リョザ神王国の歪み。それは大公領の2人の兄弟、シュナンとヌガンを対立させることになってしまうのでした。
相変わらずエリンは、王獣一直線の生活を送っています。その後もリランの世話を任されたエリンは、自分のことはそっちのけでリランを見守るのでした。そんなエリンにトムラ先輩がちょっかいかけてます。(^^;
何かとエリンを気にかけてやるトムラ先輩は、あわよくばエリンと先輩後輩以上の関係になろうとしているように見えてなりません。(笑)
その頃、大公領では相変わらず隣国・ラーザとの戦いが続いていました。長引く戦に、兵士たちは疲れきっています。そんな彼らを見ながら、何もしてやれない自分をシュナンは苦々しく思っているようです。
まだ戦場に出ることを許されないヌガンは、幼い頃に兄のシュナンと交わした約束を思い、ひたすら真王に尽くすことだけを考えていました。ヌガンは何度も戦場に出して欲しいと父親に頼んでいたようですが、ヌガンの願いは聞き届けられず、ヌガンと父親の関係はギクシャクしているようです。
そんな時、戦場から負傷した兵士たちを連れてシュナンたちが帰ってきました。傷ついた兵士たちのために、真王領からは一応医師が派遣されたようですが、医師たちは戦場へ赴いて来るのではなく、大公領の城へとやって来たのでした。そんな真王領の人々のやり方に、シュナンは苦い思いを味わっていました。
そんなシュナンをさらに腹立たせたのは、ダミヤから贈られた花束でした。傷つき疲れた兵士たちに、花束が一体何の役に立つというのでしょうか!?
しかし、真王領からの使者の前で怒りをあらわにするわけにもいかず、シュナンは黙って彼らに頭を下げるのでした。
そして大公もまた、シュナンと同じように長引く戦に心を痛めているようです。1日も早く戦に決着をつけるためには、ラーザとの戦いで大きな戦果を挙げるしかありません。そんな話し合いをしているところに、昔教えられた理想だけに縛られているヌガンがやって来ても、話し合いになるはずがありません。それでも父に食い下がろうとするヌガンを、シュナンが止めたのでした。
シュナンに止められたことで、ヌガンは腹を立てました。かって一緒に木を植えた時の約束、それを忘れてしまったのかとヌガンはシュナンに迫ります。シュナンとて、それを忘れたわけではないでしょうが、この国のもたらす歪みが多くの兵士たちを苦しめている現実を知って、それを見過ごすことはできなかったのです。
かくして、仲の良い兄弟だったシュナンとヌガンは、刃を交えることになってしまいました。戦いは引き分けに終わりましたが、兄弟の進むべき方向は決定的に食い違ってしまったようです。ヌガンは、兄と一緒に植えた木を自ら切り倒してしまいました。そんなヌガンが、これからどう動くのか気がかりです。
相変わらずエリンは、王獣一直線の生活を送っています。その後もリランの世話を任されたエリンは、自分のことはそっちのけでリランを見守るのでした。そんなエリンにトムラ先輩がちょっかいかけてます。(^^;
何かとエリンを気にかけてやるトムラ先輩は、あわよくばエリンと先輩後輩以上の関係になろうとしているように見えてなりません。(笑)
その頃、大公領では相変わらず隣国・ラーザとの戦いが続いていました。長引く戦に、兵士たちは疲れきっています。そんな彼らを見ながら、何もしてやれない自分をシュナンは苦々しく思っているようです。
まだ戦場に出ることを許されないヌガンは、幼い頃に兄のシュナンと交わした約束を思い、ひたすら真王に尽くすことだけを考えていました。ヌガンは何度も戦場に出して欲しいと父親に頼んでいたようですが、ヌガンの願いは聞き届けられず、ヌガンと父親の関係はギクシャクしているようです。
そんな時、戦場から負傷した兵士たちを連れてシュナンたちが帰ってきました。傷ついた兵士たちのために、真王領からは一応医師が派遣されたようですが、医師たちは戦場へ赴いて来るのではなく、大公領の城へとやって来たのでした。そんな真王領の人々のやり方に、シュナンは苦い思いを味わっていました。
そんなシュナンをさらに腹立たせたのは、ダミヤから贈られた花束でした。傷つき疲れた兵士たちに、花束が一体何の役に立つというのでしょうか!?
しかし、真王領からの使者の前で怒りをあらわにするわけにもいかず、シュナンは黙って彼らに頭を下げるのでした。
そして大公もまた、シュナンと同じように長引く戦に心を痛めているようです。1日も早く戦に決着をつけるためには、ラーザとの戦いで大きな戦果を挙げるしかありません。そんな話し合いをしているところに、昔教えられた理想だけに縛られているヌガンがやって来ても、話し合いになるはずがありません。それでも父に食い下がろうとするヌガンを、シュナンが止めたのでした。
シュナンに止められたことで、ヌガンは腹を立てました。かって一緒に木を植えた時の約束、それを忘れてしまったのかとヌガンはシュナンに迫ります。シュナンとて、それを忘れたわけではないでしょうが、この国のもたらす歪みが多くの兵士たちを苦しめている現実を知って、それを見過ごすことはできなかったのです。
かくして、仲の良い兄弟だったシュナンとヌガンは、刃を交えることになってしまいました。戦いは引き分けに終わりましたが、兄弟の進むべき方向は決定的に食い違ってしまったようです。ヌガンは、兄と一緒に植えた木を自ら切り倒してしまいました。そんなヌガンが、これからどう動くのか気がかりです。
最終更新日 : 2022-10-30
「嘆きの歌」 内戦。。悲しい事です。 根底が揺らいでるんだな。 年寄りはかわいそう。せめてお父さん。 ほのぼの~。 王宮はかやの外かぁ。 弟君の焦り。。利用されそう。 父親暗殺とかしないでね。 利発そうなお兄さん。 この人の策略か。。コワイわ~素敵だわ~?... …
2009/06/23 12:34 朔夜の桜