でお母さんに憎しみも感じています。そんなエドナの微妙で複雑な気持ちが、とてもうまく表現されていたと思います。
エドナの企みが功を奏して、アンは自分からプリンス・エドワード島行きを辞退すると院長先生に話しに行きました。しかし、アンはその直後にエドナが嘘をついていたことを知ったのでした。憧れのプリンス・エドワード島行きを諦めたアンは、怒りのあまりエドナにつかみかかりました。そして2人は大ケンカを始めてしまったのでした。
そんな2人に、院長先生はしばらくの間手を繋いだまま生活するように命じました。最初のうちはいがみ合っていた2人でしたが、それでも一緒に過ごすうちに少しずつ話を始めました。
今回とても印象的だったのは、ケンカした2人に対する院長先生のこの処置でした。普通ケンカした子供がいたら、大人は子供に罰を与えるか叱るでしょう。しかし、それでは問題は何も解決しません。ケンカした子供同士のわだかまりは残り続けます。ケンカした者同士を一緒に過ごさせるという罰は、これを解消するとてもいいやり方だと思いました。
そして、エドナはアンに本当のことを語りました。エドナがお母さんに捨てられた、それは本当のことだったのです。
ただ1つ嘘があったのは、お前はいらない子だと言われたことだけでした。しかし、理由もわからないままお母さんに孤児院に置き去りにされたエドナは、ずっとお母さんから捨てられた苦しみを抱えていたのでした。
エドナから話を聞かされて、アンは泣き出してしまいました。お母さんの思い出のないアンにとって、お母さんはいつも温かなひだまりのような存在だったからです。
その頃、用務員のサイラスがエドナのお母さんを見つけ出していました。そして、エドナのお母さんを孤児院へと連れて来たのです。そんなお母さんとエドナは対面してしまいました。今でもエドナのことを大切に思っているお母さんでしたが、エドナは自分を置き去りにしたお母さんがどうしても許せませんでした。そして、お母さんが作ってくれた大切なお人形のジュディを、川へと投げ込んでしまったのでした。
それを見ていたアンは、流された人形を必死で追いました。そして、とうとうずぶ濡れになりながらも、人形を拾い上げてきたのでした。そして、エドナのお母さんがエドナを捨てた真相が明かされました。エドナのお母さんは、人から疎まれる病気にかかっていたのです。孤児院にエドナを預けたあの日、本当はお母さんは自ら命を絶つつもりでした。
しかし、エドナの顔を思い出して、どうしても死ぬことができなかったのです。その後、お母さんは療養所の医師に救われました。まだ病気は完全に治っていないようですが、エドナに会うためにやって来たのでした。
そしてエドナのお母さんは、人形の中に縫い込まれた指輪を取り出しました。それは、お母さんが亡くなったお父さんから贈られた大切なものでした。しかし、大切なものだからこそ、お母さんはそれをエドナの手元に残したのでした。
それを知ったエドナは、ようやくお母さんの胸に飛び込むことができました。(/_;)
今回は、エドナの過去に泣かされました。孤児たちの中にいて、誰とも距離を置いているように見えたエドナには、そんなに悲しい過去があったんですね。(涙)
心のどこかではお母さんを信じたいと思っているエドナ、しかしその一方でお母さんに憎しみも感じています。そんなエドナの微妙で複雑な気持ちが、とてもうまく表現されていたと思います。
http://variegato.blog34.fc2.com/blog-entry-1888.html
最終更新日 : 2022-10-30
* by 横溝ルパン
こんにちは。いつもお世話になります。
エドナの過去話、とってもよかったですよね。自分を置き去りにしたお母さんを憎く思うものの、お母さんから渡されたジュディは手放すことができず、お母さんへの複雑な思いに揺れるエドナが本当によかったです。(^^)
それから、カウントダウンイラストがんばってくださいね!
先ほど最新のYUMEさんのイラストを拝見させていただきましたが、クリスマスにぴったりな上に、あの時の内容を思い出してうるうるしてしまいました。(/_;)
エドナの過去話、とってもよかったですよね。自分を置き去りにしたお母さんを憎く思うものの、お母さんから渡されたジュディは手放すことができず、お母さんへの複雑な思いに揺れるエドナが本当によかったです。(^^)
それから、カウントダウンイラストがんばってくださいね!
先ほど最新のYUMEさんのイラストを拝見させていただきましたが、クリスマスにぴったりな上に、あの時の内容を思い出してうるうるしてしまいました。(/_;)
いつもお母さんがくれた人形のジュディに色々と心のうちを打ち明けていたのに、お母さんを見て、「あんたの顔なんか見たくない!」と言ってしまうエドナ。
そんなエドナの、お母さんへの思いと恨みが入り混じった気持ちが、アンがジュディを見つけてきたことでほぐれ、最後に抱き合う、という展開は本当に見ていて感動的でした!
PS:こちらのカウントダウン企画もあと2日です。あと5日、あと3日は私、あと4日はYUMEさんにお願いしたのですが、ついさっき「あと2日」用のYUMEさんに描いていただいたイラストが届いたので掲載しました。
横溝ルパンさん、このイラストを見たらうるうるするんではないでしょうか。
(私もメールを開いた時に感動して、しばし更新を忘れていました…。)
(もしよろしければ、私のサイトの記事のほうにもコメントしていただけるとうれしいです、YUMEさんにも感想が伝わると思うので…)