アンが学校に行くことができるようになるお話でした。
エッグマンのところに卵を買いに行くたびに、アンは新しい言葉を5つ教えてもらっていました。そんなある日、アンは以前手に入れたブラウニングの詩集を持ってエッグマンのところにでかけました。その中の詩の1つを、エッグマンが朗読してくれたのを聞いて、アンはその詩をすっかり覚えてしまったのでした。
野菜ブラシをダメにしてしまったことを、ジョアンナは意外と根に持っていたんですね。(^^;
でも確かに真冬の水は冷たいでしょうし、手のかかる子供たちに囲まれて、ジョアンナの苦労も絶えなくて、ついアンに八つ当たりしてしまうのでしょうね。
ある日、ジョアンナと一緒に街へ買い物に出かけたアンは、1人の女性が男性と激しく言い合いをしているところに出くわしました。その女性は、学校の新人教師なのだそうです。女性は家にいて子供を育てたり家事だけしていればいいという男性に、その女性教師は食ってかかっていました。
これからは、女の子だって男の子と同じように学校に行って、自分なりの夢を持つべきだ。そんな女性の言葉に、アンは惹かれるものを感じたようです。
そして、女性教師がブラウニングの詩を口ずさむと、それを引き継いでアンは詩を暗唱して見せました。その詩は、ちょうどエッグマンが教えてくれたばかりの詩だったのです。
それを聞いた女教師は、とても驚きました。そしてアンも学校に来るように勧めたのでした。しかし、それを聞いてジョアンナは大怒りです。アンが家にいなくなったら、ますますジョアンナの家事の負担が増えるからです。
しかし、アンは学校に行きたいという願いを捨てきれず、女教師に孤児でも学校に行けるのか尋ねるのでした。孤児でも学校に行っていいと言われたアンは、ますます学校に対する気持ちを募らせてゆきました。しかし、ジョアンナは断固としてアンを学校に行かせるつもりはないようです。
あまり頑ななジョアンナに、バートはアンを学校にやってもいいのではと言い出しました。その時、ジョアンナはジェシーにアンを任せなかったことを少し悔やんだようですね。
再びエッグマンのところに買い物に行ったアンは、そのことをエッグマンに話しました。すると彼は、アンがダメにしてしまった野菜ブラシを買えるように、アンにニワトリ小屋の掃除という仕事を与えて、報酬を出してくれると約束してくれたのでした。
それ以来、アンはエッグマンのところに行くたびに、ニワトリ小屋の掃除をして小銭を稼ぎました。
そして、とうとうお金が貯まり、アンは野菜ブラシを買うことができました。喜び勇んでジョアンナのところに帰ったアンでしたが、それを見てジョアンナは驚いたものの、相変わらずそっけない態度です。
・・・と思ったら、冬の間は仕事が多くてアンを学校にやれないけれど、春になったら週に3日アンを学校に行かせてくれるとジョアンナは言ってくれたのでした。
それを聞いて、アンはうれしくてなりません。初めての学校で、アンがどんな経験をすることになるのか楽しみです。
今回はアンが学校に行けるまでを描いた、とてもいいお話でしたね。
いつもアンには厳しいジョアンナですが、そんなジョアンナをアンは恨むどころか、孤児の自分を助けてくれた恩人だと思っているのにはほろりとさせられました。そして、恩を感じるだけでなく、いつかその恩を返そうと考えているアンの心が、ジョアンナの頑なな心を動かしたのかもしれませんね。
エッグマンのところに卵を買いに行くたびに、アンは新しい言葉を5つ教えてもらっていました。そんなある日、アンは以前手に入れたブラウニングの詩集を持ってエッグマンのところにでかけました。その中の詩の1つを、エッグマンが朗読してくれたのを聞いて、アンはその詩をすっかり覚えてしまったのでした。
野菜ブラシをダメにしてしまったことを、ジョアンナは意外と根に持っていたんですね。(^^;
でも確かに真冬の水は冷たいでしょうし、手のかかる子供たちに囲まれて、ジョアンナの苦労も絶えなくて、ついアンに八つ当たりしてしまうのでしょうね。
ある日、ジョアンナと一緒に街へ買い物に出かけたアンは、1人の女性が男性と激しく言い合いをしているところに出くわしました。その女性は、学校の新人教師なのだそうです。女性は家にいて子供を育てたり家事だけしていればいいという男性に、その女性教師は食ってかかっていました。
これからは、女の子だって男の子と同じように学校に行って、自分なりの夢を持つべきだ。そんな女性の言葉に、アンは惹かれるものを感じたようです。
そして、女性教師がブラウニングの詩を口ずさむと、それを引き継いでアンは詩を暗唱して見せました。その詩は、ちょうどエッグマンが教えてくれたばかりの詩だったのです。
それを聞いた女教師は、とても驚きました。そしてアンも学校に来るように勧めたのでした。しかし、それを聞いてジョアンナは大怒りです。アンが家にいなくなったら、ますますジョアンナの家事の負担が増えるからです。
しかし、アンは学校に行きたいという願いを捨てきれず、女教師に孤児でも学校に行けるのか尋ねるのでした。孤児でも学校に行っていいと言われたアンは、ますます学校に対する気持ちを募らせてゆきました。しかし、ジョアンナは断固としてアンを学校に行かせるつもりはないようです。
あまり頑ななジョアンナに、バートはアンを学校にやってもいいのではと言い出しました。その時、ジョアンナはジェシーにアンを任せなかったことを少し悔やんだようですね。
再びエッグマンのところに買い物に行ったアンは、そのことをエッグマンに話しました。すると彼は、アンがダメにしてしまった野菜ブラシを買えるように、アンにニワトリ小屋の掃除という仕事を与えて、報酬を出してくれると約束してくれたのでした。
それ以来、アンはエッグマンのところに行くたびに、ニワトリ小屋の掃除をして小銭を稼ぎました。
そして、とうとうお金が貯まり、アンは野菜ブラシを買うことができました。喜び勇んでジョアンナのところに帰ったアンでしたが、それを見てジョアンナは驚いたものの、相変わらずそっけない態度です。
・・・と思ったら、冬の間は仕事が多くてアンを学校にやれないけれど、春になったら週に3日アンを学校に行かせてくれるとジョアンナは言ってくれたのでした。
それを聞いて、アンはうれしくてなりません。初めての学校で、アンがどんな経験をすることになるのか楽しみです。
今回はアンが学校に行けるまでを描いた、とてもいいお話でしたね。
いつもアンには厳しいジョアンナですが、そんなジョアンナをアンは恨むどころか、孤児の自分を助けてくれた恩人だと思っているのにはほろりとさせられました。そして、恩を感じるだけでなく、いつかその恩を返そうと考えているアンの心が、ジョアンナの頑なな心を動かしたのかもしれませんね。
最終更新日 : 2022-10-30
こんにちはアン11話「冬のひまわり」 一週間に一度アンは卵を買いに行くたびに、エッグマンに 新しい単語を教えてもらうようになった。 宝物である「金色の泉」と名前を付けた ブラウニングの詩集を一緒に持って行く。 エッグマンは、ブラウニングの詩の一篇を... …
2009/06/20 22:45 天青石 ~Celestine~